大鹿靖明のレビュー一覧

  • ヒルズ黙示録 検証・ライブドア

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    ネタバレ

    テレビで報道されているだけではない、本当の情報が伝わってくる。この著者もそうだが、ジャーナリストの取材力というのはすごいものだと感じる。一連のテレビの報道にだけ踊らされているのが恥ずかしく思えた。日本社会には、出る杭を打つ風習がある。国家権力が国策調査に乗り出した裏にはきっともっと大きな権力が動いたに違いない。

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    2013年08月12日
  • ヒルズ黙示録 検証・ライブドア

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    ライブドアとフジテレビの抗争を中心にライブドア事件を振り返るドキュメント。話題先行でホリエモンのなにが罪なのかいまいち分からなかったが、こうして鳥瞰すると理解が深まる。星4つ

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    2013年04月29日
  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

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    ドキュメンタリーとしは一級品。著者の立ち位置はよく分からない所もあるが、多くの人は同様だろう。
    早くも風化しつつある事故だが、絶対風化させてはいけない。日本人として、一人一人が、この事故をどのように捉え、考えるかが大事なのは今も変わらない。著者も認めてるが、マスメディアの劣化も目を覆いたい。大衆に迎合するのではなく、事実を伝え、深く掘り下げた報道をのぞむ。

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    2013年04月28日
  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

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    誰も責任取りたくないし、保身なんだろうな。天災だし、俺ら悪くないもーん!ってのが本音だろうね。
    まぁでもかと言って、何が正しいのかは示されてないよな。
    強いて言えば 大局観 ですかね。

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    2013年04月23日
  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

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    原発事故が起きた当初、毎日テレビで報道していたが、あまり理解していなかった。2年経って、改めて当時のことを勉強してみると、大変な事故だったんだなと思い知らされる。
    東電や経産省のお役人達、原発推進派の抵抗もあり、脱原発が進まない現実がよく理解できた。官僚の肩書きのところに出身高校、大学がカッコ書きしているのが何を意味しているのか?日本の受験エリートとはこんなものだと揶揄しているのかと思われる。マスコミをうまく利用して、巧みに自分らの望む方向に誘導しようとする官僚たちの陰険さに嫌気がさしてくる。

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    2013年03月21日
  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

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    福一の事故から、野田政権期までの対応についてまとめた本。多くのアクターが出てくるが、政府と東電が主なアクターとなる。一連のプロセスについて、綿密な取材に基づき書かれている。(しかし、やはり少数でやるためか、裏付けの面で限界はある。)
    感想としては、政府や東電の杜撰な対応や脱原発阻止に向かう、いわゆる原子力ムラの活動など、見るに耐えない。よーくわかったことは、既得権益があるとそれを手放さないということである。本書を通じて、どうすれば、原子力以外でも既得権益を手放すように持っていけるのかを考える機会となったと思う。
    また、我が国の組織は、責任の所在を避ける傾向に動きがちになることも感じた。
    さらに

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    2013年03月19日
  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

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    あらためて震災当時の事が思い出される。都内で震災にあったが、あの不気味な揺れと怖さが甦ります。
    読みごたえ十分な内容で、あれだけ放射線汚染を恐れていた市民とは裏腹に、会社や組織または己の保身に一生懸命な東電や関係省庁関係者、そしてあまりに無能な当時の民主党政権に怒りをおぼえます。起こさない事は大前提だが、起きてしまった事故に対して、適切な対応のできる政府であり役所であって欲しい。

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    2013年02月24日
  • 堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

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    JAL再建の舞台裏を詳細に綴った本。

    航空産業のビジネス環境やビジネスモデルについての記述はあまりなく、あくまで再建の舞台裏で官邸・官庁・タスクフォース・企業再生支援機構・金融機関・米航空事業会社・JALの各プレイヤーが、どのような状況下で、どのような思惑の下、どのように振る舞ったかを細かく記述していく(ただし、JALの過去の経営については、1章割いて説明している)。

    数多い関係者へのインタビューに支えられた興味深い裏話を基に、各人の思惑や行動原理を鋭く炙りだしている点は称賛に値する。

    しかし、全体をいちストーリーとして見た場合、些か焦点が定まっていない印象が拭えない。そもそもの事実関係

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    2012年02月29日
  • 堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

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    JALの倒産までがよく分かった。JAL変わったわけではなく、まだ2次倒産があるのではないか、まだまだ経過を見守っていく必要がある。次はマスコミが崩壊するという予測はどうなる。

