購入した本。時代の潮流となっている「脱炭素」について学ぶために買った。
英BPのレポートには「2019年に既に石油需要はピークを迎えていた可能性がある」と発表した。ウクライナの戦争を踏まえると懐疑的だが一理あるとも思う。
テスラのイーロンマスクは「クルマそのものより、クルマを産み出す工場その
...続きを読むものが商品」だと考えている。自動車の設計書を変えるよりも工場を変える方が、効率を高めることができるらしい。凡人にはない発想だと感じた。
EUのルール作りもうまい。燃費の良いEVを作れば、ガソリン車に対しての罰金を減らせる仕組みを作った。まずEVを自動車メーカーが作りやすいようにしたことが良いと思った。
トヨタはバランサーである。EVにも本気であり、水素自動車、自動運転車にも本気。そこが世界の潮流に乗り遅れないという気概につながる。一方で中途半端という指摘もある。
炭素除去技術はこれから脱炭素の中核を担う。米ストライプ社には注目。
アメリカの人口構造。2028年、49%が1981年以降生まれの人になる。若い人の流行を知るべき。
経済成長と二酸化炭素削減は両立できないもの。今までの資本主義から抜け出すシステムを作らないといけない。
脱炭素とアメリカ社会の流れには今後も注視していきたい。