粟木こぼねのレビュー一覧

  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    〈乙女の本棚シリーズ〉
    堀辰雄+粟木こぼね

    映画のワンシーンを切り取ったような、どこか物語性を感じられる絵が魅力とあるが、まさしくその通りで、見惚れてしまうとはこのことか…と思った。
    とにかく絵が美しい。
    惚れ惚れする。

    17になった私が男ばかりの寄宿舎に入り、三枝から目が離せなくなり…
    だが旅先で少女と会ってから何かが…変わったのか、変わらなかったのか、誰が気になるのか、気持ちは落ち着いているのか…


    次のページへと捲るのが逸るほどに気持ちが昂まった。





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    2026年04月22日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    最初の感想として「こんなとこに行ってみてぇ!」だったのが段々と「怖えぇ…」になって「まさかな」になって「だいじょぶか、良かった」になって最後の一文で。あれが最後の一文です。続きはどうやら別の人が書いたらしい。この文はフィクションではございませんよね?

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    2025年07月22日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    画風が本当に好みで狂おしい程好きです
    色のくすんだ感じ、レトロチックな雰囲気、人形のような美しさの女性など、世界観がピッタリ合っていました

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    2025年04月30日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    こうきたか!というオチ。さて、どうするというのがないのが、なかなか良い。江戸川乱歩は、文章に巧緻さが溢れている。

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    2025年01月01日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    作品とイラストがめっちゃマッチしてましたなぁ。
    美しかったです。
    どうやら少年から大人に変わる時の物語らしいのですが、けっこうがっつり匂わせてますよね、お耽美。

    寄宿舎という特殊環境ゆえか、儚き少年になんとなーく惹かれ、でも外に出たら女の子に惹かれ、そして儚き少年につれなくする。でも心の奥にずっと残ってる儚き少年。

    イラストが本当に美しかったので世界観が濃くなってたようにも思います。

    2026.6.14
    90

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    2026年06月14日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    堀辰雄文学忌、辰雄忌

    1938年

    十七歳の少年は、寄宿舎生活の中で、薔薇色の頬をもつ美しい同室者と出会う。
    友情と憧憬はやがて境界をもち、少年はその限界に触れる。
    儚さと切なさを、少年のような文体で、文学へと昇華。

    堀自身、旧制第一高等学校の寄宿舎で青春を過ごし、自ら、あるいは友人の経験や感情を深く作品に映し込んだのではないでしょうか。
    主人公は、脊椎カリエスを病む美少年に心を寄せながらも、次第に女性への関心へと移っていく。
    「友情から愛への通過儀礼」が描かれ、やがて『風立ちぬ』へと続く成熟の愛へと。

    イラストを手がける粟木こぼねさんは、「物語の一瞬を切り取る」絵を描く人だという。

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    2026年05月28日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    これは今で言う同性愛がテーマ。
    しかしどこをとっても神秘的なようなものに感じられた。それはこんなにも美しいイラストが描かれている影響かもしれないが、性という部分ではなくその周りの感情がとても神秘的でした。
    イラストも素晴らしい。

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    2025年11月28日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    えっこれ続きは他の作家さんが書いたってこと?
    このシリーズで、こんな続き気になる形で終わると思わなかった…。
    面白かったー。江戸川乱歩いいなぁ。

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    2025年10月25日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    よくこれを単独で取り上げたな。本来はリレー小説である。この後に別作家による発展篇、解決篇が書かれている。まあ、確かに乱歩の分だけでもまとまりがあるな。
    絵もよかった。小説の雰囲気によく合っている。話自体はあまり乙女っぽくない内容だが、絵は乙女っぽさもうまく取り入れていたと思う。

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    2025年07月06日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    新年2発目。 1冊目と同じく乱歩かつ乙女の本棚シリーズ。 合作作品とのことだけど、乱歩部分のみで続きが気になるー!

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    2025年03月19日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    小説家が取材のため怪しげな老年の人形師のアトリエに赴き想像を遥かに超える作品たちに魅了される。蝋人形だと思ったら生きている人間、という展開は乱歩先生らしいなあと思いながら読み進め、結末にゾクッとした。他の作家さんとの連作とのことなので、このあとのお話も読みたくなった

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    2025年02月04日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    またまた江戸川乱歩。世田谷は経堂に住む、伴天連爺さんこと日暮紋三という人形師のもとを訪れた怪奇小説家が主人公。
    精巧につくられた様々な人形を見せてもらうが、最後に見せてもらったのは、棺の中に横たわる本物と見紛うかのような女性。ただそれはドッキリで、彼女はれっきとした生きた人間であることが明かされる。彼女はいずれ型となるため、石膏を塗りつけられる日を人形師の家で待っている。
    しかし別れ際、小説家が彼女からこっそり手渡されたのは、
    「助けて下さい。わたしは殺されます。」
    と書かれた紙切れだった。物語はそこで終わる。なんて怖い!!
    イラストはどれも艶やかで、蝋燭の灯火のふくらみや、街灯で照らされる光

