桶谷功のレビュー一覧

  • インサイト

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    プロポジションという解決策
    インサイトが消費者の行動を変える、心のホット・ボタンだとしたら、そのボタンを押すのがプロポジション(消費者を口説く、ブランドや製品からの提案)である。このプロポジションは、インサイトと表裏をなす場合がほとんどだ。
    シックのトリプルエッジでは、「ひと剃りで剃れるのが、理想のカミソリ」という潜在的なニーズを発見した。これがインサイトである。それをとらえたプロポジションは、ずばり「ひと剃り」(ワンストローク)となる。第3章で紹介したスキー・リゾートの例でいえば、インサイトは「クリスマスに行きたい。でも予約が取れない」というもの。それをとらえたプロポジションが「毎日がクリス

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    2025年11月04日
  • インサイト

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    メーカーの開発は、競合他社にあって自社には無い機能、意匠を安く出す耐久戦に終始している。
    インサイトを活用したプロポジションにより、価格が高くても欲しい人は買う、というブルーオーシャンを築き上げるのがあるべき姿だ。
    疲弊した開発兵達を一年間新商品開発をやめさせて、腰を据えて行動観察から導かれたインサイトを軸とした渾身の商品企画をさせるのも手だと思い始めた。

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    2020年09月03日
  • 戦略インサイト―――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング

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    ネタバレ

    ・消費者調査は、各メーカーのマーケティング活動の結果が現れてしまうので、潜在ニーズとは異なる

    ・商品カテゴリが成長するための、どんな余地・機会がありそうか仮説を持つ

    .....

    ヒューマンインサイト(どうありたいか)

    カテゴリーインサイト(製品カテゴリへの既存イメージ)
    =キーインサイト(こうありたいけど、既存では叶わないので使わない)
    ↕︎
    プロポジション(こうありたいから、新商品を使う)
    =ブランド資産(イメージ)+製品特徴

    マーケティングによってキーインサイトを叶え、消費者の行動を変える→売上が上がる=成長戦略のシナリオ。これを結果論ではなく事前に描く。

    .....

    ・ヒ

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    2020年07月07日
  • インサイト実践トレーニング

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    インサイト探しの型
    その商品・サービスを人にたとえて想像する、競合と比べてみる
    その商品・サービスがある星・ない星を想像する
    ユーザーの心の葛藤を探す


    インサイトは2種類
    ・カテゴリーインサイト
    ・ヒューマンインサイト

    ターゲットは需要の大きさ✖️競合状況の厳しさ

    ブランドの強みや製品の特徴と結びついたプロポジションのみがターゲットのインサイトを突く

    ・インサイトとプロポジションがずれていないかを確認する=ポジショニングステイトメント
    ○○(インサイト)と思っているターゲットにとって、商品(ブランド)はプロポジションです。
    なぜなら商品(ブランド)は(特徴・強み)があるからです。

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    2015年07月20日
  • インサイト実践トレーニング

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    インサイトとプロポジションのフレームワーク。
    スキルや手法が、具体的に説明されている。
    ワークショップの実例もあり、かなり実践的に活用できると感じた。

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    2014年06月11日
  • インサイト

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    インサイトの、概念→何で大切なのか→インサイトを探る方法→事例→その効果についてかかれている本。マーケティングや広告を仕事にしている人には面白い本だと思う。事例や話し言葉なので、読解力の少ない人にも読みやすい。おわりにも若手には熱い言葉だった!

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    2013年05月18日
  • インサイト実践トレーニング

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    消費財マーケティングはもはやSTPや4Pなどのモダンマーケティングだけでは、本当に売れる仕組みづくりが難しくなってきました。

    そこで、近年はポストモダンマーケティングということで、もっと消費者の深層心理に迫る商品開発やプロモーションが叫ばれるようになってきました。

    そういった消費者の「心のホットボタン」を見つけるべく、消費者のインサイトを探るための実践的なツール類が実例と共に紹介されているのがこの本です。

    字も大きいし、カラフルで、3時間ほどで読めるお手軽な本です。
    明日から試してみたくなるし、きっと試せます!

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    2010年08月10日
  • インサイト

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    消費者のホンネを探り、それに訴えかけるように
    PR、商品を考えると上手くマーケティングできる内容の本。

    沢山のホンネを掘り起こしたビジネスケースが
    書かれており、とても面白かった☆

    消費者の気持ちを考えることって本当に大切だなぁと
    改めて思わされた。

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    2010年04月16日
  • インサイト実践トレーニング

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    もう一度初心にかえって
    まず自分たちの商品を自分が初めて使ったときに期待していたことを思い出してみたらいいと思った。

    ハーゲンダッツが最近まやみきになってたのが気になっていたのですが
    納得しました。
    女性の感じる「裕福さ」はゆとりの時間であり、そこに男性は必要ないそうです。

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    2009年10月07日
  • インサイト

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    ネタバレ

    この本で出てくる事例に関しては古いので
    正直そのまま流用するわけにはいきません。
    (まあ某アイスに関してはこの当時でもクレームものだった模様)

    だけれども、本音の部分を探ることによって
    揺り動かすものがあるのは事実です。

    それと変わらないことがここにはあります。
    我が国の人(むろん私も)だけど
    広告に関してはまあ警戒心は強いこと。

    それはその広告で嫌なことがあったのも
    あるのでしょうね。
    内情と離れている奴もありますし!!

