あらすじ
十五歳の秋、晴は父親を亡くし、子供のころ別れたきりの母親の再婚先・柚木家で暮らすことになる。誰からも必要とされてこなかった晴は、誰かに甘えることなど知らずに育った。自分を捨てて家を出た母親には反発しか感じない。そんな晴に、柚木家のひとり息子で、大人でもある慶司は保護者のように振る舞う。オレのことなんかほっとけよ! 意地になる晴だったが、慶司から冷淡にされると悲しくなる自分に気づいていた…コドモとオトナの甘くて切ない恋物語!!
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Posted by ブクログ
再読。最初の頃の晴の可愛げのなさったら;すごいとんがってる。それぞれ抱えてる想いや事情がわかれば納得できるけど、それまでがなんか辛かったな~。椎崎さんのお約束、すれ違い・誤解がふんだんに織り込まれててややこしい事態になってたけど、それが段々解けていく過程がたまらない。すごい好きー。
Posted by ブクログ
攻が辛抱強いのなんのって!こういう人大好きです^^
受が15歳で出会い、未成年に手を出す趣味はないと19歳まで待つ攻。結ばれるまで4年…4年って結構長いですよね。
不幸に酔うのでなく、適度に空回りしながらも頑張る受に感情移入できたし、ストーリーの軸もしっかりしていました。
ただ、受が攻を好きになるのが唐突なように感じて、その意味で☆3。読み手にとっては素敵な攻だけど、受にとっては誤解が解ける→好きと気づくが少し唐突な気がしなくもありませんでした。
この手のお話は大好きなので、辛口です。
他作品の話をここでするのはお門違いかもですが…
この話が好きな人は月村奎さんの「もうひとつのドア」をおすすめします^^