月岡ツキのレビュー一覧

  • 傷つきながら泳いでく

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    「祖母の歌集」の短歌で涙。誰かに幸せを願われたことがあると自覚することは自分の存在を肯定できる大きな助けになると思った。

    全体的に頷けるところが多いエッセイ。自分と違う人の頭の中を覗くことももちろん楽しいけど、自分と近い人が葛藤や悩みや気づきを言語化しようとしてくれている本は、やっぱり面白くて、読み終わった後に頭の中がスッキリする感じがする。

    仕事脳に侵されるあまり他人に厳しくなってしまうこと、頑張っている自分のことしか認めてやれないこと、休職していたころの記憶が白くぼんやりしていて曖昧なことなど、特に働くこと周りのエピソードが自分に重なるところが多く、しみじみしてしまった。

    がむしゃらだった時のことも、頑張れなくてお休みした時のことも、間違いなく私の一部なのに、頑張っていない時の自分は全く愛せないし、記憶から無かったことになって行く。
    あの時のわたしが何をどう思っていたのか知りたい。日記をつけるという習慣をもっと早くにもてていたらよかったな。

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    2026年04月19日
  • 傷つきながら泳いでく

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    「はじめに」を読んだ時点では、著者は繊細で内向的で生きづらさを抱えた人だと感じたのに、読み進めていくにつれて全然違ったイメージになっていって面白い。文体が少しこだまさんに似ている。

    地方あるある、本家あるある、適齢期あるあるで大共感。
    テーマの一つにフェミニズムを感じるけれど、それにとどまらず、世間一般から期待されるロールを演じきれない苦しさ、承認欲求に振り回されている偽物の自己肯定感、消費のために自らを消費(切り売り)する虚しさみたいなものが、飾らない言葉でかかれていて、読んでいると段々気持ちが楽になる。
    癒されるのとは違うけど「親の、男の、会社の、世間の期待通り生きられない事の何が悪いのだ」と感じる自分を許せるような気がするのです。

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    2026年04月12日
  • 傷つきながら泳いでく

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    初読みの作家さん。
    世代は少し下になるけど、文章が読みやすく、大まかな価値観が似ているみたいで面白かった。
    ただ、作者は見栄王で物欲が激しい。
    真面目で完璧主義者なのに詰めが甘い、過剰評価で空回りをして自分を追い込んでいる節がある。

    辛辣な表現が多いので、まわりを慮るような優しい人が読んだら傷つくと思う。
    また同世代のいま頑張ってる最中の20~30代の人には受け入れられないものもありそう…。

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    たくさんの『そういうもの』の圧(世の中の風潮)で生きていると、『そうじゃないもの』を選び取るためには理由を説明しなければならない。

    人間は他人が住む世界でしか生きられないから、社会のルールは守らなきゃいけないけど、必要以上に他人の目を気にする必要はないと思う。

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    2026年03月27日
  • 傷つきながら泳いでく

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    いつか着たい素敵な服とかコンビニで散財とか共感できる箇所がいくつもあって、そうだよねと頷きながら読んだ。しんどいことの連続の中で、過ぎた「しんどい」は薄れていく。それは鈍感な人間になっているという事ではと思うこともあるけれど、生きる術なのかもしれない。

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    2026年03月23日
  • 傷つきながら泳いでく

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    楽しみにしていたエッセイ。
    がんばらないって難しいし、自分の物差しで他を見てしまうことがある。
    ハムスター人生、「やってみる」「泳いでみる」ことをして、どこに流れ着くのかを楽しみにしながら頑張って生きていこうと思う。最初は溺れかけていてもそのうち泳げるようになるはず。

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    2026年03月07日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    うおー!!!既婚子なしの私が抱えているモヤモヤがすべて一言一句言語化されている!!全行に共感。全行に頷く。全行に線引く。そんくらいの感動。
    世間の子供産む産まない論争で話題に上がる観点で、産む派産まない派の両方が言う意見がほぼ網羅されて触れられているように感じた。

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    2026年03月05日
  • 傷つきながら泳いでく

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    笑いあり、涙ありの感動エッセイ。

    特にお気に入りなのは、月岡さんが今まで読むのをためらっていた〝祖母の歌集〟をカフェで読んで涙する話で、私も思わずボロ泣きしました笑

    あと大学生の時のヨーロッパ旅行の話で、美術館の天使がゲシュタルト崩壊するのクダリで大爆笑しました笑笑

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    2026年03月04日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    共感できる、刺さるフレーズが盛り沢山。色々と考えるところはあるけれど、私も自分の価値観を無意識のうちに押し付けて相手を嫌な気持ちにさせていることがあると思うし、令和のこの時代、特に気を付ける必要があるなと思った。この本を読んだことで、自分の出産や子を持つことへの考えを再認識できたり、気付かなかった価値観に気付くことができた。難しいことかもしれないけれど、私は「スーパーゴリラワーママ」になりたいな❗️

