一色伸幸のレビュー一覧
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青森から東京への修学旅行生とその周囲の人々が、これまでとこれからを思う話、かな。どの話も甘すぎず、過去の苦さを抱えていたりもするけど、疲れた心に染みてくる心暖まる話ばかりだった。一番良かったのは「娯楽の電動」かな。友情、青春が眩しい。
この作者の本は機会があればまた読んでみたい。Posted by ブクログ -
鬱病を患った主人公が自殺しようとしたとき、ふと見つけた配達されなかった7年前の手紙の束。自殺する踏ん切りをつけるため、主人公は手紙の配達をすることに。まったく感情に起伏のなかった主人公が、手紙の配達を通して徐々に変わっていく姿がとても心に沁みる。Posted by ブクログ
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一色伸幸さんって「ワタシをスキーに連れてって」などの作者だっんだすね。それも知らなかったし、ウツになったことも知らなかった。ウツのつらさが漫画が的確に描かれている。Posted by ブクログ
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最初はゆっくりですが、途中からスピードがぐっとあがる、それが個性的なキャラクターとあいまって疾走感が素晴らしい。
現実なのかどうかわからない感じのラストが凄い意味深で好きである。Posted by ブクログ -
最後が急にSFチックになって、え?!ってなったまま終わってしまった…
変にいい話で終わらないあたりは好きだし、主人公のひねくれた考え方もいい。
作者も鬱経験者らしく、そのあたりの描写もリアルで良かった。Posted by ブクログ -
手紙の配達先で7人の人間模様を見て、希望が生まれ、心を入れ替える、そういう結末になるとばかり思っていましたが、そうではありませんでした。
私にとっては、ショッキングな結末でしたが、このような終わり方の方が現実に近いのかもしれないと思いました。Posted by ブクログ -
うつの怖さ
人とを結ぶもの
最後の描写にドキッとしました。
え、、、
最初は、もっと軽く読めるものかと思っていましたが、
進めれば進めるほど
7年前の手紙が紡ぐ思いに心を打たれました。
1人だと孤独を感じている人には読んでいただきたい一作です。Posted by ブクログ -
全体を通していい本だった!というより、ひとつひとつのストーリーがよかった。
7年経てばいろいろなことが変わる。
7年前の自分の気持ちってどうだったかな。Posted by ブクログ