ブライアン・クラースのレビュー一覧

  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    この世の中は、収束的なのか偶発的なのか。

    当たり前に人が信じていることに疑問を呈し、この世の何もかもに理由があると思い込んでしまう目的論的思考を壊してくれる一冊。

    偶然も世の中には存在するが、人は何かと意味付けしたがる。私もそのくせがあると感じた。

    0
    2026年02月05日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わったあと、世界の見え方や自分の考え、行動が少し変わるかも、そんな本でした!
    後半までは、この世界や社会がいかに偶然の上に成り立っているか、アンコントローラブルか、というのが具体例を元に書かれていて、わかりやすく納得度と高い!
    そして最終章では、すべてが影響し合うこの世で、だからこそ自分の行動一つ一つが重要になっている(なっていく)のだと、とても勇気づけられるような、そんなメッセージを受け取りました!

    0
    2026年02月04日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    悪人が上に立つのではなく、善人や気の弱い人たちが遠慮しているだけのように思える。
    悪人はすなおに生きているだけてますね。

    0
    2024年11月20日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「なぜあんなヤツが偉くなるのか」

    組織に属する多くの人が一度は抱くこの素朴な疑問にブライアン・クラークスは実証的な検証をしている。権力と腐敗の関係を心理学、進化生物学、人類学といった多角的な視点から分析した労作。ありとあらゆる分析はさすがと言えるし、あまりに書きすぎて冗長に思われることもあるだろう。

    2007年に読んだ 山極 寿一 の書いた 『暴力はどこからきたか 人間性の起源を探る 』でも 面白い事が書かれてあった。あれは人間もサルだよね、じゃあサルの世界で暴力の起源をみてみようというような書かれ方でチンパンジーとボノボを相対的に取り扱った事で見えてくるものがあった。

    さて、

    本書の

    0
    2026年06月27日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    「私たちは何もコントロールしていないが、あらゆることに影響を与えている」
    このフレーズが本書の主張であり、論拠になる歴史や、所謂自己啓発の矛盾を指摘することでそれを示す。
    この本を読んでも人生はなんでもできるとか、何処にでも行けるという勇気は得られない。しかしこの世界はコントロールは出来ないが、思いもしない偶然が私たちに驚きを与え、また自分も与えるという小さな確信を与えてくれる

    0
    2026年06月09日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    なかなかな読み応えのある本でした。
    ものすごく簡単にいうと、「この世はすべて偶然の積み重ねである」という話です。
    最後の愛犬ゾロへの感謝の言葉が、全てのような気がします。
    一瞬、一瞬を大切に。
    結局、最後、だいじなことは犬から教えられた(笑)

    0
    2026年06月08日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    私たちは複雑でランダムで多様な不確実性の中にいる。
    「私」もまた不確実である。
    不確実であるほど、多様性が必要であり、その多様性の不確実性を受け入れる必要がある。

    0
    2026年05月10日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    生物的、制度的、心理的などの側面からなぜ権力を持つ人が腐敗しやすいのかを明らかにしていく。
    「神の目」が腐敗を防ぐ。しかし「神の目」を設定するのは権力者であり、それを設定させることができるのだろうか?トランプさんは悪人だと私は思う。けど彼を制する「神の目」を誰がどうやってせっていするのだろうか?
    一般社会への監視の目は強くなる一方で、上位層にいる人たちへの監視は果たしてどうなんだろうか。
    会社を考えた時もそうだ。

    隣近視との付き合いの大切さや宗教が役立つ意味などまで考えが広がっていく。
    隣近所や村が共同体として生きていた時代の日本は、相互監視が成立していたと思うが、それが腐敗の抑制に役に立っ

    0
    2026年04月27日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

     人間の行動を決めるもの、存在を決めるもの、意思を決めるもの、状況を決めるもの、いろんなことは「偶然」に支配されている。
     偶然とは、人が自分でコントロールできないもの、という意味で使っているようだ。
     複雑系におけるほぼカオスの縁。人は実は常にそこにいる。
     自分でコントロール出来ないものは、歴史でもあり空間でもあり、あらゆる関わりであり得る。
     人が世の中を理解する様々な手段は所詮、モデル、経験であり、シンプルなものは常に誤っており、複雑なものは役に立たないのが現実だ。

     本書ではさまざまな「偶然」の具体例を挙げている。
     かなり面白く読める。

     最後の方よく繋がりがわからなくなって来

    0
    2026年04月22日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    人生はなぜ思い通りにならないのか。すでに起こったことに対して説明することはできるが、それが決定的に原因と言うことはできるのか。

    この世界は、運命は最初から決められたものであるという決定論的なのか、それとも非決定論的なのか。そして、そこに私たちの自由意志はあるのか。

    本書では、個人の人生から世界的な出来事についてのいくつもの事例を見ながら、わたしたちがどのようにつくられて来たのかを考察していく。

    今生きているわたしたちは、宇宙の誕生から延々と続いて来た宇宙全体の歴史の一部であるということを感じさせてくれる一冊だった。


    0
    2026年04月14日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    悪人になるというより、自分本位、利己的な人のほうが権力に近づきやすくなって、必然的に悪人がうえに立つ構図なのかなと読んで思った。、

