月岡ツキのレビュー一覧

  • 産む気もないのに生理かよ!

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    三宅香帆さん経由でたどり着いた一冊。読み始めると手が止まらなくて一気に読み終えてしまった。感想を一言で言うなら「よくぞ言ってくれた!そして、本にしてくれた!ありがとう!」に尽きます。昔から産まない選択をしており、20代後半からは周囲がどんどん母になっていく姿に勝手に寂しさや虚しさを募らせていた自分。そして、偶然にも著者の月岡さんと同い年で親近感が湧かないはずがありませんでした。きっと目の前にいたら固い握手を求めていたのだろうなと思います。この世に絶望しているわけではないけれど、新人を受け入れるほどに希望があるわけではない…わかります。ピカチュウになれるのにならないピチューみたいな気持ち…わかり

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    2025年11月13日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    共感の嵐で、よくぞこの本を世に出してくれたという感謝の気持ちでいっぱい。

    物凄くデリケートなテーマに筆者が真摯な姿勢で向き合い、言葉を選びに選んで綴っているので、ハラハラすることもなく内容に集中できた。
    この手の話は、話題にすることすらつい炎上の心配をしてしまい、まだまだ世知辛く感じる時がある。この本は、そんな現状に一石を投じていると思う。


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    2025年10月29日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    題名に惹かれて読みました。
    私自身、子どもを産んだ今だからこそ思うのですが、20代までは「自分は子どもを産める」と想像すらしていませんでした。子どもの頃から「女の子らしく」と言われることに違和感があり、生理や自分の体についても複雑な気持ちを抱えてきました。

    そして30代になった今、改めて「どうして女性はこんなにも悩む人生イベントが多いのだろう」と痛感しています。だからこそ、この本の言葉はとても響きました。
    生理や体のことを率直に語ってくれる本がもっと広がれば、同じように悩んでいる人の救いになると思います。

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    2025年09月10日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    自ら「わたしたちの人生に子供はいらない」という選択をした側の著書はあまりないように思えるから読んでいて新鮮だったし、共感できる部分が本当にたくさんあった。

    ・しかし「出産」は当たり前だが不可逆だ。どんなに親を上手くやれなかったとしても、生まれた子供に細胞に戻ってもらうことはできないし、なかったことにももちろんできない。子供という「他人」の人生にかかわってくるので、自分がリスクを背負うだけで済む他の決断とは毛色が違うのである。

    ここがすごく印象に残った。

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    2025年09月04日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    大共感!!!
    私と夫の会話を聞いていたのか?と思うほどだった。

    子なし夫婦にも200色あんねんの、うち1色の私

    同棲・結婚・結婚式の次に何となく来るとされている、妊娠出産。私も、そんな風に考えて疑わなかったし、月岡さんの様に考えていなかった。
    だけど、不妊治療と流産と子宮外妊娠を経験して、一旦本当に私の人生どうしたいっけ?と整理した先に、(今は)子どもを産まない選択に行き着いた。

    何で、みんな何年も不妊治療が続けられるんだ
    私はたった1年で挫折した...感が拭えない
    それって、私も子どもがいる夫婦が完全な形・結婚って子どもがいないと、同棲と一緒...と潜在的に思っていたんだと思う。

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    2025年09月02日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    タイトルから手に取ったが、書き出しに「あれ、望んでた感じと違うかも」と雲行きが怪しくなった。けど、読み進めていくうちに、最初の不安はぶっ飛んでひたすら共感の嵐。見事に言語化してくれていて、うっすらとした感情を自覚することもできた。とてもとても切実で、寄り添ってくれる内容で、かつこの社会の仕組みへの理不尽さへの言及もあるためいろんな人に読んでほしいと思った。

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    2025年08月11日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    ネタバレ

    先日、「ありか」を読んだ時に、母と話し、子育ての大変さも知ったが、子どもと暮らすのはいいなぁと思った。

    しかし、本作を読みながら、
    ○子どもを産むと、私自身のために時間とお金を使えなくなること。
    (ようやく、会社でお金を稼ぐようになって、自分のやりたいことができるようになったのに、息抜きができない生活ができる自信がない。)
    ○子どもを育てる母親という仕事と、会社での仕事を両立する。(いわゆるダブルワーク状態の生活がこなせる自信が全くない。)
    子どもを産む自信も覚悟もない。
    そう感じてしまった。

    この本を読んで、子どもを持つことは、やはり大変だなという思いが強くなった。
    これは、どうするのか

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    2025年07月13日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    中学生の時から一貫して子供は欲しくないと思っている私ですが、20代後半あたりから両親、加えて祖母からお決まりの「子供はいいぞ」セールスを受けるようになった
    受け流すことができずに衝突してどんどん消耗
    「子供が欲しくない」と言われると「それは子供はできて当然だと思ってるからそう言えるんだ。欲しくても産めない人もいるんだから軽々しく言うんじゃない」と言われた

    子どもを望まない理由は一言で言えなくて、本当に色々ある
    スプレッドシートに子どもを欲しくない理由を書き出したら40個あった、というのを見て私もやってみた
    私は26個だった

    私は利己的である自覚があって、でもだからこそ子どもなんて絶対に持っ

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    2025年06月12日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    著者の人間性がかっこよかった。ご自身の考えを述べつつ、でも誰も傷つけない本。共感できることだけでなく、私がもやっとしてたことが言語化されてて、表現力の高さも見習いたい。

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    2025年05月14日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    私も作者と同じ30代子なし夫婦(妻)なので、共感することがたくさんあった。

    今まで子供を欲しいと思ったことがない。
    「子供が欲しくない」と思うことには理由が求められる。まさしくそう思う。
    今の年齢だから子供を欲しいと思わない理由はたくさん理屈つけられるけど、欲しくないと思っている根本的理由は特に思い付かない。
    昔から思ってるんだから仕方ないじゃないか!
    「どうして?」と聞かれても困る!

