あらすじ
「つまらない」「何も決まらない」会議をなくすための1冊。数多の顧客に「さすがコンサルタント!」と言われた会議の技術を開陳。「来週までに……」を許さない1回で終わらせる技術
【主な内容】
第1章 「結論を出す能力」を身につけよう
第2章 会議・打ち合わせを科学する
第3章 会議・打ち合わせの技術を知る
第4章 困った!問題にどう対処する?
第5章 プロジェクトにおける会議のコツを学ぶ
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Posted by ブクログ
生産性のない会議で生産性のある会議へ。
そのために気をつけること・心得、技術などがびっしりと書かれています。
最近の流行りなのかわかりませんが、この本も物語を交えつつ内容が展開します。
「論点をはっきりさせる」などの技術面から、「ドライブさせる」など人間心理に渡る内容が書かれています。
また読みやすい文体で書かれているので、頭にも入ってきやすいと思います。
脈絡なくなってしまいましたが、オススメの1冊です。
Posted by ブクログ
実践的で、普段の会議のまずさが手に取るようにわかる。
これを実践することで仕事自体が楽しくなる。
明日から私が実践するポイント。
・パワポにする前に紙にロジックを書く
・ホワイトボードの前に立つ
・愛を持って接する
Posted by ブクログ
会議に関する本は3冊目だか、この本はかなり実践向きですぐに使える内容が多かった。特に会議のゴール設定を明確にする事という部分は確かにと思わされた。今まで会議の目的は何?という聞き方をして曖昧な回答しか得られず、結局何を決めたいのか、依頼したいのかよくわからないということがあった。今後は聞き方を変えて、会議を意味のあるものに変えよう。
Posted by ブクログ
結論を出すには?
→会議で獲得したい結果を明確にし、共有している
その瞬間に話すべき一つひとつの論点も共有している必要がある
事実ベースとか会議の参加者同士が誤解しないように、お互いの議論の前提や根拠を明らかにした上で議論を積み重ね、深めていくということ
結論に参加者が納得しかつ行動につなげるには共感が重要であり、共感するためのコンセプトワードを作る
Posted by ブクログ
著者はコンサルティングファーム勤務を経て、アビームコンサルティング入社。新規事業立ち上げ、事業再編、グループ経営、経営管理、業務改革等のコンサルティングを多数経験。
会議が変われば、仕事はもっと楽しくなり、そして生活にゆとりが出来る。
日本の会議には、妥協・締めという言葉がはびこっている。そしてムダがたくさんある。こんな会議が変わっていけば、人生の多くの時間を費やす仕事自体がもっと楽しいものへと変わっていく。
短期間で結果を出すための仕事術である会議でのその機技術について以下の5章により説明している。
①結論を出す能力を身につけよう
②会議・打合せを科学する
③会議・打合せの技術を知る
④困った!問題にどう対処する
⑤プロジェクトにおける会議のコツを学ぶ
自分の身近なところで行っている会議というのは、そもそも会議と呼べないというのが実状である。
指示の伝達や連絡事項の報告会くらいのレベルとなっている。会議を会議らしくするためにはそれ相応の時間が必要である。それを言い訳に今まで目をつぶってきたのかもしれない。
しかし、やり方によっては期間は要するかもしれないが効率的な手法によってそれを会議らしく結論が出る、仕事、実務に直結する会議に生まれ変えることが出来るかもしれない。
もちろん一人で会議をするものではない。
本書で書いてあるようなことを一人二人と共有することによって同じ方向を向きその実現に注力する。
やらされてる感がたっぷりの会議は行っている方も参加者自体もそう楽しいものではない。
本書はその楽しくない会議を変える転機となる一冊としたい。
Posted by ブクログ
【概要】
ユキコフ氏から引き継いだファシリテーション本。「必ず結論を出す」とタイトルにある通り、「決める」ための会議進行に関する心構えとノウハウがわかりやすく解説されている。
【印象に残った点】
箇条書きで。
・インタビューは「Sense&Responds/作用・反作用」
・自分のキャラクタに合ったアイスブレイクを(人に振るのもあり)
・「待ったくん」(=パーキングロット的なキャラクタ)
・マシンガン指名(端から)、ライフル指名(この人!)
