一色伸幸のレビュー一覧

  • 僕らはみんな生きている 1

    無料版購入済み

    ロックな社会人向けの漫画です!

    シリアスで重いテーマをロックなノリで乗り越える社会人向けのサバイバル漫画です。これから会社員になろうとしている新社会人の皆さんには、いささか刺激が強すぎるかもしれません。すでに営業経験のある会社員や元会社員のかたは、胃痛薬を手元に置いてお読みください。皆さんに幸運を!

    #シュール #ダーク #アツい

    1
    2025年04月23日
  • 幸せであるように

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    青森から東京への修学旅行生とその周囲の人々が、これまでとこれからを思う話、かな。どの話も甘すぎず、過去の苦さを抱えていたりもするけど、疲れた心に染みてくる心暖まる話ばかりだった。一番良かったのは「娯楽の電動」かな。友情、青春が眩しい。
    この作者の本は機会があればまた読んでみたい。

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    2017年12月13日
  • 僕らはみんな生きている 4

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    最初はゆっくりですが、途中からスピードがぐっとあがる、それが個性的なキャラクターとあいまって疾走感が素晴らしい。
    現実なのかどうかわからない感じのラストが凄い意味深で好きである。

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    2016年10月13日
  • 配達されたい私たち

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    うつ病になった人がどう感じどう生きているか詳しく語られていますが、解らない人には自己中心的としか見られないんだろうな。全体的に言葉の選び方が巧く、心に響きます。しかし奥さんのあの行動はちょっと……。主人公が死にたくなった気持ちも解ります。救われたような、救われないような、読む人によってかなり印象が変わる作品だと思います。

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    2013年09月02日
  • 配達されたい私たち

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    鬱病を患った主人公が自殺をするために侵入した、廃墟となった映画館で、7年前に配達されるはずだった郵便物の束を見つけ、自殺へのカウントダウンとしてそのうちの7通を配達する物語。
    7年前の手紙を受け取った人たちとの対話から、主人公が得るものとは。

    鬱を題材にした作品は数多ありますが、この作品のディテールには驚くばかり、自分がいかに鬱を誤認していたかを思い知らされました。
    作者さん自身が鬱病だったそうです。
    小説ではありますが、周囲の人々が読むべき一冊です。

    ラスト1通からの心情変化と振り落とされそうなほどのスピード感、最終章で明らかとなる状況と主人公の心境。
    今まで出会ったことのない、とてつも

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    2013年07月10日
  • 配達されたい私たち

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    鬱病を患った主人公が自殺しようとしたとき、ふと見つけた配達されなかった7年前の手紙の束。自殺する踏ん切りをつけるため、主人公は手紙の配達をすることに。まったく感情に起伏のなかった主人公が、手紙の配達を通して徐々に変わっていく姿がとても心に沁みる。

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    2013年03月30日
  • 感動コミックエッセイ さよなら、うつ。

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    一色伸幸さんって「ワタシをスキーに連れてって」などの作者だっんだすね。それも知らなかったし、ウツになったことも知らなかった。ウツのつらさが漫画が的確に描かれている。

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    2019年10月15日
  • 配達されたい私たち

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    ネタバレ

    正しいかどうかは知る由もないのですが
    鬱の方の心理を内側から描く設定に
    とても知的好奇心を刺激されました。

    中途半端な希望的観測など許さない徹底した
    心象の描写には、本当に心揺さぶられました。

    主人公が迎えた結末には絶望と驚きとかすかな希望。
    作品世界に吸い込まれて、そうして吐き出された途端、
    締め付けられるような思いとあたたかい思いの両方を
    胸の中に感じて、それこそが現実なのだと
    思い至りました。

    今は…本当の幸福な結末を心から祈るばかりです。

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    2019年05月06日
  • 感動コミックエッセイ さよなら、うつ。

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    良かった。
    「人間誰しも死ぬという事は皆わかっている。
    ただ、【自分が死ぬ】というのはわかってない」
    という言葉が突き刺さる。

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    2018年07月27日
  • 幸せであるように

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    青森から東京へ修学旅行をする高校生、先生、その関係者たちのショートストーリ短編集。

    題名になっている「幸せであるように」は好きなお話。最後の切なさが好き。自分の今までの行動を悔いる教師のお話。

    オレはオレをこじらせているも好きなお話。

    人は後悔の連続だけど、それでもどこかで結団しないといけません。同じ時間の中で色々な話が同時進行する有川ひろの阪急電車を思い出してしまいました。

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    2015年10月15日
  • 配達されたい私たち

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    ■心を失くした男が届ける、心をつなぐ七通の手紙。

