あさとえいりのレビュー一覧
-
購入済み
なかなかどうして難しいです
自分の感情を殺して、愛する未成年の少年と暮らす切なさとその少年の父親を愛していた運命の悪戯が、書かれている。
切ないストーリー。 -
Posted by ブクログ
遠野先生の貴族シリーズで2番目に読んだものです。
家のために亡くなってしまった双子の妹になりすまして攻くんと結婚する受くん。健気でした。
こう攻くんがかなりぶっきらぼうで無口なんですが優しくてよかったです。無理矢理犯す…は犯すけど暴君っていう感じではなくてですね…。気持ちを伝える言葉を持たないから身体でって感じかな?我侭とかそういうのじゃないんですよー。
そんな攻くんに惹かれて行く受くんなんですが、妹が愛した人だったので戸惑ってしまう心の動きなんかもよかったです。
ただすごく気持ち悪いキャラが出てきます。が、そいつのおかげでこの二人がくっ付いたのも事実なのです。
とてもオススメ!読後感がよ -
購入済み
ツンデレですね。
明治時代ですから、今よりもずっと貴族の地位や名誉は大切で重い。
だけど、それを全部捨てても自分の愛する人を選び幸せにしたいと望む。
最高にカッコイイ -
Posted by ブクログ
ネタバレカップリングは奏(伯爵家の跡継ぎ)×一葉(子爵家の跡継ぎ)です。
BLによくある身代わり花嫁ものです。一葉の双子の妹と母親が車の事故でなくなってしまい、お家の為に女装して嫁ぎます。
寡黙攻めは私の中では珍しかったのですが、すごい良かったです。
気に食わないことがあるとお仕置きと称していろいろやっちゃう攻めが多い中(それはそれで好きですが)話し合いで解決しようとする攻めに初めてお目にかかりました!!
寡黙すぎて全然解決してませんが(笑)
受けも健気でお似合いのカップルでした。
攻めのセリフで好きなのが、「きみがわたしのものだから、わたしはきみを大事にしたいんだ」ってやつです。普段無口なのに!! -
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かったです。
一気読みでした。
伯爵家の跡取り奏から、亡くなった双子の妹桃子の代わりに嫁いできて欲しいと頼まれたヒロイン(男・受け)一葉。
財政的に逼迫している実家の子爵家を立て直すためにと、男の身で女として娶られ扱われる屈辱にも耐えようとします。
ヒーロー(責め)の奏は怜悧なイケメン。感情の起伏にも乏しく、一葉は妻となっても彼の心中が読めません。ただ妻として体を求められるだけの関係に嫌気が差しつつも、次第に奏に惹かれていって―。
ストーリーとしては、よくある身代わりものです。
感想としては、無理にBL小説でなくても、男性と女性の関係に置き換えたとしても、そのまま政略結婚で結ばれ -
Posted by ブクログ
【あらすじ】 ずっと好きだった親友の結婚式の日、嶋津一哉は、酔った勢いで見知らぬ男と一夜をともにしてしまう。夢だと思いたい。けれど肌に残る痕がなによりの証拠だった―数か月後、一哉はある事情から親友の弟・西藤成章と同居することになる。成章は一哉がどんなに素っ気ない態度を見せても懐いてきて一哉のペースを乱す。そんな成章にいつしか一哉も心を許すようになっていった。だが、ある日、成章の背中に見覚えのある傷痕を見つけてしまい。
本編は好き。
受さんが凛とした寂しい人で、好きなタイプ。
親友との関係とか受視点のわんこも好感持てた。
描写もわかりやすくて読みやすかった。
なのに残念な気持ちが後味に残った。 -
購入済み
可愛いけれど、
可愛いすぎてヤキモキさせられました。
余りに自分に自信がなくて、病気を抱えての毎日だし
家族にも心配させまいと我慢しすぎる
健気すぎて、切なくなります。
でも、好きな人が、出来て自信もついて頑張って仕事も恋も順調でよかったわ。