川上佐都のレビュー一覧

  • 今日のかたすみ

    Posted by ブクログ

    シェアハウス、同棲、一人暮らし、実家。
    色んな住み方があって、どんな住み方にも、それ特有の楽しさと寂しさがある。
    実家暮らし時代、一人暮らし時代、同棲時代…その時々の楽しさ寂しさを思い出させてくれた本でした。

    生活をする中で、些細なことで同居人や隣人とモヤモヤすることがあったり、勘違いされてしまったりもする。
    でも、そんな事情に関わらず、時間は進んでいく。
    それに流されて忘れていく記憶、ずっと覚えている記憶、忘れないように頑張って覚えている記憶。
    全部をずっと覚えることはできなくて、逆に全部を忘れることもできなくて、そんな感じでぼんやり楽しかったことや寂しかったことを残していくのもいいかもな

    0
    2023年11月23日
  • 街に躍ねる

    Posted by ブクログ

    人とのかかわりが苦手らしい達は高校に通えなくなり家にいる。絵が得意で時々家の中を走り回ったり指を高速で動かすなどの癖がある。弟で小学生の晶の目線から日常が語られていく。晶は兄のことが大好きで兄の描く絵も好き。だけど、どうやら世間的には兄の立場は褒められたものではないようだし、晶の家族構成も不思議らしい...。
    とりたてて大きな事件が起こるわけではなく少しだけ変わっている兄弟と家族が小学生の目線から(晶の目線も独特)語られ、最後だけ語り手が変わる。悪くなかったものの終わりが中途半端だし、最後の語り手にあまり共感しない。大人向けならいいけど、児童書でこの終わり方は納得いかないなぁと思って星を3つに

    0
    2023年10月06日
  • 街に躍ねる

    Posted by ブクログ

    異父兄弟である小学生の晶と高校生の達。
    ちょっと変わっているけど、絵が上手くて優しいお兄ちゃんと思っていたのに、他人の目が入ったときに急に「変」で困ったお兄ちゃんに見えてしまう。
    こういうことってよくあるよなと思った。
    コミュ障や動き回ることなどが原因で不登校となってしまうのだけど、その後に元夫のいる秋田に達と母で引っ越してしまう。
    この辺りから、話がわかったようなわからないような感じになってきた。
    ちょっと尻すぼみな印象。

    0
    2023年06月30日
  • 街に躍ねる

    Posted by ブクログ

    いわゆる発達障害になるのかな。
    達は絵がとても上手い。でもコミュ障なところがある。
    弟の晶はお兄ちゃんが大好き。でも、学校に行っていないことが不満。
    頭が良くてよく気のつく男の子。
    ちょっと消化不良。この家族はそれぞれどうなるのか?

    0
    2023年05月16日
  • 街に躍ねる

    Posted by ブクログ

    正直な感想としては、星かなり4寄り。

    穏やかで、優しい文章ですらすらと読めます
    いろんな本で、普通ってなんだろうっていうテーマが書かれていますが、この本は穏やかな口調で普通ってなんだろうっていうことを疑問としています

    大多数がそう思うのなら、それが普通
    確かにそう思いがちだし、そうなることが多いこの世の中だけど
    その人にとっての普通は大多数に決められるものじゃない

    誰かを傷つけるようなことが普通だったら困るけどそうではないんだったら
    この人にとって、これが普通のことなんだと受け入れられるような人になれたらいいなとも思います

    0
    2023年04月25日
  • 街に躍ねる

    Posted by ブクログ

    物知りで絵の上手な兄の達を尊敬する弟の晶。
    でも達は学校に行ってないから同級生にコミュ障で普通じゃないと言われ…。

    普通ってなんだろうと考える。普通の基準は誰しも自分の中にあるけどその基準を押し付けてしまうということを私もやってしまっていないだろうか。達の「自分が簡単にできることを、人もできると思っちゃいけない」という言葉にハッとした。
    普通じゃなくても凄いと兄を慕う晶の優しい気持ちをずっと持っていてほしい。

    読んでゴッホ兄弟のことを思い出した。

    晶の純粋さ、兄弟の絆、親からの愛が優しい。

    0
    2023年03月29日