    感情を喪失したうつ病の澤野は、ある日、死に場所として入った廃墟で、偶然手紙の束を見つける、それは昔郵便局員に破棄されたものだった。「この7通の手紙は、さろうならへのカウント・ダウンだ」すべてを配達し終えたら肚をくくろう」彼は死とその痛みを先延ばしするため、7年前の手紙の配達を始める。そしてそこに込められた悲喜劇に遭遇し、久しぶりに心の揺らぎを感じるが……。神経症の時代に贈る、愛と希望の物語。

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    2013年05月29日
  • 配達されたい私たち

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    「32才、ウツ。オレ、死にます」のコピーでWOWOWでドラマ化が決まっている原作。なるほど、主人公は自殺志願で、手紙を配達していくうちにいろんな人に触れて、感動していい感じになる話だろうな、と裏表紙のあらすじを確認して読み始めた。驚いた。この作品は最後まで読んでこそ価値のある物語だ。こういうふうに心をえぐられるとは想像していなかった。わたしの負けです。

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    2013年04月21日
  • 配達されたい私たち

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    最後が急にSFチックになって、え?!ってなったまま終わってしまった…
    変にいい話で終わらないあたりは好きだし、主人公のひねくれた考え方もいい。
    作者も鬱経験者らしく、そのあたりの描写もリアルで良かった。

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    2013年04月17日
  • 配達されたい私たち

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    ネタバレ

    鬱のときの無気力さや、心が動かなくなる感じがリアルに表現されている。経験者ならではの描写。
    でも、そういう傾向のない人にはくどく感じられるのかもしれない。私は、最初の方の主人公の状態がやけに身近に感じられた。
    1通ずつ手紙を配達していくのだが、いつも予想外の展開で関わりを持ってしまう。そうすることで少しずつ心が動き始めるので、もしかしてこれは7通配り終わって回復してしまうというような展開になるのかと思いきや、まさかの幻想、そして自殺の実行、さらには植物状態という怒涛の展開にびっくりした。結局自殺は一度実行されてしまうのか。
    死が救いに思える精神状態、朝が来ると「まだ生きている」と思ってしまう心

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    2013年04月13日
  • 配達されたい私たち

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    死地を求め,廃墟にたどり着いた澤野.彼が偶然見つけたものは,破棄された手紙の束だった.届けられることが無かった7年前の手紙たち.配達してから死のう.配達を重ねる度,手紙に込められた想いに,感情を喪失した澤野の心が揺れる・・・.あぁいいなと純粋に思わせてくれる一冊.愛と希望の物語.日々の生活に疲れたとき,また読み直そうっと(*^^*)

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    2013年03月29日
  • 配達されたい私たち

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    思いは届けるためにあり、そうして、人は届けるために思う。それがいつまでも、途切れることなく、くりかえされる。

    7通の手紙を届けてから死ぬって決めて、配ってるうちに鬱の自分の心の変化に気づく。植物状態になってはじめて、生きていないと伝えられないことを知る。心から生きたいと思う。誤解だらけの世の中、人間関係。終わってからじゃ遅い。公開も全部受け止めて前に進むしかない。思いも口にするべきって知らされた。

    教師も誤る。親も間違う。社会に理不尽な差別を受ける者もいる。まっすぐ進めるかは本人次第。

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    2020年11月21日
  • 配達されたい私たち

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    ネタバレ

    手紙の配達先で7人の人間模様を見て、希望が生まれ、心を入れ替える、そういう結末になるとばかり思っていましたが、そうではありませんでした。

    私にとっては、ショッキングな結末でしたが、このような終わり方の方が現実に近いのかもしれないと思いました。

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    2020年06月21日
  • 配達されたい私たち

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    うつの怖さ
    人とを結ぶもの
    最後の描写にドキッとしました。
    え、、、
    最初は、もっと軽く読めるものかと思っていましたが、
    進めれば進めるほど
    7年前の手紙が紡ぐ思いに心を打たれました。
    1人だと孤独を感じている人には読んでいただきたい一作です。

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    2019年02月12日
  • 配達されたい私たち

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    全体を通していい本だった!というより、ひとつひとつのストーリーがよかった。

    7年経てばいろいろなことが変わる。
    7年前の自分の気持ちってどうだったかな。

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    2015年01月27日
  • 配達されたい私たち

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    32歳、ウツ、妻子あり。
    感情は喪失し、毎日を芋虫のように暮らす澤野。
    ある日、死に場所として入った廃墟で、届けられず捨てられた7年前の手紙の束を発見する。
    そうだ、この7通の手紙を届けてから死のう。
    心を亡くした男が届ける、心を繋ぐ7通の手紙の物語。

    知人に勧められて借りました。
    著者がうつ病だったということがあり、鬱の描写がとてもリアル。
    感情の喪失や色のない世界、動けない体に、取り纏う希死観念。
    体験記ではなく小説でこんな風に鬱独特の症状を描いている作品は希少かもしれないですね。

    7年前に届けられるはずだった手紙が時を越えて届くことで様々な物語が生まれますが、共通して思ったのは、タイ

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    2014年11月12日