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    2024年12月31日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    乙女の本棚
    江戸川乱歩4作品目ですわよ♡


    やっぱり、ぞぞぞぞ



    私の中で江戸川乱歩は
    不気味な雰囲気というか
    狂気じみた人を描く
    というイメージになっています



    今回は小説家が人形師を取材する物語
    この人形師が狂人というわけです




    イラストは粟木こぼねさん


    とても緻密なイラストでした

    今までの乙女のイラストは
    割と抽象的な感じだったけど

    今回は想像を掻き立てるというより
    現物を見せてもらってるくらい緻密


    絵については土瓶さんのレビューが面白かったので、そちらをご覧下さい
    (勝手にすいません)




    そしてラストまで読んで
    まだ続きがあることを知る!!


    どゆこ

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    2026年05月28日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    堀辰雄の作品は、鼠以来2作品目。今作も少年達の集まる、どこか退廃的な雰囲気の漂う物語でした。主人公の揺れ動く心情、内面ではどう思っていたのかが謎でした。三枝との関係は、寄宿舎という環境が作り出した物なのか何なのか…。そして最後、思いとどまってくれて良かった、とホッとしました。

    想定外の内容で、心に残る作品でした。

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    2026年01月31日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    なるほど、これは乙女の本棚にふさわしいものかもしれない。いや、それは先入観というものか。
    それはともかく、絵と文章の相性はよかったように思う。納得がいくというか。今後のラインナップにも注目だな。

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    2026年01月18日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    高等学校の寄宿舎で生活する十七歳男子たちの交流が描かれている。
    そのなかで自己を確立していこうとする様子はとても危うく、耽美。
    少年と青年のはざまにあるまだ無垢で不安定な存在が、そのまま差し出されているような小説だった。
    堀辰雄の作品はなにげにはじめて読んだかもしれない。硝子細工のような繊細さを感じさせる粟木こぼねさんのイラストが、物語とよく調和しているように思う。

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    2026年01月12日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、堀辰雄さんと粟木こぼねさんのコラボ作品『燃ゆる頬』です。作品集も含めて、52作目です。乙女の本棚シリーズで堀辰雄さんは「鼠」を、粟木こぼねさんは「悪霊物語」を手がけてらっしゃいますよね!粟木こぼねさんは繊細で飾っておきたくなるようなイラストを描かれるし、ストーリーはBLっぽい??気になりますよね♪

     主人公の私は寄宿舎で、三枝という虚弱でありながら美しい同級生と出会います。徐々に距離を縮めていき、ふたりは旅に出かけます。旅先でふたりの関係に変化が生じ…。

     なんだかこの主人公の私が身勝手すぎるように思うし、三枝はちょっと可愛そう(¯―¯٥)粟木こぼねさんのイラスト

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    2025年12月22日
  • 燃ゆる頬(乙女の本棚)

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    多感期の少年の恋物語。男子校での生活に同性に憧憬の感情を抱き旅行までするがそこで出会った少女に想いを寄せる。同性から異性に変わるまでの機微を残酷に描く。思春期の子らは残酷さも持ち合わせ、対処の仕方も分からないやるせなさと恋の華やかさをうまく絵とリンクしていて読みやすく切なかった。

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    2025年11月28日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    小説家・大江蘭堂は、小説の題材を模索中に、奇怪な人形師を紹介される。
    大江はある夜、世田谷の静かな住宅街に住む「伴天連爺(バテレンじい)」という名の老人の家に招かれる。
    暗い仕事部屋で、不思議な体験をした大江は。

    イラストが繊細で綺麗なんだけど、話の奇怪さ妖艶さに比べると、明るくて漫画っぽい。
    しかも、え、ここで終わる?なんで?
    乱歩の本を楽しむというより、こぼねさん?のイラストを楽しみたい方にはおすすめ。
    不完全燃焼なので、最後まで改めて読みたい。

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    2025年08月13日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    乙女の本棚シリーズ。
    薄気味悪さの中に不思議と惹きつけられる魅力がある。
    より精巧な蝋人形を追い求める余り本物の人間の死体を使ってるんじゃないかってところは想像が容易。
    だけどこの後に発展篇と解決篇があるらしいから真相はどうなることやら…
    続きは乙女の本棚シリーズになってないらしく残念だけど、先が気になるから機会があったら読んでみよう。

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    2025年07月11日