藤井英子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「忘れる」と言う言葉を辞書で調べてみるといくつか意味が出てきますが、本書での「忘れる」とは、「意識的に思い出さないようにする」ことと思いました。そして、「意識的に思い出さないようにする」には何か他のことをすると言ったことが説かれています。また、過去を悔いたり未来に対して不安になったりではなく、「今」を基準にすることも語られています。他の本でも似たようなことが書かれていたりもしますが、本書は一節が見開き2頁と短く、また語り口が押しつけがましくないのですんなりと入ってきます。寝る前に布団の中で読むのにも適してそうです。「読むセラピー本」みたいな。
しかしこのお方、7人も出産していたり、90歳を過ぎ -
Posted by ブクログ
p25
相手を考えない時間を持つ。
p112
経験を相手をやりこめる「剣」にしない。
ものごとをおおらかに見るための「羅針盤」にしましょう。
p122
誰かのために使った時間は、かえがえのない経験です。
誰かのために使った時間は、直接相手から帰ってはこなくても、別の形で返ってくる。
p126
いやな記憶を思い返して何度も再体験しないことです。
→人に話すこと、気持ちを切り替えるための自分なりの方法を持つこと
p164
「今の自分」は、これまでの選択の結果。
自分が選び取った人生とまずは胸を張りましょう。
p170
人は何かをしてあげることで、
同時に受け取っています。
励ましている -
Posted by ブクログ
ネタバレ年齢は関係ないですよ、と、ご自分で言われても、
「89歳でクリニックを開設した91歳の現役医師」というのは、どうしたってすごいと思う。
漢方心療内科とのことで、近くにあったら行きたいなあと思った。
見開き2ページで、ひとつの項目について書かれている。短く優しくわかりやすく、話しかけてくれてるような文章だと思う。
心に残ったことは下記
①「いいことも悪いことも過去はなるべくカラッと忘れて、そんなことより今を生きる」
辛かったことをずっと覚えてるのは、よくわかる。
恐怖も苦しさも悔しさも後悔もひきずると思う。
でも意外に、良かったことも生きる足かせになる場合がある。
特に若い頃に体験した、強烈