森川潤のレビュー一覧
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時事的な内容で賞味期限は短いが、網羅的に主要プレーヤーをまとめ、データも充実していて、脱炭素の現在地と潮流がわかる。
・従来エネルギー企業から再エネ事業者への転身
ネクステラ(米)、エネル(伊)、イベルドローラ(西)
・洋上風力メーカー
ヴェスタス(デンマーク)16.186MW
GE(米)14....続きを読むPosted by ブクログ -
わかりやすい。
各国のエネルギー企業が変革してきた事を知り、日本の未来も多少だが希望が持てた。
今後の日本企業の取り組みに期待したい。
この本に限った話しではないが、ESG投資と株価についてよく言及しているが、そのまま鵜呑みにしてはいけないとは思う。Posted by ブクログ -
脱炭素に関する様々なキーワードや会社/業界の動向が分かりやすく記述されていて勉強になった。この分野の本を読み漁っていきたい。Posted by ブクログ
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いわゆる次世代エネルギーについて非常に勉強になった一方、数値の扱いについては少々疑念の残るものでした。
EVは本当に脱炭素を促進することになっているのか。生産から考えるのか、消費から考えるのか。ビジネス的な側面も取り上げており、とても面白かったです。
他の著者と読み比べて、確かな知識としていきた...続きを読むPosted by ブクログ -
クリーンエネルギーについて色々な角度からの話があって大変面白かったです。福島第一原発事故が日本のクリーンエネルギー施策の遅れに与えた影響は想像以上に大きく、タイミングの悪さが悔やまれますね。ただ世界は北欧のように地震のあまり無い安全な国ばかりという訳でもないので、地震も多い上に遠浅の海岸にも恵まれな...続きを読むPosted by ブクログ
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人間活動による地球温暖化は、ほとんど間違いない。
そうした中、アメリカ、中国、ヨーロッパが脱炭素に大きく舵を切っている。
ここでも日本はイニシアチブを取れそうにない。
自動車はEVとなり、牛肉や牛乳を摂取しなくなり、植物肉、オーツミルクを食べる。
再エネ比率を高めるため、太陽光、風力発電の普及、最新...続きを読むPosted by ブクログ -
・国境炭素税の検討
一種の関税。輸入品に対して、その製品が生産国で作られた際に出たCO2の量に応じて課税
→環境規制の緩い新興国には不利!?
・中国の主力は未だに石炭火力発電で、新規建設計画もある。一方で再エネ化も進んでいて3割程度を占める。
・再エネ(特に太陽光、風力)の最大の弱点は安定性であ...続きを読むPosted by ブクログ -
気候変動問題をビジネスとしてどう捉えられているかを複数プレイヤーの視点から概説されている本。
現在の動向をキャッチアップする観点で、大変参考になりました。
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