名越健郎のレビュー一覧

  • ジョークで読み解く「ロシア近現代史」

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    ロシアの帝政が終焉、社会主義革命が起こった1917年から、ウクライナへ侵攻している現在までを、政権トップの移り変わりと時代背景を織り交ぜながら、諷刺の色濃いロシアのアネクドート(小話)で辿っている。独裁者スターリンから、フルシチョフ、ブレジネフと続き、高齢・短命のアンドロポフ、チェルネンコを経て、ゴルバチョフ、エリツィン、プーチンへと特徴を表出させた小話が続く。この本のニュアンスを伝えるために小話を2話載せる。笑える。
    ・日本の労働者は隣の会社が何をしているか知らない。ドイツの労働者は隣の部屋で何をしているか知らない。アメリカの労働者は隣の同僚が何をしているか知らない。ソ連の労働者は自分が何をしているか知らない。
    ・キリスト教と社会主義の違いは何か?
    聖書では初めにカオス(混乱)があって、そこから計画に従って秩序が生まれる。社会主義では初めに計画があって、そこからカオスが生まれる。

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    2026年09月08日
  • まんがでわかる ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン

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    プーチンという人物について、ニュースで見聞きする情報だけでは分からなかった生い立ちや、権力を握るまでの流れがマンガで分かりやすく描かれていました。

    KGB時代から政治の世界へ進み、ロシアという大国を動かす存在になるまでの過程はとても興味深く、なぜ現在の国際情勢に大きな影響を与えているのか理解するきっかけになりました。

    北方領土問題やウクライナ情勢など、普段ニュースで聞く出来事の背景を知ることができ、世界情勢を見る視点が少し変わる一冊だと思います。

    難しい政治の話をマンガで気軽に学べるので、歴史や国際問題に興味がある人の入門書としてもおすすめです。

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    2026年06月30日
  • 独裁者プーチン

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    著者は時事通信モスクワ支局長などを歴任した、ロシア政治ウオッチャー。長年のロシアの取材から得たプーチン大統領の人となりや、かなり特殊な政策の裏側を丹念に追っている。

    まさに「独裁者」と呼ぶに相応しいやり方の数々だ。2012年時点での本であり、プーチン氏がまだまだ気力・体力ともに相当充実していた頃の活動が述べられている。テレビ放映を使って「弱者に寄り添い、権力者を懲らしめる」演出をしていた話は悪い冗談のように思えた。さしずめ「川口浩探検隊」のような作り物感満載のバラエティ・ショウであり、傍から見れば滑稽極まりない。ロシア国民も、そのやらせショーを何割くらいが本気で信じていたのかと思う。

    他にも、テロ組織の犯罪を一掃した話など「全て国家が絡んでいた」疑惑は絶えず、権力基盤の維持そのものが目的のように思えてくる。

    ウクライナ侵攻が始まるだいぶ前の話だ。しかし不満を持たれる独裁政権はいすれ倒れる。高齢になったプーチン氏と共にロシアがどうなっていくのか。これから十年前くらいの間に果たしてどうなるのか。

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    2025年07月03日
  • 独裁者プーチン

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     プーチンを中心として現代ロシアについて記述されているが、プーチンの生い立ちや権力掌握過程、現在のプーチンの立ち位置とロシアの政治社会について、世間一般でいわれている一般論的な話として記述するにとどまっている。本書では目新しい事実や踏み込んだ考察はなされていないが、あくまで客観的立場で記載されておりプーチンやロシアという国を復習的に理解するのには役立つ本だと思った。

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    2024年05月30日
  • ジョークで読む世界ウラ事情

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    コロナウィルス発祥の地と言われる武漢、アメリカ、EU、ロシア、北朝鮮をメインに、現在の国際情勢をゆるく・ざっくり学ぶにはこれ程良い本は無いと思います。海外に留学予定の方や外国人とコミュニケーションをとる機会が多い方は英語等でこれらのジョークを話せたら、親密度が増すんではないでしょうか。

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    2022年01月03日
  • ジョークで読む国際政治

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    "ジョークだけでは笑えない場合もある。特に政治を風刺したようなものの場合は、その経緯、背景などを知っていないと笑えない。政治、社会、に起きている事象を理解しておく必要がある。
    本書は背景の説明のあとジョークが並ぶので、わかりやすい。
    感覚的にわからないものもあるが、それは文化、宗教などによる感覚なのかもしれない。
    いろいろな国の風刺を学ぶことは、その国の文化を学ぶことにもなる。相手を理解する一助になる。"

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    2018年10月28日
  • まんがでわかる ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン

