伊賀泰代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事の業務成績の開示について、いい評価を得ることで満足してしまっていた。
いい評価は出世につながり、これまでの業務に対する姿勢や成果が間違っていないことを確認するための場であると位置づけていたからだ。
しかし、この認識は誤ってた。
評価開示の場とは、成長を促進し、生産性を高めるためのフィードバックの場であった。
例えば、出世レースにこぼれた人の場合、いい評価をもらうということに対してインセンティブがなくなってしまい、高い評価を得るために仕事を頑張るというモチベーションがなくなってしまう。仕事とはあくまでも評価を得るためにするものではなく、自分を成長させ生産性を上げるといったモチベーションで行うべきであるし、評価者は被評価者にそう感じてもらえるよう工夫する必要がある。
評価の場は、今後の成長を促す機会であるべき。これは出世レースに破れ、将来のキャリアパスが固まった人たちの生産性を上げるために必要な考え方である。
・大半の会議の達成目標は5つ
①決断すること
②洗い出しすること(リストを作ること)
③情報共有すること
④合意すること=説得すること=納得してもらうこと
⑤段取りや役割分担など、ネクストステップを決めること
・生産性=得られた成果/投入した資源=アウトプット/インプット
分子の成果の価値とは、分母である投入原材料の価値の合計値ではなく、顧客が評価する価値である。
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Posted by ブクログ
どこかで読んだことがある内容だと思ったら、子供の頃読んだ、世紀末リーダー伝たけしに重なる部分を多く感じた。
両書を絞って出てくるエッセンスは同じ、心の中のたけしに問いかければ、本書に沿ったかたちで答えは出てくる。ただし、リーダーの役割として、たけしは誰も見捨てずがむしゃらに成果を求めるのに対して、本書では犠牲者が出たとしてもがむしゃらに成果を求めることをリーダーと位置づけている点において、大人になったたけしと言える。
・変化に対応する力のある人ではなく、変化を起こす力のある人が求められる。
対応という言葉には、変化は外部からやってくるものという前提がある。しかし、リーダーにとって変化は自分が起こすものであって、外からやってきて対処すべき対象ではない。
・いつかはリーダーシップを発揮する必要があると理解している。しかし、リーダーシップは入社1年目から求められる能力である。仕事をするには、
人を巻き込んで組織や人を動かしていく必要がある。岸田元総理が、所信表明で使ったアフリカのことわざ、「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければみんなで進め」にリーダーシップの考えが詰まっている。
・リーダーシップというものは全ての人が日常的に使えるスキルであり、訓練を積めば誰でも学べるスキルである。 -
Posted by ブクログ
大人気ビジネス系インフルエンサーちきりんさんの中の人と言われている伊賀康代さんの書籍です。(本当かどうかは定かではありません)
僕はちきりんさんが大好きで、Voicyとかもよく聴いていたりしていましたが、この本はまだ読んでいなかったので、結構前の本ですが、今更ですが読みました。
内容的には、マッキンゼー方式をゴリ押ししたような感じでちょっとイマイチかな〜。全く同じ内容をマッキンゼーというキーワードを一つも使わないで言語化するのが”ちきりん”だとしたら、それをマッキンゼーを全面に押し出して書かれたのが伊賀康代さんなのかな〜と感じました。
どちらが良いというわけではないけれど、やっぱりマッキンゼーはパワーワードだと思うので、エビデンスはマッキンゼーの人がこんな人だからです!みたいな感じで書かれると一定説得力があると思うんですよね。
でも、知りたいのってそこじゃないじゃん?読み手が全員マッキンゼーの真似をしたいわけではなく、そこからエッセンスを引き出して自分の中に落とし込みたいんです。内容としては、最終的にビジネスで最も重要なスキルはリーダーシップであるということでした。 -
Posted by ブクログ
本書は、単なる「マッキンゼーの選考基準」を解説する本ではない。真のメッセージは、「これからのビジネスパーソンには、例外なくリーダーシップが求められる」という啓蒙である。
1. リーダーが果たすべき4つの責務
特に以下の4つのタスクについては、日々の業務における指針として強く意識したい。
・目標を掲げる
・先頭を走る
・決める
・伝える
2. 「他者依存」からの脱却
「総理大臣が代われば国が良くなる」という期待は、裏を返せば「誰かが現状を変えてくれる」という他者依存の裏返しである、という指摘には深く共感した。 社会や組織の課題を「自分事」として捉え、自らがリーダーとして動く自覚を持つこと。この当事者意識(オーナーシップ)こそが、今の自分に最も必要なマインドセットだと痛感させられた。
3. 残念っだった点
本書ではリーダーシップの「あり方(Mindset)」については深く理解できた。一方で、その能力を磨くための具体的なトレーニング手法や、マッキンゼー流のOJT(実地教育)の詳細についても、より掘り下げて知りたいと感じた。マインドをスキルに昇華させるプロセスを学ぶことが、次のステップとなる。 -
Posted by ブクログ
現代のビジネスマンに最も必要なのはロジカルシンキングでもなく課題解決能力ではなく生産性そのものであり、生産性が良くなることで日本社会が直面する労働人口低下や地方創生などにも効果があるとこの本は伝えている。前著の採用基準に比べると内容が人事よりになっていることがあり、また営業のロールプレイングや会議時における机や椅子の配置などよくある内容が効果的であると割と狭い範囲での生産性向上策を論じているため、個人的には前著の方が汎用的な内容で良かったと思える。伊賀さんの本は前々から読みたかったので今回有名な2作品とも読み終えることができて良かった。