大鹿靖明のレビュー一覧
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原発事故とその収束にあたる官邸と東電。
東電本店のグタグタさ加減と、その後原発再稼働に向けて反省もしないまま動き出す経産省の厚顔無恥っぷりを写し出す。
文中に東電某部長の「自民党政権だったら爆発までいかなかった。メルトダウンしたのは民主党政権のせいで対応が遅れたから」という度し難いコメントが載っていたが、東電に限らず経産省も含めて誰も責任を取らず責任を取ったのは退陣させられた菅直人だけという摩訶不思議。原発を推進した自民党が追求側で市民派の菅直人が責任を取り、当事者は誰も賠償責任ひとつ負ってないとかなんなのよね?
菅直人を引きずり下ろす策謀の数々は、まぁ政争の面もあるし原発ムラの陰謀かどうかは -
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福一の事故から、野田政権期までの対応についてまとめた本。多くのアクターが出てくるが、政府と東電が主なアクターとなる。一連のプロセスについて、綿密な取材に基づき書かれている。(しかし、やはり少数でやるためか、裏付けの面で限界はある。)
感想としては、政府や東電の杜撰な対応や脱原発阻止に向かう、いわゆる原子力ムラの活動など、見るに耐えない。よーくわかったことは、既得権益があるとそれを手放さないということである。本書を通じて、どうすれば、原子力以外でも既得権益を手放すように持っていけるのかを考える機会となったと思う。
また、我が国の組織は、責任の所在を避ける傾向に動きがちになることも感じた。
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JAL再建の舞台裏を詳細に綴った本。
航空産業のビジネス環境やビジネスモデルについての記述はあまりなく、あくまで再建の舞台裏で官邸・官庁・タスクフォース・企業再生支援機構・金融機関・米航空事業会社・JALの各プレイヤーが、どのような状況下で、どのような思惑の下、どのように振る舞ったかを細かく記述していく(ただし、JALの過去の経営については、1章割いて説明している)。
数多い関係者へのインタビューに支えられた興味深い裏話を基に、各人の思惑や行動原理を鋭く炙りだしている点は称賛に値する。
しかし、全体をいちストーリーとして見た場合、些か焦点が定まっていない印象が拭えない。そもそもの事実関係 -
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ネタバレ[ 内容 ]
2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。
「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ摘発されたのか。
社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。
大好評『ヒルズ黙示録』の続編。
堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。
彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。
[ 目次 ]
第1章 ソニー強奪
第2章 弾圧再編
第3章 疑惑の真相
第4章 粉飾裁判
第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
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[○2008/05/21完読]前作を読んでいたのですんなり入れました。とにかく現実感があって凄い。堀江氏と村上氏のキャラが近くにいたらすごく嫌だろうと思う(笑)。二人が滑稽に思えるようなシーンもある(発言とか)。なんだろう・・・経営とか資本主義とか金儲け云々の以前に個人的に絶対に好きになれない人種。たぶん。一言でいうと自己中心的な自慢家?。しかし宮内氏など、私にも理解できる行動をとる人もいました。脱法行為は別にして、彼らの行動や感情の動きのどの辺に同情や共感を覚えるかはかは人それぞれでしょうけど。ビジネス、特にITベンチャーに興味がある人、経営に興味がある人は読んで損はないと思う。虚像チックな