藤井英子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ京都で漢方心療内科を営む91歳(執筆当時)の現役医師・藤井英子先生による、肩の力を抜いて生きるための指南書。
診察室で患者さんから、もっとラクに生きられる方法を問われた時の先生のお答え「いい塩梅を大切にしてください」。これに尽きると思う。
ほどよく忘れて、スッと一歩引き、心はカラッと。
よい距離感で、さっぱりとした心で生きていく。
先生の言われる「いい塩梅」「ほどよく」「よい距離感」を自分の中でいかに掴めるかが大切なんだと思った。人によって塩梅の加減も違うはずだから。
ずっと昔のことなのに嫌な記憶がふとした瞬間に蘇り、魚の子骨のように引っかかってモヤモヤすることが多々ある。一旦負のループ -
Posted by ブクログ
この本は心の栄養剤だなと思った!
生きていく中で本に書かれているような言葉をかけてくれる人がそばにいる人は幸せだなと思った。
だから本の内容を自分の心に刻んで、そしてまた大切な人たちにもその気持ちを持って接していきたいなと思った。
「自分を大切にする」
と言うのは今は当たり前のように大切にされている考え方。
本を読んで改めて具体的に考えるコトができてよかった!
忘れていいことと、心に留めておきたいこと、手放すことは本当にとても大切。
著者のように、忘れること、忘れないことへの線引きを考えることを常に癖づけでいこうと思った。
「(悩み事などを)持ち越さないと決めること」というアドバイスも、やっぱ -
Posted by ブクログ
89歳で開業とはすごい。
自分を大切にするための考え方が
わかりやすぐ書いてある。
忘れていいことってたくさんあるだなと。
経験も忘れる、
相手をやり込める剣のような使い方をしない
ものごとを大らかにみるための羅針盤にする。
年齢を重ねて丸くなる人もいれば
どんどん意固地に、頑固になる人もいる。
豊富な人生経験を、相手を打ち負かす屁理屈にせず
相手を受容する大らかさにする
なんともはや耳の痛い話。
経験ってすごく大事だと思う
反面、経験ないのに何言ってるの?
と思うこともある。
自分の持つ経験を決して剣にせず
相手を受け止めるためのクッションにしたい。
経験の上にあぐらをかかず
謙虚さも大事