    子供がいる人いない人、産みたい、産みたくない、産めない、産まない…様々な立場の人が存在する世の中。
    自由に選択して、理解し合える社会になるといいな。

    男性に対しては結構辛辣に書かれていて、そこは痛快だった

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    2025年12月02日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    子供を持たない選択を深く考えて言語化されている。自分のモヤモヤしたことを言葉にしてくれてありがたい。私も子供の有無で勝手に壁を作っていたと思うので、その中でも断絶せずつながりを持てるという筆者の考えに共感する。

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    2025年11月23日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    初めての月岡ツキさん。なにがきっかけなのかわからないのですが、たぶんSNSだった気がします。
    今年、妊娠・出産をテーマにした小説を読んだことがある。
    女性たちが妊娠・出産を経験した時の行動や考えをテーマとしていたが、自分の答えは物語にはあったものの、合致してたわけでもなく消化不良気味…。

    で…月岡さんのように『選択子なし』と誓ってても、時折さざなみのようにやってくる「子どもがほしい」とジレンマを抱えてしまうのが自分。
    世の中の社会不安や子どもがもしイジメや犯罪者になったとしたら…そう考えると自分自身責任が取れない恐怖と不安に苛まれること、社会維持するために母になることに強制されたくないこと…

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    2025年11月10日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    共感できる、刺さるフレーズが盛り沢山だった。色々と思うところはあるけれど、私も自分の価値観を無意識のうちに押し付けて相手を嫌な気持ちにさせていることがあると思うし、令和のこの時代、特に気を付けていきたいなと思う。この本を読んだことで、自分の出産や子を持つことへの考えを再認識できたり、気付かなかった価値観に気付くことができた。難しいことかもしれないけれど、私は「スーパーゴリラワーママ」になりたいな❗️

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    2025年11月03日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    割とずっと筆者側の思考で、スカッとした部分が多い。「産む機械」とか何遍読んでも聞いてもきもちわりー言葉だなとつくづく思う。女にだけクソめんどい生理のシステムを備え付けた神様絶対男だろ的なツイートを読んだことあったけど、ほんとそう思う。女はうっすら苦しんでてほしいみたいな。産む気が(ほぼ)ない女からしたら尚のこと傍迷惑でしかない。そんで男の身体の問題だったらすぐ色んな不都合は解決されてただろうねーっていうのも、そりゃそうだろうねー(笑)(怒)という感じ。生物学的な理不尽は1億歩譲ってまあ許すとしても、社会構造、特に我が国ヘルジャポンの社会構造に深く根付く女への・母への理不尽には、改めて怒りをおぼ

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    2025年11月03日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    「子供を持たない選択」を選択し続ける事に対する葛藤。

    同じようなことを違う角度から何度も書いているような気がするけど、それだけ思考を繰り返しているということなのだろう。

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    2025年10月14日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    自分は特に疑問に思わず行動に移した方の人だが、筆者の伝えたいこと、本当によくわくる。
    そこのループにはまってしまっていたら、自分も筆者と同じところにいたと思う。
    疑問に感じなくても済む世界になるのが一番。

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    2025年10月08日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    2025/03/27予約48
    話題になっていた本なので読んだ。迷いながら書いたものだと伝わる。わざわざ選択して子をもうけていないのだ。DINKS(仮)と何度も記すところも、子ありを否定するわけでもなく、既婚=自動的に子あり、いないのはかわいそうに思われる世論が嫌なのだ、と。分からなくもないけど、自分たちが納得しているならそれで充分で、他人に思われてもいいんじゃない?と感じた。昔のいわゆる結婚、出産、子育てから老後安泰はすでにないし一本道じゃない。自分自身、横道に何度もそれ、思いもつかなかった人生になってる。出産したあとリセットはできないけどそれを何とかしていくのも人生かな、と思いつつ読み終えた

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    2025年10月07日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    “「女は楽でいい」なんて寝言だ。寝言は毎月下腹部から出血してから言ってほしい。”(p.155)



    “「誰かのために生きる」ことは立派なことだ。しかしそれは女だけがやるべきことではない。男が生涯「俺の、俺による、俺のための時間とお金」を手放さないために、 子供を持たずに生きるのは「こだわりのある人」「自分を貫いているかっこいい人」 とみなされるのに、女がそれをすると途端に「身勝手な女」というレッテルを貼られる。時には「本当の幸せを知らないかわいそうな女」「人間的に未熟な女」というレッテルになることもある。”(p.98)

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    2025年09月26日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    周りになぜ産みたくないのか説明できない感情や考えを言葉にしてくれたような一冊でした。
    自分がどっち側へ行くのか、子供云々よりも目の前の最良の夫との幸せのあり方を考えていきたいと思います。それぞれの生き方はそれぞれの信念と理想、焦燥、迷走から成り立っていく。それが人生の難しさのひとつなのかも。夫はこの本を読んでくれるだろうか。

    P.S.この本の読者の方々の感想もまた、貴重な情報になっていると思います。このご時世に感じる違和感や摩擦を一緒に感じているのだろうと。

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    2025年09月20日
  • 産む気もないのに生理かよ!

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    モヤモヤした気持ちを上手く言語化してくれる本。
    子どもをもつもたない関係なく、考えや声が届く社会になりますように。

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    2025年09月09日