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    2026年08月08日
  • 今世は母になりません 子どもを持たない私たちの本音と幸せ

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    私は、あっという間に子供ができて
    あっという間に子育てに突入したので
    子供を持つか持たないかを考える時間が皆無だったな…

    親になる自覚も、覚悟も、お金も無かった…笑

    なるようになるさ精神で、
    いつのまにか子育て終了した…笑

    人生色々で
    人それぞれで
    良いと思いました

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    2026年09月21日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    「世間の目」と思っているのは「自分が自分を見る目」であり、否定しているはずの価値観を強固に内面化している自分…の流れに首がもげるほど頷いた。もやもやして言語化できていない気持ちのヒントになりつつ、私の場合はまた違うな…と考えさせられる。

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    2026年09月06日
  • 傷つきながら泳いでく

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    息をするのもしんどい
    この世界で
    ままならないまま生きる

    「シゴデキ」を目指すも休職
    地元と東京への愛と憎
    結婚と産まない選択…

    30代女性から圧倒的支持を集める書き手が送る、
    もがきながらサバイブする私たちへのエール
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    タイトルから柔らかい内容のエッセイを想像していましたが、ちょっと違いました。

    日々感じる疑問、違和感、モヤモヤ。
    うっすら感じる怒りから提議される感じというか。

    著者は結構はっきりしていたり、
    主張をちゃんと言葉にできる方だからこその内容という印象でした。

    最近読んでるエッセイに言えるのですが、
    こちらのエッセイもやはり子ども時代や、
    家庭について触れられており、
    そこは外せないポイントなんだなと改めて思いました。
    そしてみんなそこに疑問や違和感を持っていて。

    勝手な役割(母親や子どもも含めて)とイメージを押し付けられて、みんながみんな普通に生きてるだけで抑圧されたり傷ついたりして。

    その時の選択を後悔しないように、
    必死にこの世界を泳いでいけるようにと
    後押ししてくれる一冊です。

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    2026年08月11日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    子供育ててないのにめっちゃ解像度高く大変なこと具体的に書かれててすごってなった!本当その通りって感じだった!産む前にここまで考えられててすごいしでも自分も考えるタイプだから気持ちわかるな!子供だけは他のことと違ってかなり特別な選択だもんな〜。でも子がいてもいなくてもその人の本質は変わらないし、結局は本人がそのひとつの道で幸せに感じられるかどうかだし、結局少しづつみんな孤独だよね。みんな頭の中では意外とこんぐらいぐるぐるいろいろ考えるよね、面白かった!

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    2026年08月09日
  • 傷つきながら泳いでく

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    最初の数ページで無理かもと感じたが読みやすくはあったのでサクッと読めました。
    サクッと読めはしたけど自意識とか、思考の強さにずっと圧倒される感じで楽しくないしんどい読書でもありました。
    自意識とか理想が強くてかなりしんどいんだろうな、しょうもないことで友達と喧嘩したり買い物に異常なほど執着したり生きづらいだろうな、と思った。

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    2026年07月08日
  • 傷つきながら泳いでく

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    初めて行った文フリで、初めてお見かけした月岡ツキさんの麗しさに吸い寄せられ(オタクの性)、購入したエッセイ本。

    「傷つきながら泳いでく」というタイトル、すごく良くて、なんだかすごく切ない。

    私は自分自身のこともそうだけど、大切な人たちにはできるだけ傷つかずに生きてほしいと願ってしまう。だから「傷つきながら泳いでく」というタイトルを見て、この世を生きる以上、傷つくことからは逃れられないという悟りのようなものを感じて、すごく切なくなった。

    読んでいて共感したのは、

    「コンビニやドラッグストアでの突発的な散財は、私にとっては暮らしのテコ入れなのだ。」

    ってところ。分かるう!

    めちゃくちゃ疲れたァ!という日ほど、書店やドラッグストアに行って生気を養うことが多い。私の場合は散財しなくても、あの場にいるだけでイキイキしてきて、ご機嫌で帰宅できてしまうので大変チョロいです!

