名越健郎のレビュー一覧

  • 独裁者プーチン

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    著者は時事通信モスクワ支局長などを歴任した、ロシア政治ウオッチャー。長年のロシアの取材から得たプーチン大統領の人となりや、かなり特殊な政策の裏側を丹念に追っている。

    まさに「独裁者」と呼ぶに相応しいやり方の数々だ。2012年時点での本であり、プーチン氏がまだまだ気力・体力ともに相当充実していた頃の活動が述べられている。テレビ放映を使って「弱者に寄り添い、権力者を懲らしめる」演出をしていた話は悪い冗談のように思えた。さしずめ「川口浩探検隊」のような作り物感満載のバラエティ・ショウであり、傍から見れば滑稽極まりない。ロシア国民も、そのやらせショーを何割くらいが本気で信じていたのかと思う。

    他に

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    2025年07月03日
  • 独裁者プーチン

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     プーチンを中心として現代ロシアについて記述されているが、プーチンの生い立ちや権力掌握過程、現在のプーチンの立ち位置とロシアの政治社会について、世間一般でいわれている一般論的な話として記述するにとどまっている。本書では目新しい事実や踏み込んだ考察はなされていないが、あくまで客観的立場で記載されておりプーチンやロシアという国を復習的に理解するのには役立つ本だと思った。

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    2024年05月30日
  • ジョークで読む世界ウラ事情

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    コロナウィルス発祥の地と言われる武漢、アメリカ、EU、ロシア、北朝鮮をメインに、現在の国際情勢をゆるく・ざっくり学ぶにはこれ程良い本は無いと思います。海外に留学予定の方や外国人とコミュニケーションをとる機会が多い方は英語等でこれらのジョークを話せたら、親密度が増すんではないでしょうか。

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    2022年01月03日
  • ジョークで読む国際政治

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    "ジョークだけでは笑えない場合もある。特に政治を風刺したようなものの場合は、その経緯、背景などを知っていないと笑えない。政治、社会、に起きている事象を理解しておく必要がある。
    本書は背景の説明のあとジョークが並ぶので、わかりやすい。
    感覚的にわからないものもあるが、それは文化、宗教などによる感覚なのかもしれない。
    いろいろな国の風刺を学ぶことは、その国の文化を学ぶことにもなる。相手を理解する一助になる。"

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    2018年10月28日
  • まんがでわかる ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン

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    大統領になるまではほぼ無名。しかし、エリツイン大統領の後継指名
    を受けてから何から何までボロボロになったロシアを立て直し、
    「Forbes」誌の「世界で最も影響力のある人物ランキング」で4年
    連続1位となったロシア・プーチン大統領。

    私もずっと注目している。だって、元KGBのスパイなのよ、その人
    が国のトップになっちゃったのだもの。スパイってだけで無条件で
    興味津々なのに、毎年のように公開される「プーチン閣下の夏休み」
    というプロパガンダ映像のなんと魅力的なことか。

    ええ、やられてますよ、このプロパガンダに。私のパソコンの画像
    フォルダには数々のプーチン閣下画像が保存され

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    2017年10月01日
  • 独裁者プーチン

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    ネタバレ

    他の方のレビューにもありますが、作者は特に意見を提示するというわけでもなく、淡々とプーチンについて述べているという本です。
    政治事情に疎い私にとってはプーチンについて知りたかった事がまとめられていて良いと思いました。

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    2012年12月15日
  • 独裁者プーチン

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    ネタバレ

    新しいプーチン像を知ることができるかなと思って読んだが、知っていることの方が多くてちょっと肩透かしをくらった気分だ。
    プーチンを取り巻く環境や政治事情の復習には最適。

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    2012年09月06日
  • 独裁者プーチン

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    プーチンといえば、F1に乗ったりとガチャピンのようなパフォーマンスをする元KGBの切れ者、という印象でした。が、KGBではそれほど出世したわけでもなく、その後に頭角を現し、大統領就任後のスピード感ある「聖断」で独裁者の地位を盤石にしたと。権力から退いたらどれだけの罪に問われるかわからないから、死ぬまでやめられない、などと揶揄される。
    この人がどのように権力から退場するのかわからないけれど、その時日露関係に激変が起こる、はず(日本の外交が確かなら)。お隣にもっと気を配ろう。

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    2012年06月14日
  • 独裁者プーチン

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    タイトルは過激だが、内容はそれほどでもない。
    ただ、プーチンが予想通りの言動をしていることはよくわかった。

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    2012年05月29日
  • ジョークで読む国際政治

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    タイトル通りの内容。
    国際政治・・というほどの内容ではない。新聞の見出しになってる出来事について、ぐらいのレベル。
    日本にはあまり馴染みのない、湾曲的な風刺の意味も込めた政治的ジョークの羅列です。ふまじめと見るか、関係性を理解してはっはと笑ってみるかは、貴方次第。

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    2011年04月22日
  • クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史

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     クレムリンの秘密文書から、日本とソ連の関係を暴いていこう、という本です。最初は、女優が愛人とソ連に亡命して、かなり苦しい状況にあったことが秘密文書から明らかになった、という話で、はっきり言ってそんなこと暴いてどうするのよ、という感じはありました。もっとも、途中からは共産党・社会党とソ連との関係、それも表ざたにはできない関係を秘密文書から暴いていくという感じで、興味深く読めました。

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    2009年10月04日
  • ジョークで読む国際政治

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    「一方ソ連は鉛筆を使った」みたいな国民性ジョークの政治ネタ版といったところ。
    けっこう笑えるものもあるし、最新の国際情勢なんかも少し身につく。
    (2008/07/30)

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    2009年10月04日