・コンセプト・ワード(確かにお客さん社内で流通しているキーワードを使うのって大事だよねと再確認)
余談。キャラを作ってキャラに言わせる、というくだりで、小6のとき友人と学級新聞を作ったとき、キャラクターを立てて、4コママンガみたいなのを描いたなあと懐かしく思い出しました。
自分のノートもよくキャラクタに喋らせていたものです。
(さわ)
Posted by ブクログ
会議進行、アイデアの出し方、まとめ方、脱線回避、困った参加者への対応、論点コントロール、構造化、ラップアップ、思考停止への対処、ドライブのさせ方などなどハウツーしか書かれていない他書とは少し異なりわかりやすい。特に困った参加者へ愛を持てと書かれているのには納得。
Posted by ブクログ
プロジェクトリーダーを務めることとなり、書店で手に取りました。例えが分かりやすく示されており、すぐに実践するイメージが掴みやすい。「会議が変われば、仕事はもっと楽しくなり、そして生活にゆとりができる。」是非、そうありたいですネ (^O^)/
Posted by ブクログ
結論が出る会議は楽しい。ゴールを決める、ホワイトボードで会議を見える化する、終わりにはラップアップ(まとめ)をする。家族旅行を目的とする4人家族の家族会議を例に分かりやすく解説。
Posted by ブクログ
著者の言う『結論を出す能力』とは、複数の人と一緒に、より良いアイデアをつくり上げ、どんどん決断して行く能力のこと、つまりバラバラの力をひとつの集め、ゴールに到達させる力とある。またその能力とは、7つの心得と11の技術(≒ファシリテーション・スキル)により発揮されるともある。
11の技術に関しては、一般的にあるファシリテーション・スキルではあるが、会議の技術マップ(P81)と称して、同技術を構造的に整理しており、分かりやすく感じた。ただその具体例として、家族の旅行先について話が進んで行くが、逆に理解を妨げているように感じた。いっそ普通にある会議風景を例えにした方が分かり易いのでは?と感じた。
また本書にあるように、会議の基本的な進め方は「発散」⇔「収束」で繰り返し、最終的にクロージング(結論)に至るわけだが、発散した情報を意味付けし構造化(収束)することで、時に新たなアイデアが生まれたり(本書で言う化学反応)するため、構造化は特に重要に感じている。ただ、議論が動く中での(ホワイトボードでの)構造化はなかなか難しくもあったりする。これ辺りはやはり実践で養っていくべきであろうか。
Posted by ブクログ
会議の仕方についていろいろ書いてあります。
そうそう!!と共感できるところがとても多いです。
ちなみに図解がわかりやすく絵柄も好きです。
でも同じ会議の仕方の本だと、
アイデア会議の方が参考になる気がします。
10.03.04
Posted by ブクログ
■会議により得られる利益
・ひとりでは考え付かないようなよいアイデアを生み出す。
・複数の人の合意を得て、ひとりではできないことをやる。
■会議7つの心得
1. ゴールを明確にせよ。
2. 今、話すべき論点を問いかけ、議論を集中させよ。
3. 停滞・対立には踏み込み、立ち上がってドライブせよ。
4. 空中戦、思考停止ワードを避け、事実をあぶりだせ。
5. 頭の中を構造化させ、本質をつかみとれ。
6. 一人ひとりを気持ちよくして、場の空気をつくれ。
7. 参加者を観察し、動き(ニーズ)に敏感になれ。
■プロジェクトにおける会議のコツ
・プロジェクトを成功させるには、会議が重要。
・プロジェクトの会議は難しいため、準備を綿密に行なうべきである。
・準備の最大のキモは、ゴール設定である。
・その他の準備のコツとして、論点、事実の構造化、一体感の仕込みがポイント。
・「進捗会議」、「共有会」は、開催して意味がある部分だけに焦点を当てるべき。
Posted by ブクログ
会議を進める上での、7つの心得と11の技術が紹介されている。
7つの心得
1.ゴールを明確に
2.論点を問いかけ、議論を集中させろ
3.停滞・対立には思い切って踏み込め
4.空中戦・思考停止ワードを避け、事実をあぶり出せ
5.構造化させ、本質をつかめ
6.全員の気持ちをよくし、場の空気を作れ
7.参加者を観察し、動き(ニーズ)に敏感になれ