    0
    2026年03月15日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    難しい!小さな変化や不慮の出来事や偶然の巡り合わせが、ついにはブラック・スワンになる可能性についての記述が興味深かった。ほんのささいな動きや選択で絶えず変わる世界、私たちが今本を読んでいる間も、寝ている間も見知らぬ誰かの人生に気づかない所で関わっていることを考えると、もう果てしなさすぎてパンクしそう。

    0
    2026年03月03日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    より悪質な人が権力を掌握するのか?、権力が人をより悪質にするのか?、私たちはなぜ自らを、明らかに支配権を握らせるべきではない人に支配させるのか?といった問いを命題として権力の腐敗について述べた本。各章の結論めいた部分にたどり着くまでのエピソードが冗長に感じられ、なかなか要点のわかりづらい構成だった。
    腐敗しやすい人は権力に引きつけられ、権力を手にするのが得意であることが多い。汚れた手(目的のために清濁併せ呑む覚悟)、学習(人間心理の急所を突く学習)機会(善人が躊躇する一瞬の隙)、精査(他者を監視し、自分の化けの皮を剥がされないように計算する能力)
    という4つの要因のせいで、人は権力を持つと実際

    0
    2026年02月28日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    示唆に富む興味深い内容で、文章も読みやくてとても好きなジャンルの話だったのだか、私には冗長に感じられる部分が多くて、けっこう読み飛ばしてしまった。
    謝辞を読むと2万語削ったとあって、びっくり。

    0
    2026年02月24日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    決定論(宇宙のすべての出来事は物理的・化学的法則によりあらかじめ決定されている)vs自由意志(外部環境や運命に支配されず、行動主体が自らの考えで選択する)

    この作者は世の中は偶然の積み重ねによる決定論である。

    良い社会とは、不確実を受け入れ、未知なことを大切にする。日常生活の一日一日を探求や素朴な楽しさ、愉快な驚き、つまり偶然の巡り合わせで満たすこと。コントロールしようと思わず、社会を簡単な方程式で矮小化しないこと。

    あまりにも現代は最適化され、予定を入れすぎ、計画を立てられすぎ。知らないことを探索しながら、知っていることを活用していくバランス。
    避けようのない不確実性に対して、プロセス

    0
    2026年02月21日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    人は、自分の選択した結果で今がある(自分でコントロールしている)と思い込んでいるが、実際は複雑な世界の偶然の結果によるものであることを述べている本。
    確かにその通りだが、とは言え努力せず無秩序に生きれば良いわけでもない。自分がする事のすべてが何らかの影響を与え、大切であると言っている。

    中々難しい本だった。まああのナシーム ニコラス タレブが出てくるぐらいだから難しいのもうなづける。

    0
    2026年02月21日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生は自分次第だなんて大嘘である
    自分にはどうにもならない偶然から生まれる大きな事象を偶然ではないと考え理由、目的があると信じてしまう。
    偶然が支配している世界を理解できるようになる本

    0
    2026年02月17日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    私の頭には難しかった。
    いろんな事例が出てくるんだけどそれを整理しながら読もうと思うとすごく時間がかかりそうに思える本。

    ただ、冒頭に出てくるアメリカのスティムソン夫婦の、京都旅行の物語はすごく興味深いのでそこだけは読むことをお勧めする。

    0
    2026年02月07日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    序章は歴史が示す今までの悪人の例。そして、悪人なのは生まれつきなのか、後天的なのか。その例として3歳児の実験をしている。そこでもともとは不正はしてはいけないと思っている人が多かった。

    では次にどうして悪人はできるのか。
    権力や環境でその確率は上がる。また周りの目や意識によっても格差や階級が生まれる。
    そして、権力を持つと腐敗する。

    第9章はなかなか興味深く、権力や地位は健康や寿命に影響を与えるというもの。
    上の階級のサルはコカインか食べ物かの選択で誘惑に抗い食べ物を選んだ。「厳しい要求と少ない 裁量権の組み合わせ」が 問題である。
    ストレスといってもボス猿のような圧倒的ストレスにさらされ常

    0
    2026年01月12日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この世界は決定論か非決定論か?
    筆者曰く、この世界は因果的に決定される。これは目的論的な運命論とは異なり、個人の自由な選択含め全ての事象は"複雑に絡み合っていて予測もコントロールも出来ない(これを筆者は偶然性または不確実性と呼ぶ)原因の数々"の結果として必然的に引き起こされる、とする決定論。
    …とすると自由意志なんてものはないのでは?と心配になるが、筆者は決定論と自由意志は両立しうる、いわゆる両立論の立場を取る。筆者の意図とやや異なる部分があるかもしれないが、ここに"偶然性"を絡めて考えると、自分の選択は因果的に決定されるものの、偶然という予測不可能性が

    0
    2026年01月09日