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    大統領になるまではほぼ無名。しかし、エリツイン大統領の後継指名
    を受けてから何から何までボロボロになったロシアを立て直し、
    「Forbes」誌の「世界で最も影響力のある人物ランキング」で4年
    連続1位となったロシア・プーチン大統領。

    私もずっと注目している。だって、元KGBのスパイなのよ、その人
    が国のトップになっちゃったのだもの。スパイってだけで無条件で
    興味津々なのに、毎年のように公開される「プーチン閣下の夏休み」
    というプロパガンダ映像のなんと魅力的なことか。

    ええ、やられてますよ、このプロパガンダに。私のパソコンの画像
    フォルダには数々のプーチン閣下画像が保存されている。

    プーチン関連の作品はお財布が許す限り購入して読んでいるが、
    何作読んでも謎が多いんだよね。この人は。

    本書は実際にロシアだけではなく、KGB時代の勤務地ドイツ・ドレス
    デンなどにも取材に赴き、実際にプーチンを知る人にも話を聞いて
    無名のスパイが大統領になって行く段階、その後のプーチンのロシア
    を描いているので「プーチン入門書」というところかも。

    ただ、この漫画家さんの画風が私には合わなくて絵面よりネームを
    追うだけの方が多かったわ。

    プーチン閣下を「独裁者」と表現するメディアもあるようだが、独裁者
    と言うよりは「皇帝(ツァーリ)」なんじゃないかと思うわ。だって、
    エリツィン大統領時代にオリガルヒ(新興財閥)が好き放題やって
    自分たちの為だけに国の鐘を吸い上げていたのを手のひら返しして、
    「強いロシア」の復活を目指したのだもの。

    本書でも書かれているが、それはプーチンが尊敬するピョートル大帝
    に重ねて自分を見ているのかもしれない。ピョートル大帝は辺境の国
    だったロシアを「帝国」にした人物なのだから。

    来年、2018年はロシアの大統領選挙が行われる。今のところ、閣下の
    出馬は不明だが既にロシアでは「混戦が予想されるだろう、2位以下が」
    なんてアネクドートが囁かれているらしい。

    いつまで続くかな?現代に蘇ったピョートル大帝の治世は。

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    2017年10月01日
  • 独裁者プーチン

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    ネタバレ

    他の方のレビューにもありますが、作者は特に意見を提示するというわけでもなく、淡々とプーチンについて述べているという本です。
    政治事情に疎い私にとってはプーチンについて知りたかった事がまとめられていて良いと思いました。

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    2012年12月15日
  • 独裁者プーチン

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    ネタバレ

    新しいプーチン像を知ることができるかなと思って読んだが、知っていることの方が多くてちょっと肩透かしをくらった気分だ。
    プーチンを取り巻く環境や政治事情の復習には最適。

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    2012年09月06日
  • 独裁者プーチン

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    プーチンといえば、F1に乗ったりとガチャピンのようなパフォーマンスをする元KGBの切れ者、という印象でした。が、KGBではそれほど出世したわけでもなく、その後に頭角を現し、大統領就任後のスピード感ある「聖断」で独裁者の地位を盤石にしたと。権力から退いたらどれだけの罪に問われるかわからないから、死ぬまでやめられない、などと揶揄される。
    この人がどのように権力から退場するのかわからないけれど、その時日露関係に激変が起こる、はず(日本の外交が確かなら)。お隣にもっと気を配ろう。

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    2012年06月14日
  • 独裁者プーチン

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    タイトルは過激だが、内容はそれほどでもない。
    ただ、プーチンが予想通りの言動をしていることはよくわかった。

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    2012年05月29日
  • ジョークで読む国際政治

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    タイトル通りの内容。
    国際政治・・というほどの内容ではない。新聞の見出しになってる出来事について、ぐらいのレベル。
    日本にはあまり馴染みのない、湾曲的な風刺の意味も込めた政治的ジョークの羅列です。ふまじめと見るか、関係性を理解してはっはと笑ってみるかは、貴方次第。

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    2011年04月22日
  • クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史

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     クレムリンの秘密文書から、日本とソ連の関係を暴いていこう、という本です。最初は、女優が愛人とソ連に亡命して、かなり苦しい状況にあったことが秘密文書から明らかになった、という話で、はっきり言ってそんなこと暴いてどうするのよ、という感じはありました。もっとも、途中からは共産党・社会党とソ連との関係、それも表ざたにはできない関係を秘密文書から暴いていくという感じで、興味深く読めました。

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    2009年10月04日
  • ジョークで読む国際政治

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    「一方ソ連は鉛筆を使った」みたいな国民性ジョークの政治ネタ版といったところ。
    けっこう笑えるものもあるし、最新の国際情勢なんかも少し身につく。
    (2008/07/30)

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    2009年10月04日