大鹿靖明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニュースで聞いたことがある金融事件を本書の主人公である佐々木氏の視点から取り上げているところが新鮮であり、興味深かった。特に金融庁の発足から、その役割や改革されていく様、事件に対する対応等の動きなどが描かれているのが、面白い。
ここ数十年で金融システムが複雑化し、様々な金融サービスが誕生している。こうした事態に対応していくためにも罰するのみならず、予防するというスタンスに変わっていったのは、なるほどなぁ、と思わされた。金融庁のこれまでの変遷や海外との金融規制等に関する違いなども分かり、金融行政という面でも勉強になった。
本書では、度々、佐々木氏自身は、官僚としては傍流であることが述べられて -
Posted by ブクログ
大鹿靖明『東芝の悲劇』幻冬舎文庫。
東芝に降りかかった悲劇は、悲劇と言うより、起こるべくして起きた自業自得の経営不祥事の結果と言って良いだろう。粉飾決算、原子力事業の失敗により事業の柱である半導体事業も放出する事態に陥った東芝……決して東芝だけではなく、組織が肥大化し、動脈硬化で小回りの利かなくった日本の大手メーカーが辿っていく末路ではないだろうか。
形振り構わず多角経営に走り、民需をないがしろにした上で、利幅の大きい公共にしがみつく。それでも止血出来なければ、看板事業であろうが構わずに国内外問わず簡単に売り飛ばす。さらに傷口が広がれば、人材をも切り捨て、コンプライアンス違反をしてまでも財 -
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