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    2011年09月11日
  • ヒルズ黙示録・最終章

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。
    「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ摘発されたのか。
    社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。
    大好評『ヒルズ黙示録』の続編。
    堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。
    彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。

    [ 目次 ]
    第1章 ソニー強奪
    第2章 弾圧再編
    第3章 疑惑の真相
    第4章 粉飾裁判
    第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章

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    2011年06月06日
  • 堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

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    緊迫感が伝わってきて非常におもしろかった。
    「チケット売って、飛行機飛ばして、整備すればOK、技術革新等は航空機メーカーが勝手にやってくれる。やる気は育たない」
    たしかにそうだと思った。最終章で次はメディアだと言っているが、そのとおりだと思うし、ほかにもいいぱぱいありそう。Appleとか、、

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    2010年12月02日
  • 堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

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    JAL破綻の背景と政権交代以降の経過がよくわかる。筆者は新聞社勤務だけど金融業界、JALと続いた崩壊の次はメディア(テレビ新聞)だと断言している最終章が特に印象的。

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    2010年11月20日
  • ヒルズ黙示録 検証・ライブドア

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    ちょうど判決が出たライブドア事件の概要を追った本。関係者への取材が行き届いており、裏話も含めライブドア事件を知ることができる。

    単行本ということで値段も手ごろでライブドア事件に興味がある人は是非読んでみるといいと思います。

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    2009年11月18日
  • ヒルズ黙示録・最終章

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    [○2008/05/21完読]前作を読んでいたのですんなり入れました。とにかく現実感があって凄い。堀江氏と村上氏のキャラが近くにいたらすごく嫌だろうと思う(笑)。二人が滑稽に思えるようなシーンもある(発言とか)。なんだろう・・・経営とか資本主義とか金儲け云々の以前に個人的に絶対に好きになれない人種。たぶん。一言でいうと自己中心的な自慢家?。しかし宮内氏など、私にも理解できる行動をとる人もいました。脱法行為は別にして、彼らの行動や感情の動きのどの辺に同情や共感を覚えるかはかは人それぞれでしょうけど。ビジネス、特にITベンチャーに興味がある人、経営に興味がある人は読んで損はないと思う。虚像チックな

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    2009年10月07日
  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿

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    タイトルだけを見ると破天荒な主人公が社会悪を成敗してきた無名のヒーロー戦記みたいな印象を受けるが、内容としては過去に起きた金融に関わる事件の内側を淡々と記述している。
    その中には紙面やニュースを賑わせた事件も多く興味深い内容も多い。
    各エピソードが淡々と続いて最後までという感じで起伏は少ないが読みやすい文章なのでスラスラ読めた。

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    2024年09月28日
  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿

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    行政サイドから見た金融事件について書かれた本だが、山一破綻の裏にいた外資証券など知らなかったことも多かった。

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    2022年12月18日
  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿

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    異端児のぶっ飛んだ武勇伝を期待していたが、やはり小説のようにはいかない。それでも金融庁のような組織では目立ったであろうエピソードもあった。ライブドア事件の裏側は興味深かった。

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    2022年08月22日
  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿

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    佐々木清隆という官僚を主人公とした
    金融庁発足前の大蔵省1980年代から2020年頃の金融分野の事件簿、ノンフィクション

    山一證券破綻の陰にいたクレディスイスなど外資系証券会社の不正行為
    カネボウ、オリンパス、東芝の粉飾決算事件
    ライブドア、村上ファンド、六本木ヒルズ族の事件
    仮想通貨

    金融庁のミッション
    金融機能を育成して国民の富を増大していくこと

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    2022年06月04日
  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿

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    ニュースで聞いたことがある金融事件を本書の主人公である佐々木氏の視点から取り上げているところが新鮮であり、興味深かった。特に金融庁の発足から、その役割や改革されていく様、事件に対する対応等の動きなどが描かれているのが、面白い。

    ここ数十年で金融システムが複雑化し、様々な金融サービスが誕生している。こうした事態に対応していくためにも罰するのみならず、予防するというスタンスに変わっていったのは、なるほどなぁ、と思わされた。金融庁のこれまでの変遷や海外との金融規制等に関する違いなども分かり、金融行政という面でも勉強になった。

    本書では、度々、佐々木氏自身は、官僚としては傍流であることが述べられて

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    2022年05月19日
  • ジャーナリズムの現場から

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    著者が気になる10人のジャーナリストへのインタビュー集。
    各人の半生、信念などが、わかり大変興味深い内容。

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    2019年07月09日