パーシヴァル・エヴェレットのレビュー一覧
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賞を5つも受賞し、話題になっているようだが、自分の教養のないせいか、ハックルベリーフィン、トム・ソーヤーの物語の理解がないためか、それほど重要なものとは思えなかった。
恐らく白人視点から描かれたハックルベリーフィンの物語を黒人視点から描き、追加の設定(?)を入れ込むことで、古典のコペルニクス的転回をやったことで、黒人差別をNGとする世論に乗っかった形となり、受賞対象となりやすかったのだろうと思われる。
こういう作品がその設定だけで(?)評価されているとしたら、まだまだ黒人差別が根強く残っている証拠じゃないかと思ってしまう。
百歩譲って欧米人が評価するのは理解できるとして、日本人がこれに共 -
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実はハックルベリーフィンの冒険を
今まで読んだことなくて(^^;;
でもそんな自分でもワクワクと
シリアスなシーンにハラハラしながら
楽しく読めました!
まさかの別視点から描かれた
大人向け「ハックルベリーフィンの冒険」。
翻訳は読みやすいし、主人公の黒人奴隷の
ジムは自分の立場をわきまえてると
見せかけて大胆な行動をするところには
驚きもありました。
後半になるにつれて当時の黒人奴隷に
対する扱い方、接し方が
まるで家畜同様になる場面はとても苦しかった。
ジムが本を読んだり、文字を書いたりすることに
熱中する場面が何故か頭に残っています。
しかも、文字を書く短い鉛筆は、
手に入れる過程 -
Posted by ブクログ
『トム・ソーヤーの冒険』の結末で、ハックルベリー・フィンと親友トムは、盗賊の金貨を発見した。しかし二人ともまだ子供であるため、発見した金貨は二人で折半、ハックの取り分はサッチャー判事が保管し、金貨の管理人となったダグラス夫人の養子としてハックは屋敷に住み、トムと共に学校に行くようになった。自由人としての暮らしではなく、決められた時間に寝起きし、礼儀作法をミス・ワトソンから徹底的に仕込まれる日々は、堅苦しかったが、安全だった。ところが、行方をくらましていたハックの父がセント・ピーターズバーグに現れ、強引にハックを連れ去ってしまう。逃げ出して自分の死を偽装したハックは、逃亡奴隷のジムと出会う。
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「ハックルベリーフィンの冒険」を読んでから本を開いた。昨日まで読んでいた話だぞ…?と思っていた冒頭から、おっと目線はそっちになるのか、ほうほうほう…とアナザーストーリーに引き込まれる。
奴隷を所有する側の話を読んでいたのに対し、本作は奴隷側の話。白人と明確に線引きをして、白人の前と黒人の中では使う言葉を変えたり、読み書きの能力を隠すなど、確かにあのジムもそうだったのかも知れないと思わせる絶妙に隙間を埋める。白人は黒人に劣っていて欲しい、なぜなら満足感を得るためなど。
しかし何故女の奴隷は2度かそれ以上に殺されなければならないのだろうという疑問が拭えずに、なんだか物語のなかにいることに冷めて -
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マーク・トゥエインのハックルベリー・フィンの冒険は、アメリカ文学の代表作のひとつに数えられるが、ハックルベリー・フィンの物語には重要な登場人物として、逃亡奴隷のジムが描かれている。
本書は、そのジム(ジェイムス)の視点から、書き直したハックルベリー・フィンの冒険。
貧しい南部の少年ハックルベリー・フィンは、貧しいと言っても白人。貧しいと言っても、人間として生きている。
しかし、当時の黒人はモノ。
白人の所有物であり、時には売買取引の対象となる。
ひとりで道を歩いていても、お前は誰のモノだ?ということになる。
無知で傲慢な貧しい白人や奴隷監督の目をすり抜けながら、生き延び、自由を模索するジムの -
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トム・ソーヤもハックルベリー・フィンも
アニメでチラッと見たことある程度で
話はほぼ知らない
どっかで話題になってると聞いたので
読んでみた
原作?元ネタ?を知らないので
こんな見方したことなかった…とか
全くわかんなかった
ただジムが主役のハックルベリー・フィンはこうなのね
ってとても素直に読んだだけ
海外作品だけど
とっても読みやすかった
あんまり「わかんないなぁ」って
文化の違いで首をかしげることもなかったし
なんだ、このよくわからん詩的な表現は?
なんてこともなかったし
とてもよかった
ただ今の自分には
あまり響かなかった
サラーっと読んでしまって
何も考えたりしなかった
星は