桶谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
桶谷氏の「インサイト」シリーズ第2弾。
前作で、その重要性を説いてきたインサイト。
著者は、消費者が購買行動に至る動機になり得る
インサイトを「心のホットボタン」と表現している。
本書に限って言及するのであれば、
このインサイトをどうやって見つけて、作っていくのか?
というノウハウ本である。
よって、インサイトの重要さを理解していることが、
読者に求める前提になっている点は押さえておく必要があり、
インサイトが何たるか、理解を深める内容ではない。
但し、ある程度理解があるのであれば、
実践ツールとワークショップのやり方が、
極めて詳細に説明されているため、即実践に使える。
マーケ -
Posted by ブクログ
インサイトを発見する
インサイト発見ツール
①ユーザーお絵描きと吹き出し
②パーティはお好き
③ベンチの隣に座った人はどんな人
④◯◯の惑星に行ってみよう
⑤写真選び/写真集め
キーインサイトの仮説を作る
①ターゲットの行動、気持ちをシュミレーションする
②ターゲットになりきって関心事や望み、心配事などの気持ちを片っ端から出していく
中心に来る気持ちを探す。中心を作る。タイトルをつける(概念的、抽象的な「まとめ」になってしまわないように)
抽象的な言葉で -
Posted by ブクログ
解決策を消費者理解から導きだそうというのが、インサイトの考え方。そして、その戦略上の答え(解決策)がプロポジション(消費者に思って欲しいこと)。
いくら企業側が「おいしいですよ」と言ったところで、消費者にそう思ってもらえるわけではない。何をアピールすれば(プロポジションとして提案すれば)、おいしそうだと思ってもらえるのか、そのためにはどういう消費者の気持ち(インサイト)を活用できるかを見つけ出すこと。
インサイト:パティシエの作ったプディングは、大人向けの本格的なおいしさ。子供向けのプリンとは違う。
プロポジション:パティシエのプディング
インサイト:グリーンの色の濃さから、おいしさと品質