わかつきひかるのレビュー一覧
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ネタバレ場所はイタリアですが、イタリアでなくてもよかったかな?
男装しているアンジェリカは分かるのですけど、なんでベルナルドは女装していたのかは、やっぱりよく分かりませんでした。
タイトルにはそれぞれ「秘密」を持っていることになってましたけど、アンジェリカの秘密って何だろう?って思うし、ベルナルドの秘密も確かに出生の秘密ってなると、大事でしょうけど、お話の中ではたいしてもめることもなく、すべてが円満に進んでいて、ちょっと物足りなさを感じました。
気になったのは、ベルナルドが縛るのが好きってところでしょうか。最初から結構縛ってますよね。それ以外は普通でしたけど、初めてであれっていうのは、どうなのかなぁって思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父と兄を殺し、国を滅ぼした男ジェラールにハレムに入れられ、最初は憎んでいるけど、だんだん愛が芽生える・・っていう王道なお話でした。
ただ、トゥリーンは、絶対にジェラールに心を開かないと言っていたわりに、急にジェラールを好きになっていたりするのが?ってなりましたし、ジェラール側の心情をもうちょっと書いてほしかったです。
あと、H描写がしつこいのはまだいいんですけど、儀式のシーンは、読んでて疲れました。トゥリーンが連れてこられてから寝させずにずっとって、ちょっとかわいそうになりましたけど・・。
イラストも私的にはイマイチ。
ジェラールに無精ヒゲあるし、トゥリーンが全然魅力的じゃない。
男性向けの絵師さんかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
“五人で校門を出て帰途を辿るうち、ハンバーガーを食べに行こう、という流れになったのである。
放課後に、クラスメイトとファーストフードに行くなんてはじめてだ。ハンバーガーショップのそっけない内装が、キラキラと輝いて見える。
ハンバーガーとポテトとコーラのセットが、格別おいしく感じるのは、皆で食べてるせいだろう。
「ちょっと待ってよっ。鈴木って、寺の息子よねっ。ハンバーガーなんていいのっ!?肉はダメよね!?」
ポテトを食べている結花がはっとして叫んだ。
「あ、やべぇっ!!気がつかなかった。誘ってすまんっ」
松田が顔色を変えた。
「いいんだ。普通に肉食べてるし」
「ああ、そういやそうか。鈴木って、学食でポークソテーだとか、ショウガ焼き定食だとか食べてたよな」”
やっぱり所々が薄いなぁと思ってしまったり。
“「お嬢さん、人間はみんなそうです」
ふいに山本さんが話し始めた。
「え?」
「人はみかけに判断される。みんなそうです。でも、ひとすじなわでいかないのが人間です」
「あの人、煙草を注意した私を殴ろうとしたんです。私は正しいことしているのに、暴力に訴えるなんて品性が下劣すぎるわ」
「正しいことだからこそ、気持ちが割り切れなかったのでしょう。あの男だって、会社ではいい社員で、家ではいい父親なのかもしれません」
「気持ちは割り切れない?」
「人間は割り切れない、というべきかもしれませんね。人間は愚かです。ですが高潔なところもあります。右手で悪を、左手で善をなすのが人間なのです」
(中略)
「人間は素数なのね」
篤子が呟いた。
「ソスウ?ああ、素数ね。なるほどそうかもしれませんね」” -
Posted by ブクログ
“「じゃ」
「だめっ」
ありすの手が伸びてきて、詰め襟の裾をぐいっとつかむ。
「ぐえっ」
首がひっぱられて前のめりになった。
「待ってよっ。デザート、あるの!......あ、今の、素早かったよねっ。わーっ。いつもこんな感じでできたらいいのに」
「いつもされたら困るっての」
正義は首を手のひらでこすりながら、しぶしぶ席についた。
ありすが不思議ちゃんと呼ばれるわけがよくわかる。ありすは空気を読まない。ギャラリーを背負っているのに、視線にまるで気付いていない。
考え事に夢中になるとささやき声さえ耳に入らなくなるようだ。とろいくせに成績がいい理由がわかった。集中力がありすぎる。”
なんというか平坦だった気が。
もうすこし掘り下げて欲しかったなー。
正義くんの実家の設定が好きだなぁ。
“人前で何かをするのは苦手。皆の前に立つと言葉が出てこなくなる。あがり症でとろくて泣き虫の不思議ちゃん。ありすを見ているとイライラすると篤子サンに言われた。いじめられたこともある。
なのにちゃんと話せる。気が利くわねと褒められる。
略袈裟とお数珠が魔法を掛けた?
