小沼純一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文脈によって音楽は変わる
全感覚的なもの マーシャルマクルーハン
『メディアはマッサージである』
音楽の生活化 「よそ」への通路
日常とのコントラストをつくるもの
現在は「ここ」にいるのだけど、「ここ」からわずかでも「よそ」にいっている、あるいはいける、無意識にでも、その状態を作っておくこと。
音楽とはなにか
人間の内なる者の発露として捉えるか、あるいは宇宙の調和を人間に知らしめるために神が送ってきた音なのか
ザトウクジラ 根っからの作曲家
痕跡を残さないところにこそ、音楽の責任はあり、それを「聴く」ことにおって捉えてゆく、考えていくことが音楽の論理 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
尺八と琵琶を西洋のオーケストラとおなじステージにのせた「ノヴェンバー・ステップス」で、音楽史に新しい一ページを開いた作曲家・武満徹(一九三〇‐一九九六)。
この作曲家の仕事の幅は思いのほか広い。
映画音楽、テレビ・ラジオ番組、コマーシャル、ポップ・ソング、ビートルズの編曲までやっている。
そして現代音楽とポップ・ソングは平行するばかりではないのである。
難解といわれる現代音楽を、私たちはどのようにして聴けばいいのか?
武満徹の聴き方を、本書では、万人向けにわかりやすく解説する。
[ 目次 ]
第1章 声から
第2章 秋から冬へ
第3章 愛するひびき
第4章 映画をめぐって
第5