斎藤岳のレビュー一覧
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SIerやコンサルティングファーム等、大型BtoBソリューション営業向けの内容。
巷のBtoC、或いは小型BtoB営業本の内容は、ターゲットの違いからか、内容の納得度が低いものが多かったが、本書は自分のニーズ(大型BtoB)に合致しており、実践してみようと思わせるものであった。
このような内容については、個人がそれぞれに取組のではなく、考え方のフレームとして共有し、チームで共通の発想を持って日々の活動にあたることで本領をはっきするものだと考えられるため、啓蒙活動も必要と感じた。
コンサルティングファーム(アビームコンサルティング)の出版した書籍のため、実務の役に立たない可能性も考えつつ購 -
Posted by ブクログ
いつぞやのワイン交流会に参加した時に著者とご一緒させて頂く機会があり、そこでセリングされて買いました(笑)
ビジネス上でのコミュニケーションに関する本はいくつも読んできたが、これは秀逸でした。タイトルだけ見てロジカル・シンキングに便乗した本かと思ってなめてかかったら、ロジカル・シンキングに負けず劣らずのセリングの解剖っぷりに圧倒された。
特に、「刺さらない提案の4大要因」これを押さえるだけで、コミュニケーションが圧倒的に地に足のつくものになる。
※本書では、刺さらない提案の4大要因を、
1.課題の羅列…結局、何が重要な問題で、どこから解決していけばいいのかわからない
2.解決の道筋なし -
Posted by ブクログ
著者はコンサルティングファーム勤務を経て、アビームコンサルティング入社。新規事業立ち上げ、事業再編、グループ経営、経営管理、業務改革等のコンサルティングを多数経験。
会議が変われば、仕事はもっと楽しくなり、そして生活にゆとりが出来る。
日本の会議には、妥協・締めという言葉がはびこっている。そしてムダがたくさんある。こんな会議が変わっていけば、人生の多くの時間を費やす仕事自体がもっと楽しいものへと変わっていく。
短期間で結果を出すための仕事術である会議でのその機技術について以下の5章により説明している。
①結論を出す能力を身につけよう
②会議・打合せを科学する
③会議・打合せの技術を知る
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Posted by ブクログ
【概要】
ユキコフ氏から引き継いだファシリテーション本。「必ず結論を出す」とタイトルにある通り、「決める」ための会議進行に関する心構えとノウハウがわかりやすく解説されている。
【印象に残った点】
箇条書きで。
・インタビューは「Sense&Responds/作用・反作用」
・自分のキャラクタに合ったアイスブレイクを(人に振るのもあり)
・「待ったくん」(=パーキングロット的なキャラクタ)
・マシンガン指名(端から)、ライフル指名(この人!)
・コンセプト・ワード(確かにお客さん社内で流通しているキーワードを使うのって大事だよねと再確認)
余談。キャラを作ってキャラに言わせる、というくだりで、 -
Posted by ブクログ
著者の言う『結論を出す能力』とは、複数の人と一緒に、より良いアイデアをつくり上げ、どんどん決断して行く能力のこと、つまりバラバラの力をひとつの集め、ゴールに到達させる力とある。またその能力とは、7つの心得と11の技術(≒ファシリテーション・スキル)により発揮されるともある。
11の技術に関しては、一般的にあるファシリテーション・スキルではあるが、会議の技術マップ(P81)と称して、同技術を構造的に整理しており、分かりやすく感じた。ただその具体例として、家族の旅行先について話が進んで行くが、逆に理解を妨げているように感じた。いっそ普通にある会議風景を例えにした方が分かり易いのでは?と感じた。
ま