緒方剛志のレビュー一覧

  • ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス
    とあるきっかけで、山に閉じ込められてしまった織機綺と蒼衣秋良が頑張って脱出するお話。
    話としては悪くないのだけれども、メインラインの織機綺と蒼衣秋良の部分は話が淡々と進むだけで、他のブギーポップと比べてもそこまででも、という印象。一方、メインライン以外では、色々と重要な過去の話が明かされてゆくため、...続きを読む
  • ビートのディシプリン SIDE2
    ブギーポップのサイドストーリー。ブギーポップの色々なところから派生して話が展開されるので、本編の展開をちゃんと抑えておかないとおいていかれること間違いなし。言い換えると、ブギーポップが楽しめれば同様に楽しめる作品でした。
    本編との違いは、本編はブギーポップが最後に出てきていいところを全部持っていって...続きを読む
  • ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ
    だんだんブギーポップの舞台設定がわからなくなってきたので、本巻を読む前に、今までの話の流れをまとめページなどを見て復習。そのうえで本巻を読み始めた。
    で、ちゃんと設定を押さえると、壮大な世界観の元に本作はよく書かれていることがよく分かった。凄いですわ。
    本作もいつもどおり、新しい主人公が出て来るのだ...続きを読む
  • ブギ-ポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト
    他の作品と比較して、とっつきやすい作品であった印象。
    いつもどおり、新しい主人公が出てきて、新しい舞台装置(今回は寺月恭一郎が残した危ない遺産)を巡ってのゴタゴタのお話。エンブリオが大分特殊能力前回で読みにくい印象であったのに対し、本作の主人公たちは普通の人(といっていいのか?)で有ることもあり、す...続きを読む
  • ビートのディシプリン SIDE1
    ブギーポップのサイドストーリーその2。
    本編は主人公がすぐに変わるが、本作は1の直後から2が始まる。言いたいことは1に書いたとおりで、本編が好きならオススメの一冊。
  • ビートのディシプリン SIDE3
    ブギーポップのサイドストーリーその3。
    こちらも、言いたいことは1に書いたとおりで、本編が好きならオススメの一冊。
  • ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド
    ちょっとだけ過去編。
    親から捨てられた本作の主人公(またまた新キャラ)が、自身の特殊能力に関して統和機構をもうまくだまくらかしながら、霧間凪と出会い、協力はしないけどお互いを意識しながら今回の敵を倒すようなお話。
    他のブギーポップに登場する人物も少し出てきていてうまくクロスオーバーしている感はあるの...続きを読む
  • ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生
    前作からの続き。
    であるが、前巻と比較して、若干読みにくい印象。いつものことではあるが、新たに登場したエンブリオ、という題材はちゃんと回収されることなく、広がりっぱなし。ちょっと世界観が広がりすぎていて、流石にわからなくなってきた、というのが正直な所。
  • ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕
    この当時たまごっちが流行っていたのだろうか。作中に出てくるゲームはどう考えてもたまごっちである。それはさておき、、、。
    前作までで不思議な力を持つ人達が色々と登場していたが、本作ではついに不思議な力を手に入れるための道具的な物が出てきた、という感じ。
    いつもどおり、新しい道具やキャラクタが出てきて、...続きを読む
  • 夜明けのブギーポップ
    微妙に話しがつながっている短編集。いつもの視点変更に加え、時間が行ったり来たりするので、読んでいて多少こんがらがる所も。
    今までの話の背景が多少明らかにされるのだが、結局の所肝心な部分は何も明らかになっていない気しかしない。
    もちろん、話自体は多少のSF感を絡めてうまく展開されてゆくため、今までの話...続きを読む
  • ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王
    相変わらず話が進まないし、ブギーポップが活躍しない。
    ブギーポップは今巻では最初から最後まで登場しているのに、存在意義は何なんだ。
    いつも通り新しい不思議な概念が登場し、それに対する解決を見る話。今までのブギーポップが楽しめたなら今巻も十分に楽しめるものだと思う。
  • ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart.2
    一作目と同様に、様々な人の間で視点がくるくると入れ替わりながら話が進む。
    テーマは心の形、だろうか。様々な心の形をひた人どうし、惹かれ合ったり、相容れなかったりする。しかしいずれの場合でも、お互い助け合いながら進んでゆくんだ、的なことが言いたいのかな?
    視点が切り替わる所で、話を見失いやすいところや...続きを読む
  • アーク9 3 セフィロトの魔導士(下)
    まさかノエル死んでおわるとは・・・しかも最後こ最後でその感じか。もう少し作中にそれがあってもえんやろうけど、ちゃんと縁にはそれを感じさせずにってことなんかなー。あと黒人の魔女は名前忘れたけどラグナロクで言うところのあのドラキュラポジか。
    あとがきでのラグナロクを未完で終わらせたくない話はちょっと興奮...続きを読む
  • アーク9 1 死の天使
    安井健太郎が本を出してる!と知って久々に。ラグナロクの続編こそ出して欲しいけど、経緯に少し触れるに無理なんやろうな・・・無念。しかし、この病んだタイミングで、過去確実に自分に強い影響を与えた人の新しい本に出会うとは。でも、昔ほどのワクワクがないのは、疲れか、成長か。
    でも、まあなんか相変わらずかな。...続きを読む
  • ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆
    ブギーポップ最新刊。まさかのマキシムGに妹。そして弱点が意外と臭いとかなにそれ(笑)
    今後の展開がほんまよおわからん。一回全部読み直したいくらいや
  • ブギーポップは笑わない
    1998年にこの本は世に出た。
    今をときめく作家さんたちの原典となる作品になったのは、この時代こういった切り口の作品がなく、かつ不安定な世の中だったからこその背景かあるのではないかと思う。
    どんな話だったか気になって読んでみたけど、24年前の作品。多少の古くささは感じたけど、24年経ってもなお、とい...続きを読む
  • アクアリウムの夜
    水族館を舞台にした物語を探していて、入手困難な中、ようやく手に入れた。カメラオブスキュラ、こっくりさん、霊界ラジオなど、ゴシックロマンとホラーか混ざり合う。ぺダンティックに畳み掛けるかと思えば、少し流す緩急さ。もう少し背景の深さと水族館であることの必然性が欲しい気がした。作者名も、例の怪異ものからか...続きを読む
  • 魔王様、リトライ!(コミック) 1

    慣れてしまい

    異世界転生物は好きですが、転生する→美少女(美少年?)をたまたま助けて懐かれるという出だしからのテンプレ展開が多すぎてオナカイッパイ状態。何か女の子キャラたちも男か女の子かわからないし。異世界転生物を読んだことがない人にはオススメかもしれない。
  • ブギーポップは笑わない
    ラノベの中では古典に分類される作品でしょうか。
    以前よりタイトルは知ってたが、ようやく読む機会を得た。

    時系列的に話が前後するのはまぁいいとして、
    登場人物の多さが気になる。
    それも似たような設定というか人物像。
    「そこまでしてこの人物は必要だったか?」と思ったり。

    一応この1冊でお話は完結して...続きを読む
  • 夜明けのブギーポップ 2
    炎の魔女とブギーポップの出会い。霧間誠一の与えた影響ってすごいよなと再認識。パブリックエネミー ナンバーワン。