パーシヴァル・エヴェレットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あらためて奴隷のことを知る。
アメリカ映画でよく見るような、南部の田舎の大きな家で働く力強い男や子供の面倒を見る働き者の女など、温かい家族の一員であるかのようなイメージを持ってしまうが、実は金で売買される主人の所有物と同じであり、奴隷の身分をわきまえ虐げられても文句も言えず、ご主人様に一切の反抗を示さずながら命をつなぐ生きる存在。
主人公のジェイムズはもうすぐ自分が売られそうだと耳にし、やむを得ず妻子を捨てて逃亡する。
そんな事情を知らずに冒険のつもりで家を出てきた白人の子供のハックルベリー(ハック)と合流し一緒に逃避行を続けることとなる。
逃亡先で受ける黒人差別の恐怖。同じ立場の奴隷仲間と -
Posted by ブクログ
マーク・トゥエインのハックルベリー・フィンの冒険は、アメリカ文学の代表作のひとつに数えられるが、ハックルベリー・フィンの物語には重要な登場人物として、逃亡奴隷のジムが描かれている。
本書は、そのジム(ジェイムス)の視点から、書き直したハックルベリー・フィンの冒険。
貧しい南部の少年ハックルベリー・フィンは、貧しいと言っても白人。貧しいと言っても、人間として生きている。
しかし、当時の黒人はモノ。
白人の所有物であり、時には売買取引の対象となる。
ひとりで道を歩いていても、お前は誰のモノだ?ということになる。
無知で傲慢な貧しい白人や奴隷監督の目をすり抜けながら、生き延び、自由を模索するジムの