上村裕香のレビュー一覧

  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーとしての実体験に基づく小説ということだが、介護の大変さを書きたかったのではなく、日常には悲劇と喜劇が混じりあっているということが書きたかったのかな。 小島よしおのシーンがやけに筆が乗っていた。

    全体的に悲劇的には描かれていない理由として、この主人公が何やかんやで自ら親に関わりにいってるし、共依存に近い状態だったからだと思う。そして何よりもこの両親そのものに問題がありすぎる。大人になっていないが親になってしまった人たち。子供の人生を尊重していない行動が目立つ。子供の前でセックスするのは虐待です。
    それでも親っていうだけで情が移ってしまうから、やっぱ日常的な介護はプロに任せるしかな

    0
    2026年01月23日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラー、障害者、毒親とか名前をつけると、周りが勝手に理解したと安心してる感じがして苦手だった。でもたくさんの人につよい印象を与えて意識してもらうのにはラベリングも必要なんだろうと思う。

    当事者は生々しい、どうしょうもない現実で生きてる。
    主人公がその中でも手を離していいんだと思えるきっかけや、やりたい事を見つけられてホッとした。

    0
    2026年01月06日
  • ぼくには笑いがわからない

    Posted by ブクログ

    真面目な国立大学生がヒョンな事から漫才をやることになり、この世界の面白さにドンドンハマって行く物語。話の展開力が素晴らしい。次が気になり読み進めちゃう。笑いはやめられないだな。

    0
    2025年12月23日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーって共依存みたいなところがあるのかな。大家族のお子さんが期待以上のキラキラネームで笑ってしまいました。

    0
    2025年12月21日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーを取り扱った小説。
    目の前で倒れていたら、体調悪かったら、手を貸す以外の選択ができるのか。
    でも、そういう善意につけこむ大人(身内)もいるんだよね。

    0
    2025年12月18日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    よくある悲劇、可哀想、辛い、の話というよりは、現実的な気がした。実際は、笑い飛ばしてないと生きていけないよな、って思ったし、親はやっぱり完全には離せないのも事実。

    0
    2025年12月17日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    難病を患った母、パチンコ好きで介護しない父、高校生ヤングケアラーとなった沙智。

    -----
    p72
    でも、結局それじゃ、制度の話しかできない。『いま介護をしている子ども』にスポットライトを当てられない。

    p120
    「わたし、『見てるよ』っていいたいかもしれません」
    -----

    この辺がこの小説のハイライト。すぐには当事者に届かない、響かない。でも「自分」が存在していることにケアラー自身に気づいてもらいたいという気持ちを読み取った。
    外側(他者)から「あなた」自身が見えているよのメッセージを伝えることがいつかの救いになるかもしれない。

    0
    2025年10月27日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    難病の母の介護をする高校生の沙智。介護も家事も全く手伝ってくれない父と三人で八畳一間のアパートで暮らす。
    いわゆるヤングケアラーの沙智。
    狭い家の中での三人の暮らしの様子を読んでいて、さすがに17歳の沙智には辛いだろうと思われることばかり。
    本書は短編集なのですが、表題の『救われてんじゃねえよ』が高校生時代、『泣いてんじゃねえよ』が大学生時代、『縋ってんじゃねえよ』が社会人時代の物語になっています。高校生時代の話があまりに悲惨で、読んでいてこちらも沙智の両親を恨んでしまいたくなるほど。
    でも、大学生時代と社会人時代の話は読んでいて笑ってしまうことが多く、なんだかコントを見ているかのような気持ち

    0
    2025年10月26日
  • ほくほくおいも党

    Posted by ブクログ

    活動家二世やここ数年問題になっている宗教二世と呼ばれる立場の人たちの生きづらさが、実際問題として親と対話することですべて解決する訳ではないけれど、だからってそれを理由に言葉を奥に抱えたままでは分かることと分からないことが二人の間にあることも分からないし、何よりしないことで分かることが見つかることは無い。どちらかの要求だけを相手に飲ませるような半ば暴力の為ではなく、ちょうど中間の地点に日向を一緒につくり合う為に言葉が使われる世界であって欲しいと私は思う。

    0
    2025年10月13日
  • ほくほくおいも党

    Posted by ブクログ

    かわいい表紙でうっかり読んでしまったけれどしんどい話だった。宗教.活動家二世の苦悩。本人の自己責任でどうにかなる問題ではない『親ガチャ失敗SSランク』。夫婦が離婚出来る様に、親子関係も子どもから切れる様に法改正してあげてほしい。

    0
    2025年10月03日
  • ほくほくおいも党

    Posted by ブクログ

    政治に邁進する父親とその二世の娘、息子のすれ違いのような日常にもどかしさや切なさを感じた。有権者ばかりを見るのではなく、身内の苦悩を知ってほしい。そして家族同士で対話したいという切実な要求はもっともな事だし、目の前の弱者とは誰なのか、娘、息子のSOSは読んでいてハッとさせられた。政治的なトピックスも散りばめられていて作家さんの観察力が素晴らしいと思った。

    0
    2025年09月02日
  • ほくほくおいも党

    Posted by ブクログ

    よい小説だった。ただ左派であることのリアリティが最終的には親子関係の再構築においてあまり重要ではなくなってしまい、物足りなさはある。いわゆる中立的な知識人もあまり出てこない。でも若者にとっての政治とは?という入口としてこのままのほうがみずみずしいとは思う。うーん。

    0
    2025年08月18日
  • ほくほくおいも党

    Posted by ブクログ

    可愛らしいタイトルにだまされた
    なかなかヘビーな話だった

    しかし好みと違ったので
    書き留めたい感想を思いつかない

    全話読んだから
    星は3つ

    0
    2025年07月14日
  • 救われてんじゃねえよ

    Posted by ブクログ

    モヤモヤする
    親のこと全然捨てるよ
    メリットと、捨てた罪悪感や自責、自己嫌悪天秤にかけて、たぶん全然捨ててしまうなって思ってしまった
    他人事だからそう思えるのか
    期待されてるから自分がやらなきゃいけないって勝手に思い込んで、背負い込んで、自分しかやる人がいないからって絶望して、死ぬほど期待値下がった両親から愛情がほんの少しでも伝わるような行為があるとそれを美化して、演技みたいに生きるしかないくらい他に方法はないものなのか、全部茶番に感じる
    主人公と自分で性格が違いすぎるのか、もしくはわたしが恵まれすぎていて幼稚なだけなのか
    捨てるの躊躇われるのなんてサンクコスト効果みたいなもんじゃ?とおもう

    0
    2025年10月25日