11の技術
1.ゴールはなに
2.アイスブレイク
3.脳内活性化
4.見える化
5.指名
6.ラップアップ
7.論点コントロール
8.事実のあぶり出し
9.構造化
10.コンセプト・ワード
11.意思統一法
詳しく知りたい人は、本書を手にとるべし。
Posted by ブクログ
副題は、「戦略コンサルタントが教える 『決まる会議』 の掟」。
アビームコンサルティング社の事業戦略部長である著者が、効率性・生産性の高い会議の運営方法について、きめ細かく教えてくれる。実戦的なテクニックが豊富で、これは役に立ちそうだ。二度読んだけど、これからも繰り返し参考にする本。
一度この会社にコンサルお願いしてみよう。
Posted by ブクログ
会議本2冊目。
「世界で一番優しい会議の教科書」の方がわかりやすい。
本書のみでは
部署横断のプロジェクトの場合、として
・各部署の利益代表としてではなく、全社最適の視点で討議に参加する
・聖域を作らない
は参考となった。
Posted by ブクログ
就活中に受けたアビームのインターンでの研修がためになったため、社会に出る前に復習しておきたく読んだ。
「まとめ」
アビームのファシリテーションの講義を一冊にまとめてある。オープニング、ボディ(発散、収束)、クロージングという時間軸別、会議に求める目的別に具体的な方法論がまとめてある。興味深いのはロジカルな進め方だけではなく、気持ちよく話してもらうため等の右脳的な話も書かれている点。
「感想」
インターンで3時間くらいで教えてもらったことが事例なんかも踏まえてまとまっていた。伝わりやすい文章を意識して描いてあることが伝わったため、ビジネスマンのみならず比較的広い層にとって読む価値があると感じた。
一方書いてあることは当たり前といえば当たり前であるため、ある程度ロジカルシンキングとディスカッションに自信があれば冗長な内容にも感じられるかな。
またスタンスとして、一人の司会者としてではなく、司会者は無しで発言もファシリテーションもする集団を目指しているが実際そういうケースは少なく、どちらもしてしまうと(そのつもりはなくても)相手から見れば高圧的に感じてしまい発言がそのファシリ+発言の人に集まってしまうケースは問題だと思う。
「学び」
合意形成の必要性、N対Nではなく毎回N対1を作るという点は”そもそもなぜ会議をするのか”という視点から見たときにかけていた部分であり改善したい部分である。会議は単に意見をぶつけていい結論を出すだけではなく、参加者のその後の能動的な行動を促すためのもの、という意識を持つように。
Posted by ブクログ
Goal/Agenda/Point of view (GAP)の設定=意味のある会議へ。日本人のホワイトカラーの生産性の低さが長らく指摘されていますが、無意味な会議はその一因であり、また同時に一つの現れなんだろうなーと思います。みんなが動くための会議~一体感をもってワクワクする会議へ高めていければ会社のシーンも変わるでしょう。
Posted by ブクログ
この本は、『はじめに』の部分に『翌日から実践している自分をイメージしながら読む』ということが書かれているアウトプット重視の本なので、今の私はピッタリでした
なかなか結論が出ない会議から脱却するためにも、この本に書かれている技術をアウトプットしたいと思います
自分Point
?結論を出す能力とは、どのようなものか?
結論を出す能力は、バラバラの力をひとつに集め、ゴールに到着させる力のことです。
?ゴールを明確にする
最終的に獲得したい結果を明確にすることにより、意識をひとつに共有できる。
?ラップアップ(まとめ)を習慣化する
会議終了時に、なにが決まって、なにが決まらなかったか、次にすることはなにか?を確認する習慣を作る。
?論点がズレていくのを放置してはいけない理由
・会議では、『ひとつの論点』しか話せない
・ゴールと関係ない論点をいくら話しても、ゴールにはたどり着けない
?結論に参加者が『納得』し、かつ『行動』するには、『共感』が重要
参加者が会議の結論に『共感』するためのコンセプトワードを作る
アウトプット宣言
『会議開始時に「ゴール」を明確にし、終了時には「ラップアップ」を習慣にする』