清水玲奈のレビュー一覧
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「さまざまな本屋の栄枯盛衰を見てきました。生き残りの条件は、ほかの店やネット書店にはない個性があり、時代のニーズに合わせて積極的に変化していけて、また店での買い物を楽しい体験として提供できることだと思います。」マグマ 店長 ジョン・ウイングレイヴ
これだ!と思わず心でつぶやいてしまう。この考え方を常に持って、将来の温かい本屋さんにつなげていきたい。
「この書店では、1タイトルにつき1冊しか在庫を置かず、限られたスペースにできるだけ多数のタイトルを置く。そのため、読書傾向が一致した人々にとっては、大きな売り場を歩き回ることなく、効率的に本が見つけられる。在庫が1冊でも、今は出版社に注文すれば -
Posted by ブクログ
本屋さん好きにとってはまさに夢の本の第2弾。
今回は日本の本屋さんも紹介されていて嬉しい。
そしてシェイクスピア・アンド・カンパニーが紹介されていたのも嬉しかった。
「この店にあるならいい本のはずだと信頼できる」
書店とお客さんの間にそれほどの信頼がうまれるなんて本当に夢のような話だ。
それと同時に、壁一面に並んだ本を眺めながら、その1冊の中には自分が求める世界も、奈落に突き落とされるような文章もあるかもしれないと想像させてくれる本屋さんも素敵。
夢の本屋さん、理想の本屋さんは1店ではないのかもしれない。
こんなワガママな客に夢を与えてくれる書店員さんをとても尊敬する。
書店員さんの仕事と -
Posted by ブクログ
ページを開いて、心を踏み入れた瞬間、
(これまでの記憶は全部消えてしまってもいいや。)と、
体を思いっきり空っぽにしてしまいたい衝動に駆られた。
見渡す限りの本、本、本…
どの本を手にとる?
あぁ、あれも、これも、それも、全部読みたい!
時間なんて、消えてなくなっちゃえばいいのに~~~
白いページに刻まれた言葉は
他の誰かの心の中。
自分の中には決して存在しない未知のゾーン。
海よりも、空よりも、何処よりも広い無限の空間。
それらがひとつの星の様に、ぎゅうっと固体化して本となり、
たくさん散りばめられた場所がここなら
もう、そこは
『夢の本屋さん』としか言いようがない。
その本屋の前