森川潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・国境炭素税の検討
一種の関税。輸入品に対して、その製品が生産国で作られた際に出たCO2の量に応じて課税
→環境規制の緩い新興国には不利!?
・中国の主力は未だに石炭火力発電で、新規建設計画もある。一方で再エネ化も進んでいて3割程度を占める。
・再エネ(特に太陽光、風力)の最大の弱点は安定性であり、蓄電技術が進化しない限り電気の需要と供給量は一致させる必要があり、出力調整のしやすいガス火力などが必要
・デンマークのグリーンジャイアント、オーステッドは洋上風力発電のトップランナー。コストも激減しており化石燃料よりも安い。
・GPIFはESG指数で投資先を評価して投資判断や持株比率を決定し -
Posted by ブクログ
どのようにアップルが今のブランド力を作り上げたか、その裏にある闇?についての話。
・内容
アップルは部品一つ一つにこだわり、ファンを得て、ブランドを構築した。
アップル製品は世界中で爆発的に売れ続け、 アップル部品サプライヤーの「帝国」になった。
アップル製品が売れれば売れるほど、「帝国」による支配が強まった。
アップルは多額の利益を上げる一方、サプライヤーにコストダウンを要求し続けた。
また、事前通告なしに一方的な取引中止をされ倒産した企業もある。
アップルに依存しているサプライヤーが多い中、アップル製品の売上成長率が鈍化している。
サプライヤーはアップルとの付き合い方を考え -
Posted by ブクログ
ネタバレアップル製品に使われている部品は日本製がたくさんある、という事実にあぐらをかいてはいけないことを認識させられた本。
こういう本を読むと、どうしても日本は技術は高いが商売が下手、というのを改めて認識させられる。
アップルの手のひらの上で踊らされている、という状況に危機感を感じた。かといって、日本でアップルのような製品開発を行うのは無理な気がするし、向いていないと思う。
日本人にあった方法で、競争力を高めるのはどのようにしたらいいのだろうか。
どこかに依存すると、そこから抜けられなくなる。保守的な環境で、既得権益にとらわれると出し抜かれる。結局常に先を見越すしかない、ということだと思う。
一 -
Posted by ブクログ
アップルの下請けと化した日本メーカーの苦悩の本だな、という率直な感想。
例えば、iPodを磨きあげた日本の中小企業の匠の技は、ビデオに撮影されて、こなれた研磨の仕事は、安く大量に生産できるアジアの国へ移植されてしまった。
日本の匠の技術をあっという間に飲み込み、海外展開によって、あっという間にコモディティ化させる、という残酷な一面。
iPhoneの部品には、日本メーカー(ソニー、セイコー、TDK、JBD、三菱電機、東芝、シャープ、村田製作所、パナソニック等)が多数関わっている。
新型iPhoneの売上だけで、米国のGNPを0.5%も押し上げるくらいの影響力があるのだから、日本メーカーの受注 -
Posted by ブクログ
ネタバレApple依存症。企業も個人も。
考えもせずにパワーポイントでプレゼンをする。
ページ数無制限な資料作り。
だらだらとメールチェックとWEB閲覧。
効率化に逆行。
パソコンが無いと何もできない。
新潟県燕市、小林研業。
2001年のiPod発売から4年。
職人の磨き作業がAppleからの依頼で東陽理化学研究所によりビデオ撮影される。
その後、中国での自動研磨へと。
最盛期は地元20社で一日2万台弱も磨き上げていた。
1個あたりの加工賃は100円。
iPodの光沢度はミラー800番。
検査に落ちた不良品を磨き直すことで1000番で磨ける技術を習得する。
Appleがいなくなった今の -
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著者は、週刊ダイヤモンドの記者2名。元々は週刊ダイヤモンドの特集「Appleの正体」の記事らしい。
日本人は諸外国に比べて、iPhone好き、apple好きが多いといわれデザイン性が高いと言われるappleが秘密主義であり、その裏側にある部品調達としての日本企業の苦悩、、コントロールされる家電量販店の苦渋、iPodとiTunesの音楽業界の変化、携帯キャリアの変遷、ソニー製のイメージセンサーを積んだことで、ソニーのデジカメが売れなくなったなどの主に、2013年発刊時の現状の経済報告となっている。
技術的な話よりも、経営・経済的な話、株価などの話が多いが、その方法論もジョブスがいなくなったア