出久根達郎のレビュー一覧

  • 佃島ふたり書房

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    同年同日生まれの、郡司と六司。ことによると六司は、一生童貞のままだったのではないか?憑かれたように古本のセドリを続ける郡司の背中を想いつづけた六司と千加子。だれもが孤独だった、とは思いたくないけれど。
    昭和初期の東京の古本文化や風俗について詳しく、まるで同時代を生きたような楽しさが味わえた一冊だっただけに、ラストはほんのりもの寂しかった。

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    2009年10月04日
  • いつのまにやら本の虫

    Posted by ブクログ

    小説家であり古書店店主でもある著者のエッセイ。

    古本屋から見た本の見方が興味深かった。
    本の町神田をぶらっと旅したくなった。。。

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    2009年10月04日