トランシーバーの指示通りに動けばいいから?
忙しすぎて無我夢中で、あがる余裕もなく、妄想にひたるヒマもないから?
違う。
ありすしかいないから。” -
購入済み
盛り上がりに欠ける
スポーツジムのインストラクターが転生した話。
チートでも何でもないんで、その手の期待をして読むと裏切られます。
インストラクターがトレーナーになってたりするけど、まぁいい。
内容としては、魔法だのに比べると上限の低いトレーナー設定を、王族だのと掛け合わせて大袈裟な話にしようも盛ってるのは分かるけど、かなり無理がある。
転生した国の人たちのメンタルなどのレベルが、相当低いってことになっちゃうのが弊害として現れます。
まぁ、ジムのインストラクターを主役にしちゃって無理しちゃった感がある作品でした
次巻は買いません。 -
ネタバレ 購入済み
確かにしたたか・・・
他の方もレビューされてますが、主人公がしたたかです。
清純さを謳っているのでセックスに関してはそうなのでしょうが、態度は慎ましやかに見せて・・・という感じです。
ヒーローが妓楼を一晩貸切にするシーンでは「そんな・・お断りを・・・」というくせに、49日主人公を匿うために花代を払っている事に関しては当然といった風だし。
うがった見方をすれば、自分の為だけに金を払うのはいいけど他の女に金を使わないで!と言っているようにもとれます(笑)
それとヒーローも、なんか薄っぺらいです。
主人公に一目惚れしたのかもしれないけど、妻がいる身ですぐに他の女をべた褒めするし、仕方ないとはいえ自分の身近に置こうとする。手を出す気満々。奥さんへの配慮もない。
容姿が良くなければ、よく物語に登場する好色おやじですよ。
この2人はセリフもなんか軽いっていうか、ちょっと中二入ってるような浮かれ具合が全面に出ている。
え、いい大人がこんなに軽いの?と。
はっきり言ってこんなに感情移入できないカップルも久々です。
主人公が農民だったのに気品が溢れてるとか、設定もちょっと・・・。(何故気品がある振る舞いができるのかという説明なりがあれば違ったんでしょうが)
それから、ラストで先輩妓女が主人公を嫌っていたと聞いて主人公が「えー」となったのですが、私も「えーっ」となりました。
先輩妓女さんはこの物語の中で一番まともというか、キレイで漢気もあるいい女。
主人公に対してもかばったりしてたし、かけた言葉も少々きつくても、特段嫌ってるようには感じていなかったんですが、どうやら嫌われていたそうです。
この辺は文章力の問題なのでしょうか。
ヒーローの奥さんも、確かに悪い事はしていたけれど、多分主人公よりもヒーローを愛してたんだなぁと思わせる人物。主人公がアレだからかもしれないけど、薬盛ったのを含めても主人公よりは好きな人物です。
よくある、「お前は一人でも平気だけど、あいつは俺がいないとダメなんだ」ってありますよね。
ヒーローがそのダメ男で、「先輩、私、彼を好きになっちゃったんです!ごめんなさい、でも譲って!」ていう図々しい天然ビッチ系が主人公。捨てられる彼女が妻。
そんな感じです。
ヒーローヒロインが軽い割に、脇の人物像が良かったので☆2。エロは思ったよりも薄かった。