フィリッパ・ペリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供の感情に向き合う。全て受け止め共感する。親は子供の感情の受け皿であること。
そうすることで、子供は親の愛を認識し、自己の感情の伝え方らコントロールを身につけ、精神性が育まれていく。
ネントレは不要。むしろ脳の発達に害あり。
親が子に関心を持ちなだめられることで子供はその経験や記憶を内面化し、やがて感情のコントロールを身につける。
親から離れることで自立を促してはいけない。自立プロセスを阻害しかえって長引かせる。
親がいつでもいる、頼れる、と理解していくことで勝手に離れていくもの。
身体的な活動含めて、すべては赤ちゃんのペースにより任せること。親がハイハイやお座り、寝返りなどを強要して -
Posted by ブクログ
翻訳された本はちょっと自分的には読みにくいといつも感じるのでこちらも読むのに時間はかかったが、内容は面白かった。
子育てをしているとまず自分の過去と向き合わないといけない時が来る。本当にそう。親にこうして欲しかった、ああしてくれれば、これをしてくれなかったから私はこんな風になっちゃった、みたいな今更何を言っても仕方ないのにタラレバが次から次へと出てきて親への不満が溢れてくる。
でもこの時間って割と大事で、子供に対して色々と悩む時、あぁ私は子供の時きっとこうして欲しかったんだ、だったら我が子にはこうしよう、みたいな気付きが出てくる。
あと大事なのは我が子をよく観察すること!これがなかなか難しい。 -
Posted by ブクログ
【子供に対して、より先に、自分自身に目を向ける】
子供は親のやることを真似る。自分の内なる批判者に用心して。
・子供につらく当たったり自分の悪い癖がある時
→振り返る。原因は、自分の過去の経験or自分の親の癖(又は祖父母から親が受け継いだ癖)に起因している。イライラしている(上手くいかない)のは今の事象が原因ではない。
過去が解消されていないからor無意識の癖になってしまっているから。自覚して改善するよう意識して。
・判定することをやめる
→子供に対しても自分に対しても良い悪い(おとなしい、不器用など)を判断しない。具体的に今の状態を表現して、いい部分を見て。
【安心できる家庭環境を作る -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の自分の親に読んでもらいたい本を読んでいたこともあり気になったので読んでみました。
このシリーズのタイトルの衝撃。
期待通りでした。結論から言うと、本書の本当に伝えたいことは、決して大切な人(自分以外の誰か)に読んでもらいたい本ということではなく、自分自身に読んでもらいたい本といいますか、生きづらい世の中を生きていく中で、いろんな人の悩みがメールで来ていて回答されていきます。
それは、解決策というわけではないです。
そういうものや事柄をきっかけに自分自身の人間関係と向き合い方を今一度考えるきっかけになる。そんな本でした。
人間関係は難しいです。相手も生きてますし、自我があります。そういう -
Posted by ブクログ
ネタバレ0歳児の母です。これからの自分のためにもメモをとりながら読みました。
✓寝かしつけのときは子どもを泣かせたままにしない。いっしょに寝る。
✓子どもが遊びたがったら最初にしっかり付き合う。子供が夢中になったらそっとフェードアウト
✓癇癪を起こしたら子供の望みを叶えるのではなく、子供の不満に共感を寄せる。
✓子供がうそをついたときに罰を与えるのではなく嘘の背後にあるものをつきとめる。罰を与えても嘘がうまくなるだけ。
✓子供への決めつけをやめて自分の気持ちを明示する。
✓10代後半の子どもは下宿人だと思え。
星3にしたのは、文章が回りくどいというかザ翻訳的な文だったのでやや読みづらかったからです