パーシヴァル・エヴェレットのレビュー一覧

  • 赤く染まる木々

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    ネタバレ

    まるで血の臭いまで漂ってくるような一冊。舞台は2019年のアメリカ・ミシシッピ州マネー。物語自体はフィクションだけど、やがて1955年に実際に起きた エメット・ティル殺害事件 へと結びついていく。単なる警察ミステリーにとどまらず、アメリカ南部で長く続いてきた白人による黒人へのリンチの歴史や、今もなお残る人種差別の問題を浮かび上がらせる作品だった。本書を読むまでエメット・ティルを知らなかった。

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    2026年02月24日
  • ジェイムズ

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    マーク・トゥエインのハックルベリー・フィンの冒険は、アメリカ文学の代表作のひとつに数えられるが、ハックルベリー・フィンの物語には重要な登場人物として、逃亡奴隷のジムが描かれている。
    本書は、そのジム(ジェイムス)の視点から、書き直したハックルベリー・フィンの冒険。

    貧しい南部の少年ハックルベリー・フィンは、貧しいと言っても白人。貧しいと言っても、人間として生きている。
    しかし、当時の黒人はモノ。
    白人の所有物であり、時には売買取引の対象となる。
    ひとりで道を歩いていても、お前は誰のモノだ?ということになる。
    無知で傲慢な貧しい白人や奴隷監督の目をすり抜けながら、生き延び、自由を模索するジムの

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    2026年01月14日
  • ジェイムズ

    Posted by ブクログ

    トム・ソーヤもハックルベリー・フィンも
    アニメでチラッと見たことある程度で
    話はほぼ知らない
    どっかで話題になってると聞いたので
    読んでみた

    原作?元ネタ?を知らないので
    こんな見方したことなかった…とか
    全くわかんなかった
    ただジムが主役のハックルベリー・フィンはこうなのね
    ってとても素直に読んだだけ

    海外作品だけど
    とっても読みやすかった
    あんまり「わかんないなぁ」って
    文化の違いで首をかしげることもなかったし
    なんだ、このよくわからん詩的な表現は?
    なんてこともなかったし
    とてもよかった

    ただ今の自分には
    あまり響かなかった
    サラーっと読んでしまって
    何も考えたりしなかった

    星は

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    2025年12月05日