若木民喜のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
女神探し
女神探し4人目が終わりあと2人まできたのでそろそろ終盤に入ってきそうですが。敵側が下っ端から全然出てこない上に正体が未だにわからない状態なのでまだ波乱がありそうなので楽しみです。
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シリーズ最終巻。
あかね丸に隠していた渡航機がリューネに発見され、ドクロウこと二階堂先生は命がけの戦いを挑みます。辛くも勝利を収めたものの、肝心の渡航機は破壊されてしまい、その結果女神を宿したヒロインたちは何もない空間へと飛ばされてしまうことになります。最後に彼女たちが桂馬を元の世界へと呼び戻して、物語は結末を迎えることになります。
エルシィの正体については、ちょっと唐突な印象を受けてしまいました。あらかじめ伏線を用意しておいてほしかったように感じます。最後の桂馬の選択は、報われないヒロインたちがすこし不憫に感じますが、個人的には納得のできるものでした。 -
Posted by ブクログ
前半は、前巻に引きつづいて結の攻略編となります。身体が入れ替わってしまった桂馬と結は、しだいに思考回路が身体に適合していき、攻略のハードルはますます厳しいものになっていきます。そこで桂馬がとった戦略は、女性になってしまったみずからが攻略対象のヒロインとなり、物語の主人公である結の迎えを待つというものでした。
後半は、春日楠の姉の春日檜(かすが・ひのき)です。駆け魂にとり憑かれたために、身体が大きくなってしまう彼女の心の隙間を埋めようとする桂馬ですが、さすがの彼も檜のスケールの大きさに翻弄されて、なかなか攻略のいとぐちをつかむことができません。
しだいにエルシィたちの手に負えないような強力な -
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人間界の少女たちの心のスキマに入り込んだ悪魔の霊魂「駆け魂」を地獄へと連れて帰るため、地獄からやってきた「エルシィ」ことエリュシア・デ・ルート・イーマは、数々の女性たちを攻略し「落とし神」と呼ばれる少年・桂木桂馬(かつらぎ・けいま)と契約を交わします。ところが桂馬は、美少女ゲームのマニアで、ネットの世界で「落とし神」として名を知られている一方、現実では「オタメガネ」と呼ばれる少年だったのです。こうして桂馬とエルシィは、美少女ゲームの知識だけを武器に、現実の少女たちの「攻略」することになります。
第1巻では、陸上部エースの高原歩美(たかはら・あゆみ)と、大財閥のご令嬢である青山美生(あおやま・ -
購入済み
大笑い(≧∇≦)
何も考えず読んで笑える作品です( ´ ▽ ` )ノ
20年近く前、ギャルゲーと乙女ゲーが世に認知されず白い目で見られつつ、コッソリ攻略していた身としては、此処まで世の中にジャンル確立されて、感涙です。
15年前に卒オタしましたが、久しぶりに手を出したくなりました(^^)
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ついに完結しちゃいました。
最初から世界観というか目の付け所がすごく好きだったんですが、途中の女神編になってからは、なんだかなーと思ってしまう節もありました。
でも、翌々思うと、あのまま毎回違うキャラで攻略されても飽きが来るんじゃないかなーということもあり、終わってみればいい感じだったのかもしれません。ちょっと長引いた気もしますが。
閉め方もそうですが、一旦波乱を含め、エルシィをラストに持ってくるあたりもいいですね。
綺麗にまとまったんじゃないかなーと思います。
最後はなにげにエルシィとくっつくのか?と思いきや、ブレずに家族(妹)だったのもいいですね。
あー、歩美か最後の悪魔がよかった笑
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Posted by ブクログ
ストーリーは、魂のスキマに入り込んだよくない悪霊である「カケダマ」を死神とパートナーである人間とで取り除いていくと言うお話。
主人公は、美少女ゲームを極めているゲーマー。二次元での恋愛では右に出るものなく「落とし神」と呼ばれている。それを利用して三次元の女の子も攻略していこうっていう感じの流れになりますが。話の内容は、すごく、よく出来てます。たぶん、美少女ゲームが好きな人は恋愛するときでも選択肢を思い浮かべるんだろうなーとかもちょっと本気にします。
途中からちょっと話の内容が変化していきますが、最初から完結に向けての伏線で書いていたのならすごいです。編集者の都合であったのなら、よく繋げたなとも