粟木こぼねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまたまた江戸川乱歩。世田谷は経堂に住む、伴天連爺さんこと日暮紋三という人形師のもとを訪れた怪奇小説家が主人公。
精巧につくられた様々な人形を見せてもらうが、最後に見せてもらったのは、棺の中に横たわる本物と見紛うかのような女性。ただそれはドッキリで、彼女はれっきとした生きた人間であることが明かされる。彼女はいずれ型となるため、石膏を塗りつけられる日を人形師の家で待っている。
しかし別れ際、小説家が彼女からこっそり手渡されたのは、
「助けて下さい。わたしは殺されます。」
と書かれた紙切れだった。物語はそこで終わる。なんて怖い!!
イラストはどれも艶やかで、蝋燭の灯火のふくらみや、街灯で照らされる光 -
Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズから、堀辰雄さんと粟木こぼねさんのコラボ作品『燃ゆる頬』です。作品集も含めて、52作目です。乙女の本棚シリーズで堀辰雄さんは「鼠」を、粟木こぼねさんは「悪霊物語」を手がけてらっしゃいますよね!粟木こぼねさんは繊細で飾っておきたくなるようなイラストを描かれるし、ストーリーはBLっぽい??気になりますよね♪
主人公の私は寄宿舎で、三枝という虚弱でありながら美しい同級生と出会います。徐々に距離を縮めていき、ふたりは旅に出かけます。旅先でふたりの関係に変化が生じ…。
なんだかこの主人公の私が身勝手すぎるように思うし、三枝はちょっと可愛そう(¯―¯٥)粟木こぼねさんのイラスト