    読み進めていくうちに、月岡さんは、悩んでもがいて傷ついて苦しんで、たくさん考えながら日々を生き抜いているんだなということが分かった。

    私もこう見えて(?)、色々考えながら生きてる方だと思ってたけど、上には上がいらっしゃるぅ!と思った。

    私はなんだろう、そこまで何かを憎む労力がない。
    怒りも恨みも割とすぐに消えてしまうから、反骨精神みたいなものが育ちにくいタイプ。恵まれた環境のおかげで、憎悪を育む必要がなかったのは有り難いことだな

    傷つかずに生きていくのが無理なのなら、痛みも苦しみも糧にして、強く逞しく生きてやりたいと思います!
    ちょっぴり可愛げを残しておくけどね笑

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    2026年06月03日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    ネタバレ

    子どもがいない夫婦の形はそれぞれ。
    東京と地方だと考え方が違うし、子供を産んだ時期によっても色々違うだろう。
    子どもについてはかなりナイーブな問題で、簡単に発言できない中で著者は勇気があるなーと思った。
    個人的には不妊治療中で他人の幸せに悪意を向けたり当たり散らす人や、子供がいない人の時間や責任、金銭的余裕などに嫉妬して嫌味を言いまくる人より、著者のようにみんな違うけど違うまま認め合おうよという人の方が好き。

    私の中で刺さったのは、「耐無秩序筋」。私は例えば傘を横向きに持つ人(後ろの人に傘先が向くでしょ)、改札の前後で立ち止まる人(後ろの列に迷惑でしょ)、態度の悪い店員(客じゃなくても他人にその態度はないでしょ)、態度の悪い客(同じく他人にその態度はないでしょ)、ベビーカーをすごい速度で振り回したり、すごい速度で歩く人(危ないでしょ)、子どもが明らかに迷惑をかけている時に謝らない人(この親の元で育った子どもはどうなる?)、歩き煙草している人(周りの迷惑を考えないの?)など、本当にいつも細かいことが気になってモヤついてしまうので、日々生きづらいなと思っている。
    私は耐無秩序筋をもっと鍛えたら、少しは生きやすくなるだろうか。

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    2026年06月01日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    子供を産まない選択をする女性のお話
    自分はポッドキャスト「隣の芝生はソーブルー」から、この本に辿り着いた、しっかりした女性と、月岡さんの自由奔放な感じのラジオで、すごく聞きやすい

    あとがきの部分まで、
    子供を産まない選択に後ろめたさを感じている、そんな雰囲気だったのだが、
    個人的にはもっと自信を持って欲しい、
    おそらく、その雰囲気っていうのは、社会がそう感じさせてしまっているのでは
    子供を持たない選択をすることで、敵を作るかもしれない葛藤は逐一話題に上がっている
    もっと子供は持たない!と主張しないのだろうかと思っていたけど、社会の視線を考えたら、さらに友人や両親などの気持ちを考えると、強く主張せざるをえないのかなと思った


    あとがきに記されていた、
    どの選択を取っても、唯一の選択であり、選択したからこそは幸せな道である、幸せな道にすると言い切ったところがカッコよかった


    (メモ、自分は割と主観的な感想を持つタイプだと思う。客観的なことも含むように感想を述べていきたいと思った)

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    2026年05月01日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    子供を持つことに対して深く考えてこなかったが、この本を通して改めて考えると大変だなと感じたし、ちょっと怖くなった。
    それでも私が子供を持とうと思う理由の一つには、親に見せたい、孫を見て元気になってほしいという気持ちがあるかもなとは思った。
    生理とか女性の大変さについては、ぜひ男性に読んでほしい。

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    2026年05月01日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    どんな選択も自由で相互に容認されて欲しいが、自分の思いこみや拘りで受け入れられていない、と感じているだけの場合もあるのかな、と思った。
    確かに選択的子なしです、DINKsですとかいちいち名称を付けて分けられるのも変だなと。
    どちらも普通でいいのにね。

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    2026年04月29日
  • 傷つきながら泳いでく

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    飾らず、ありのままの言葉で綴られているので、共感が高い部分もあれば、共感できない部分もある。そういうもん。

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    2026年04月20日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    私も産む気もない、何なら結婚願望も無いのだけれども、世の中の真相を知りすぎた結果なのかなとも思うと、世の中何も考えず、何も知らずに生きた方が生きやすい側面もあるよなぁと感じる。月岡さんがこうも考えすぎてしまうのも凄く共感した。
    1番印象に残ったのは「少子化を課題にしない社会を作るためには」だったな。将来を今の子どもに担うのでは無い方法を模索する方が、子どもを産む側も産まない側も不安は減るんじゃ無いかな。これまで社会が存続できたのは先人の女性たちの人生が少なからず蔑ろにされたからであって、女性の社会進出に伴い少子化が進むのは当たり前よね。それなのに子育てを両立させようとするから、そりゃあ余計少子化は進むわ。何を思うとも、この問題を根本的に解決する方法が無いに等しいのかもしれないけれど、社会の価値観に呑み込まれず、既婚・独身、子持ち・子無しのどんな選択をしても自分の意志を持つことが1番大切!!

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    2026年04月19日