ブライアン・クラースのレビュー一覧

  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    序章は歴史が示す今までの悪人の例。そして、悪人なのは生まれつきなのか、後天的なのか。その例として3歳児の実験をしている。そこでもともとは不正はしてはいけないと思っている人が多かった。

    では次にどうして悪人はできるのか。
    権力や環境でその確率は上がる。また周りの目や意識によっても格差や階級が生まれる。
    そして、権力を持つと腐敗する。

    第9章はなかなか興味深く、権力や地位は健康や寿命に影響を与えるというもの。
    上の階級のサルはコカインか食べ物かの選択で誘惑に抗い食べ物を選んだ。「厳しい要求と少ない 裁量権の組み合わせ」が 問題である。
    ストレスといってもボス猿のような圧倒的ストレスにさらされ常

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    2026年01月12日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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    ネタバレ

    この世界は決定論か非決定論か?
    筆者曰く、この世界は因果的に決定される。これは目的論的な運命論とは異なり、個人の自由な選択含め全ての事象は"複雑に絡み合っていて予測もコントロールも出来ない(これを筆者は偶然性または不確実性と呼ぶ)原因の数々"の結果として必然的に引き起こされる、とする決定論。
    …とすると自由意志なんてものはないのでは?と心配になるが、筆者は決定論と自由意志は両立しうる、いわゆる両立論の立場を取る。筆者の意図とやや異なる部分があるかもしれないが、ここに"偶然性"を絡めて考えると、自分の選択は因果的に決定されるものの、偶然という予測不可能性が

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    2026年01月09日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    平等だった人類
     幼児は不正を嫌う?
     戦争あるいは農業により階級社会が生まれた?

    昔ながらのやり方「経路依存性」 QWERTYのアプローチ を打破する
    1.腐敗しやすい人は権力に引き付けられる 多くの応募者から探し腐敗した人を除く
    2.ランダムに権力を獲得すると謙虚に 競争で獲得すると傲慢に
    3.人事異動 ピーターの法則 人は自分が無能であるレべルまで昇進する→停滞→腐敗
    4.失敗も成功も プロセスを検証する 人は成果を良く見せようとする
    5.権力を持つ人に責任を思い出させる  
    6.親身になるべき イノベーションが心理的距離を拡大 →距離を縮める
    7.監視(神判)による善良
    8.支配する

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    2025年05月19日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    ネタバレ

    解決策もいろいろ提示されているけれど、

    まずサイコパスの方々にどう対処するか、それを真剣に組み込んだ人事制度だったり、選任制度がいるに違いない。いくつかのレッスン・対策は、サイコパスには効きそうもなかったりするので。

    でも、大きな権力が集中する政治家トップや起業家・企業のトップなど、人事制度には無縁の人たちこそ難しい。

    だから任期があったり、市場で淘汰されたりするのが大事だともいえるけど、

    それが機能しているとは言えない。

    誰が鳴りたいと思うか、そのポストにつきたいと思うか、という点でも、

    すでになっている人から影響を受けるだろうから、

    なかなか変わらないという状況もあるのかもし

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    2025年03月30日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    悪人が上に立つあるいは上に立ったら悪人になったということに関して、その傾向と事実は良く分かったが、そのなぜ?の部分があまり入って来なかった。なので、本書にも述べられているようだが、その対応策に現実味がなくパッとせず、結局、悪人が上に立つというのは、そんなもんなんだと、いつも漠然と感じるところに帰結してしまう。

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    2025年02月10日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

    Posted by ブクログ

    悪人を上に立たせない(権力を与えない)ためにどうすれば良いかをまとめた本。
    腐敗しない人を権力者にして、責任の重みを自覚させ、監視の目を意識させる。そして、模倣的な指導者になるような人を待つのではなく生み出すようにする。

    海外の本は事例やエビデンスにウェイトを置いているものが多く、結論が見えにくく読んで理解するのに時間がかかるので慣れない。もっと簡潔に書いてくれたらうれしいなぁ。

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    2024年12月07日