    それと「~のやつ」というのは
    以外にも結構あったりします。
    ほら、社名挙げてもらえない製品、あるよね?
    あれです。

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    2022年11月24日
  • インサイト

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    マーケティングの仕事を始めてから1年経ち、見よう見まねで手探りでやってきていましたが、教科書にようやく出会えた気持ちです。マーケティングの仕事を始めるときにすぐに読んでしまうと「当たり前のことを言ってる」と思うかもしれませんが、1年やったからこそ、当たり前だけど難しいこと、真理を突いてるなあと感じました。
    マーケティング部門に配属になったら一度読み、時間をおいてもう一度読むとより理解が深まり仕事に生かせる気がします。自分もまた1年経ったら読み直してみたいなと思います。

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    2022年01月02日
  • インサイト実践トレーニング

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    ネタバレ

    ブランドの強みや製品の特徴と結びついたプロポジションのみがターゲットのインサイトを突く。
    インサイトとプロポジションが合っているか確認。
    〇〇(インサイト)と思っているターゲットにとって、商品(ブランド)はプロポジションです。なぜなら商品(ブランド)は(特徴・強み)があるからです。

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    2021年07月14日
  • インサイト

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    インサイト一つでシェアを逆転させられることが勉強になった。インサイトについてもっと深く知りたいと思った。

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    2021年01月24日
  • 戦略インサイト―――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング

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    ネタバレ

    インサイトに関する本。
    事例多くてわかりやすいとともに海外の文化の違いはとてもおもしろい。
    後半の具体プロセスは個人的には少し冗長だった。

    メモ
    ・インサイトとは、消費者に潜在しているニーズ。マーケティング活動へのひらめきを与えるもの。その企業にふさわしい、絞り込まれたもの。
    ・インサイト起点のマーケティング戦略では消費者がもつインサイトと企業ブランドがもつバリュープロポジションを結びつけるもの。
    ・カテゴリインサイトはその商品カテゴリらブランドを使う真のモチベーションを解き明かすこと。なぜ使わないかのバリアを明らかにすること。
    ・ヒューマンインサイトはそもそも人は何を求めているのかを表す。

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    2020年11月24日
  • 戦略インサイト―――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング

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    新たな知見を得ることができました。
    消費者目線とただ言っている段階では企業側の目線である。消費者の目線の理由を把握しなければ、インサイトは掴めない。

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    2020年06月26日
  • インサイト

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    ・インサイトは消費者のホンネであり、論理ではなく気持ちの部分である。
    ・インサイトの探るには、消費者を細かく分類するのではなく、奥底にある感情や気持ちを探るために、人を大きく捉える。
    ・人を属性ではなく、感情(や課題)で分類する。
    ・インサイトを見つけるには、何のためにインサイトを見つけるかのテーマを決め、ターゲットを絞り、仮説を立て、調査する。そこから使えるインサイトを絞り、マーケティング活動に繋げる。
    ・何をアピールすれば〇〇と思ってもらえるか?そのためにはどういう消費者の気持ちを活用できるか?を見つけ出す。
    ・カテゴリーを離れて、人の今のインサイトを探ったり、カテゴリーに対するインサイト

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    2020年05月11日
  • 戦略インサイト―――新しい市場を切り拓く最強のマーケティング

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    ネタバレ

    ■感想
    著者の本は他にも2冊読んだが、一番勉強になったと思います。体系的でしたし、繋がりも分かり易かったです。ブランドプロポジションで語られていたのに、ブランドコンセプトということばがいきなり出てきたり、そこは混乱してしまいました。

    ■要諦
    ・カテゴリーインサイト、ヒューマンインサイト→キーインサイト&プロポジションのフレームワーク
    ・キーインサイト&プロポジションはセットで開発する
    ・インサイトを核としたマーケティングが生み出す効果。①新たな市場創造、②既存の商品カテゴリーを革新、③消費者と絆を持ったブランドを構築、④
    ・売るを買うという行動に変換する。良いものを作って売る

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    2020年04月14日
  • インサイト実践トレーニング

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    ネタバレ

    ・インサイトとは人が思わずモノを買ったり、行動を起こしたりする心のホットボタンのこと。
    ・インサイトは本人も気づいていない潜在的な動機やバリアを明らかにする。絵を描いてもらう、セリフを入れてもらうなどの投影法で、無意識にニーズを表出するところを狙う。aとbで比較することであぶり出すなど。
    ・パーティなど具体的なシーンをイメージして、特徴、印象をあぶり出す
    ・キーインサイトとは。マーケティングで最も使えるインサイトのこと。その気持ちを突かれると商品がほしくなるようなホットボタンかどうか。新しい発見がどうか。ブランドに最も当てはまるのかどうか。実現可能なインサイトか。
    ・ターゲットになりきる方法

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    2018年12月30日
  • インサイト実践トレーニング

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    ・インサイトの探索は抽象的な言葉で「くくらない」「まるめない」
    ・大き目の文字でポストイットに書き出す
    ⇒人の脳は外部からの刺激に反応することが得意
    ・時代の底辺に流れている気持ちを見つけられれば他のカテゴリーでも自分担当カテゴリーに当てはめられる
    ・プロポジション:企業からの積極的な提案、主張
    ・見つけたインサイトはそのカテゴリーやブランドが抱えている最大井の問題点か?=キーインサイト
    ・実際に仕事に関わっていると気づかないことも多い
    ・ポジショニングステートメント(古典的)
    ⇒○○(インサイト)と思っているターゲットに対して
    ⇒商品△△は××(プロポジション)です
    ⇒なぜなら商品△△は□□

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    2018年12月09日
  • インサイト実践トレーニング

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    前著「インサイト」の実践編。消費者の隠れた本音、インサイトを探り出すための仮説を導き出す方法がいくつか提示されている。消費者リサーチや会社の会議などにおいて実際につかえるツールがいくつも示されている。

    最後の男性の料理教室に対するインサイトに関するワークショップは、実際におこなったものが載せられており、その過程が理解できるため、インサイト導出の手法として参考になる。

    時々また辞典的に使いたい本である。

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    2018年10月08日