森川潤のレビュー一覧

  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    ## ブラックロック
    ブラックロックが企業に対して影響を及ぼそうとしてるしてるというのは初耳だった。
    自分もいくつかブラックロックのETFに投資しているが、資産の管理を委託しているだけで、彼らが株主としての権利を行使しているとは思っていなかった。そんなことまで委託したつもりはなかったのだが。
    ある程度は避けられないのかもしれん。日銀が筆頭株主になってる企業とか、株主総会では日銀はどうしてるんだろうな。
    取締役会からの提案に無条件に賛成してたら、それはそれで問題なのだろうし。

    ## GPIFがESGに投資
    これも知らなかった。もっとパッシブに運用してるんだとぼんやり思ってた。年金みたいに長期的

    0
    2023年02月18日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    発電、産業、科学といった多面的な脱炭素化ファクトが細かく纏まっている。特にネクストラ、エネル、オーステッドの事業ポートフォリオの大胆な変更と成功は、脱炭素化過渡期におけるグッドプラクティスとして参考になる。

    0
    2022年12月28日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    カーボンニュートラルや脱炭素について勉強をし始めたばかりですが、事前知識が無くても、一気に読むことができました。
    脱炭素、再生可能エネルギーが企業や国にとって重要になっている背景や、世界各国の取り組み、日本の現状について知ることができる本です。

    0
    2022年11月13日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    本書で書かれている事実は、ほぼ既知であるが、結論で述べられているように、日本のダイナミズムの欠落が、最も重要なポイント。
    脱化石燃料に対する否定的な意見や、欧州のタクソノミーを環境マフィアと嘯く日本企業の姿がわかりすぎて悲しいが、それを放置するのは我々現役世代の不作為でもある。
    世界のダイナミズムを取り込む活動を止めるわけにはいかない。諦めない。

    0
    2022年07月18日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    購入済み

    出遅れている日本の状況は厳しい

    脱炭素ビジネスの進展が世界レベルで逆戻りできないところまで来ていること、そしてそこでグリーンジャイアント(新たにエネルギー業界の盟主へと躍り出た企業群)がエネルギー変革の主役となっている状況を、各国・業界を俯瞰しながら解説してくれており勉強になる。
    各国のカーボンニュートラル宣言が出そろい本格的な対策が待ったなしになっている現在、日本も横並びで2050年までのカーボンニュートラルを一応宣言してはいるものの、具体策の出遅れ状況は厳しい。3.11という災難があったためでもあるが、今後どうやっていくのかしっかり見守っていく必要がある。日本国内の再生エネルギー市場では太陽光も風力も海外企業に占領され

    #タメになる #怖い

    0
    2022年05月22日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    環境問題について、世界の動きがとても分かりやすく説明されていた。日本にいるとニュースでも聞かない再生可能エネルギーの企業が、世界ではイノベーションを引っ張っていることを初めて知り、勉強になった。洋上風力発電も日本にはまだ浸透していないが、デンマークなど欧州では既に何本も建っていて、日本は技術力でも遅れを取っていることが分かり、日本の洋上風力発電のポテンシャルはあるが、技術力は育っていないことに危機感を感じた。日本は世界の流れをこのような本を読むか、海外メディアを見ないと得られないことも痛感し、日本のメディアにもっと海外のことも発信してほしいし、自分でも積極的に海外メディアもチェックしようと思っ

    0
    2022年04月12日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    既にグリーンジャイアントと呼ばれるESGの巨大企業が生まれつつあることを知った。
    アメリカの若者は環境政策に敏感で、自分達が政治を作っていく気概があるのだと知った。対して日本の若者は自分の印象だと、お上に流される人が多い気がする。どこかで気候変動政策を斜に見ているような

    0
    2022年03月11日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    大変網羅的で分かりやすい。
    特に欧州を中心に爆発的に進む脱炭素の動きの背景、様々な産業のプレイヤーの動き、その中での日本の立ち位置と勝ち筋が考察されている。

    気付いた頃には世の中が脱炭素の流れの中にいて、俯瞰して何が起こっているのか分からない、全体像を掴む前に世界が進んでしまって取り残されたような気持ちになっている自分のような読者に強くおすすめしたい!

