みくのしんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ素敵な1冊に出会えました!
幼い頃から本の虫だった私は、国語をあまり苦手と思ったことはないけど、「なんとなくこんな答えを大人は求めてるんでしょ」って、可愛げのない、面白みのない国語人生を送ってきた。
正解はないって言われても、最適解は決まってる的な。
ところがどっこい。みくのしんは、とにかく読むのが苦手だけど、読んだ文を映像化したり、「自分のもの」にするのがすごーく上手。
"なんかこう……こんなに簡単な言葉で、思いもよらない表現をされると「日本語が取られた!」って思わない?もうこの表現は俺には使えないというか、この日本語は最初に言った人のものになるというか…。"
こんな感想抱けるのが、ほ -
Posted by ブクログ
中盤コラムの作者を囲んでの座談会形式の会話はおもしろかった!特にニシダの読めない本との向き合い方はなるほどな〜と共感。読書の在り方について改めて考える良い気づきが沢山。個人的にみくのしんさんが一文ずつツッコミ入れながら読む経過は、私としてはストーリーが全く頭に入って来ず私の読書とは合わないと思った。本書に出てくる書籍を読んだことがある人はこういう読書の仕方があるのか、という視点もあっていいのかも。中1の読書しない息子にはこの対談形式は読みやすかったのでゲラゲラ笑いながら読んでいたので、とっつき易さとしてはとても良いと思う。特に最後の枕草子は懐かしい気持ちで古文を一緒に楽しんだ。
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Posted by ブクログ
すごい。
『枕草子』の四季のくだりは正直つまらないと思っていたので、ものすごく楽しそうに読書していたところにまずとてもびっくりした。私があまり景色に興味がなく、みくのしんさんが風景描写が好き、というそもそもの違いは大きいのでしょうが…。
清少納言とめちゃめちゃ気が合っている感じがして羨ましい。
山ぎはと山の端の違いなんて考えたこともなかったけど、言われてみてば確かにそうだし、冬だけ人の描写になっているというのも初めて気がついた。
他にも、宮沢賢治の光の表現の美しさを感じたり、水中の景色の想像力に想いを馳せたり、
『少年の日の思い出』の「彼はろうそくをつけた。」の一文が冒頭のシーンと重なって見