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青年の普遍的思索。500万部突破の世界的名著、待望の新装復刊。青年期の心を巡る、生き方を探し求める心理エッセイ。◆訳者新装版あとがき:きたやまおさむ◆推薦:山崎まどか(コラムニスト)「(前略)どのページのどの言葉も覚えている。久しぶりに手にとって、これはもしかして、いま必要とされている言葉ではないかと考える。北山修の名訳だ。」◆装画:中田いくみ(『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』)
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Posted by ブクログ
捉え所が難しい文章がけっこうあったので何回も繰り返し読みました。 意味がわかってくると、とても良い本だなと思いました。色々な事柄についての思索を深められるからです。 自信、経験、失敗、性、幸福、孤独、直感… 自分の考えと照らし合わせて、楽しく読めました。 印象に残った言葉がたくさんあり、ノート...続きを読むにメモしました。 日記のような感じで読みやすい。 色々な事柄について考えたいと思っている人に適した本だなと思いました。
「ぼく」という一人称 で語る独白。 「ぼく」は、私であり 彼や彼女であり、 病院の待合で隣に座る ご老人であり、 見も知らぬ誰かである。 誰もが多かれ少なかれ 青年期に思索する、 根源的な問いに対する 洞察が連綿と綴られて います。
アメリカ南西部、ユタ州の小さな出版社から発表された個人の日記の抜粋。 著者は文学者や哲学者ではなく、立派な肩書きもないただの男とのこと。 ぼくたちがある物事を受けて、感じたことに真っ直ぐ誠実になる。それが日々の生活で遭遇する様々な出来事に自分らしく対処するために必要なことだという...続きを読む。 何か困難に衝突した時に原因を外的要因に押し付け、自身については悩みがないように振る舞うことや、他人との軋轢の最中で本当に気に入らない事に気付けないことはよくある事だと思う。 心がどう感じているか、がすなわち自分らしさで、自分自身と言っても差し支えないかも知れない。 ただ、不思議なことに自分は過去の経験から形成されているにも関わらず、5分後の行動さえ予測出来ないほど未完成で曖昧なもの。 その時その時に自分がどう感じているか分析して、自分自身を対処する方法を考えて、責任を持って動くしかない。 これはある意味では良いもので、実力不足、相応しくないと考えてはいても、面白そうだから飛び込んでみようとする自分を肯定する道具にもできる。 他人と揉めた時、相手がどう思っているかきちんと考えると言うのは皆が解っていることだが、同時に自分がどう思っているか素直に感じることは弁証法的に問題を止揚するためになくてはならないとハッとさせられた。 共感できない内容もあったが、それも自分、ということで。 あれこれ考えているととりとめもなく、長くなってしまうので記録はここまで。
感想 自分を出してみる。社会の中では難しいかも。だけど日記の中では全開でいい。本当はどう思ったのか。実は何を考えたか。向き合って抱きしめる。
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