    0
    2022年01月06日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    薄い本なので、サクッと読める。政治やクリーン・エネルギー関連企業の動向が網羅的に書かれているので、潮流を知りたい人の導入には良い本だと思う。

    0
    2021年12月26日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    脱炭素化が何故進んでいるのか。
    何故、TCFDが求められるようになったのか。

    脱炭素関係の本やセミナーを漁るよりも、この本を読んでからの方が理解が深まる。

    脱炭素に関わる全ての人にオススメの本‼️

    0
    2021年12月24日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    アップルのすごさと恐怖じみた経営戦略があった。日本企業の堕ちかたが鮮明に書かれていた。極秘にされながら、これまでの情報を引き出せたのはすごい。日本企業は、生き残るためにアップルは必要だが、また、自分の首を絞めている、このジレンマ。店頭に置かれているアップルの見方が変わる。

    0
    2017年10月03日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    コンピューターが出始めの頃アップルはあこがれであった。
    それがマックと呼ばれる頃には手が届くところまでおりてきて一時はマックユーザーではあったのだが、windowsが使い物になり始めた頃からまたマックとは縁が遠くなったのである。
    会社から支給のipadは持っているものの、自費で購入したアップルの製品は一切無い。持ちたくないと言うわけではないが、あのタカビな価格帯に手を出しかねている。昔感じていたほど高値の花ではないがあえて選択したいとも感じない。
    そして、この本を読んでアップルの製品は買うまいと固く決意をしたのである。
    アップルはまさしくアメリカの企業である。プロダクトしないで金を集める仕組み

    0
    2014年05月28日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    主に日本国内の,メーカー,家電量販店,携帯キャリア等に対するアップルの強圧的な姿勢を証言や数字を元に示している。
    日本企業のこれまでの仕事の仕方とも比較されている。アップルの,結果を出すためにとことんやる方針も学べる。

    0
    2014年05月03日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    知られざるアップルと日本企業の関係を描いた本

    これを読むとiPhoneのCMが3つのキャリアで同じものなのになっているのかか(なぜ独自のCMを作らないか)がよくわかる

    今年読んだ中で一番おもしろかったかも

    0
    2013年12月23日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    非常に興味深く読んだ。

    アップルのやっていることは、商売の「イロハ」だ。
    しかし、利害が交錯すると、その基本を貫くことは難しい。
    「良い戦略、悪い戦略」でも冒頭にアップルの例が載っている。教科書に載っているような戦略をやり遂げた例として、ジョブズ復帰後が取り上げられていた。

    本書では、アップルのビジネスと日本の関係について、1)生産現場2)家電量販店3)音楽産業4)携帯キャリア5)特にソニーとの関係、と、現状を赤裸々にリポートする。

    第6章では、アップルが貫いてきた「シンプル」なビジネスを、今後も貫けるのか、株主・従業員・ユーザーの支店からまとめられていた。

    しかし、名だたる有名なメー

    0
    2013年11月18日
  • アップル帝国の正体

    Posted by ブクログ

    アップルが特にiPhone、スマートフォンの発明を通して、いかにデジタル系のものづくりのあり方を変革させたのか、がわかりやすくまとめられた本。

    前半は日本の各企業がiPhoneの部品メーカーとしてアップルの言いなりとなり、厳しい状況に置かれている現状が書かれている。特に「アップルの下請けとして大量注文には巨額投資の必要と受注を失った時の生産設備余剰という2つのリスクが存在する」という言葉が印象的。
    中段はiPhone登場前までは、キャリアがメーカーに何を作るか指示していた。ジョブズは電話を再発明するとして、キャリアによるメーカー支配の構図を壊し、逆にアップルによるキャリア支配の構図を作ったと

    0
    2024年12月31日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    中国のCO2排出量だけで世界の3割、2位のアメリカはその半分…ESG実施観点でのネガティヴ/ポジティブスクリーニング
    自動車業界の話題多め。2021年の出版だが、EV市場の覇権争いは2023現在中国BYDとテスラが2強でトヨタの乗り遅れ感は2年前より拡大している印象。
    インポッシブルバーガーの誕生経緯が分かって興味深かった。

    0
    2023年08月03日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    再生エネルギーが石油を超える未来が来るのか、読み進めながら痛感。また日本が世界と比して再エネ事業に遅れていることが気がかりである。将来のために国として再エネ事業に投資するのを期待したい。

    0
    2023年07月01日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    脱炭素社会に向けた世界の動き、環境ビジネスの動きがわかる。日本ではこういうことはあまり報道されない。
    昔の日本は環境先進国だったはずか、すでに世界から取り残されつつあることを実感する。政府、企業だけでなく、市民の意識も、世界に遅れをとってしまっている中、急ぎキャッチアップしなければならないと考えさせられる。

    0
    2023年04月17日
  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

    Posted by ブクログ

    脱炭素系の本を何冊が読んだ中では、書き方があまり悲観的ではなかったので読んでて辛くなかった。

    情報も新しく勉強になった。

    この手の本の最後に、これからの日本の勝ち筋について語っているものがあるが、いつも「勝つ必要あるのかな」と思いながら読んでる。本書でも、人新世の資本主義に触れているのに、勝つとか負けるって資本主義に囚われてると思う。

    このまま脱炭素しても温暖化はしばらく続くらしい。じゃあ、どうしようか。

    0
    2023年01月16日