藤井英子のレビュー一覧

  • ほどよく孤独に生きてみる

    Posted by ブクログ

    孤独=自分を整える時間として味わう。人とのつながりを大切にしつつ、必要以上に群れない距離感が心地よい。ページをめくるたび、自分の生活にも「静かな空白」を増やしたくなった。孤独は欠けている状態ではなく、むしろ満たされるための余白なのだと気づかせてくれる一冊。

    0
    2025年08月15日
  • ほどよく孤独に生きてみる

    Posted by ブクログ

    自分の意見を否定されることなく、受け入れてもらうということは、本来幼少期に親がするべきだと思う。
    話をただ聞いてもらう、それで救われるんだと思った。

    0
    2025年07月12日
  • ほどよく忘れて生きていく

    Posted by ブクログ

    91歳の心療内科医。さすがに含蓄が違う。勇気づけられる章タイトル多数。06.「苦手な誰か」は忘れる、13.ときどき「仕事」を忘れる、15.「完璧」を忘れてみる、20.「動く」ことでやる気を出す、33.眠れなくてもよしとする、35.「隠れストレス」を見つける、38.「逃げ道」をつくっておく、40.「あるものだけ」を見る、46.「心配」もほどよく忘れる。環境が変化するとき、少なからずストレスは発生している。無理せず自分のことを気遣う。

    0
    2025年06月07日
  • ほどよく忘れて生きていく

    Posted by ブクログ

    「忘れる」と言う言葉を辞書で調べてみるといくつか意味が出てきますが、本書での「忘れる」とは、「意識的に思い出さないようにする」ことと思いました。そして、「意識的に思い出さないようにする」には何か他のことをすると言ったことが説かれています。また、過去を悔いたり未来に対して不安になったりではなく、「今」を基準にすることも語られています。他の本でも似たようなことが書かれていたりもしますが、本書は一節が見開き2頁と短く、また語り口が押しつけがましくないのですんなりと入ってきます。寝る前に布団の中で読むのにも適してそうです。「読むセラピー本」みたいな。
    しかしこのお方、7人も出産していたり、90歳を過ぎ

    0
    2025年02月23日
  • ほどよく忘れて生きていく

    Posted by ブクログ

    p25
    相手を考えない時間を持つ。

    p112
    経験を相手をやりこめる「剣」にしない。
    ものごとをおおらかに見るための「羅針盤」にしましょう。

    p122
    誰かのために使った時間は、かえがえのない経験です。
     誰かのために使った時間は、直接相手から帰ってはこなくても、別の形で返ってくる。

    p126
    いやな記憶を思い返して何度も再体験しないことです。
    →人に話すこと、気持ちを切り替えるための自分なりの方法を持つこと

    p164
    「今の自分」は、これまでの選択の結果。
    自分が選び取った人生とまずは胸を張りましょう。

    p170
    人は何かをしてあげることで、
    同時に受け取っています。
    励ましている

    0
    2024年07月07日
  • ほどよく忘れて生きていく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    年齢は関係ないですよ、と、ご自分で言われても、
    「89歳でクリニックを開設した91歳の現役医師」というのは、どうしたってすごいと思う。
    漢方心療内科とのことで、近くにあったら行きたいなあと思った。
    見開き2ページで、ひとつの項目について書かれている。短く優しくわかりやすく、話しかけてくれてるような文章だと思う。


    心に残ったことは下記
    ①「いいことも悪いことも過去はなるべくカラッと忘れて、そんなことより今を生きる」
    辛かったことをずっと覚えてるのは、よくわかる。
    恐怖も苦しさも悔しさも後悔もひきずると思う。
    でも意外に、良かったことも生きる足かせになる場合がある。
    特に若い頃に体験した、強烈

    0
    2023年11月20日