伊賀泰代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ組織や個人の生産性を上げることを考え続けた結果がわかりやすくまとまっている良書。新人からマネージャークラスまでどの立場でも参考になり、すぐにでも真似できる内容が含まれていると感じた。
・上司は部下のアウトプットの評価に、かけた時間を考慮するべき
・トップパフォーマーの潜在能力を引き出す。そのためにはトップパフォーマーには新人の指導をさせない、異動・昇進のタイミングを早める、圧倒的なライバルを見せつける、ストレッチゴールを用意するなど
・不要な業務を定期的に洗い出す。
・研修の生産性を上げる
・会議の生産性を上げる。全員がファシリテーションスキルを身につける。 -
Posted by ブクログ
「採用基準」に続いて読んでみました。おもしろい。近年自分の生産性が高くないことを感じていたから、積読が数年続きましたが、悩みの末に手を伸ばしたらやはり「採用基準」同様、大変おもしろかったです。
産育休から復職した後、ママ先輩の管理職から「仕事中10分おきに自分が何をやったか記録してみて」とアドバイスもらいましたが、全然続きませんでした。だって何かをやっている間に別件の電話がかかってきたり、チャットが飛んできたり、人が話しかけてきたりするもの。それに「ブルーカラーじゃないんだから、そんなに時間単位で仕事を捉えるのはナンセンスなんじゃないか」と生意気な反発を感じておりました。
そうやって言い訳 -
購入済み
最高のビジネス書です
ホワイトカラーの生産性に切り込んだ画期的なビジネス書です。文章も簡潔で、スラスラ読めます。組織のリーダーの方におすすめの一冊です。
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購入済み
納得できる部分が多い
日頃のどうして、仕事がうまくいかないかという疑問が解消されました。
自分でも生産性を上げるように仕事を工夫する第一歩になると思います。 -
Posted by ブクログ
コンサルタントファーム・マッキンゼーの採用マネージャーだった著者が、
地頭より論理的思考力より大切だと考えているものを教えてくれます。
それはいったい何なのか?
答えはリーダーシップでした。
ここで「なんだ、リーダーシップか」と思ったひとは、
日本の従来のリーダシップ観に毒されているひとです。
ワンマンなイメージであったり、雑用係をやらされるイメージだったり、
「リーダーは組織に1人いればよい」と考えたり、
調整役だと思われたり、などなどは、
日本的なリーダー観なのでした。
目標を掲げ、先頭を走り、決断し、コミュニケーションをとること。
それら4つが、リーダーシップの大きなポイントなのです -
Posted by ブクログ
1社目の上司に勧められていたが、前職で初めてしっかりと読んだ本。今回改めて転職をして人事に戻ったのでもう一回読んでみようと思って手に取った。
1冊前にエッセンシャル思考と言う本を読んで、これは前職の上司が進めてくれた本だったが、合わせ読んだときにやはり優先順位を検討しながら自分がやるべきことを選択して仕事を進めていく人材がリーダーシップがある人材だと言うふうに読めて、異なる2つの本で同じ論点が出てきたのがとても興味深かった。
この本で改めて認識できた大切な採用基準としては、「その人がやりたいことは自社でできるのか」「その人はそれを理解したうえで、自社ならそれを実現できると考えた上で応募してきて -
Posted by ブクログ
企業に働く人(経営者もそうかもしれないが)にとって必要なものは、①思考力、②リーダーシップ力、③英語力であり、思考力=頭の良さではなく、最後まで解を求める体力・探究心であること、リーダーシップは集団を率いる能力ではなく、目的達成のために必要なことを主体的にできる能力であること、ということが理解できた。
英語力についてはある程度必要性について分かりつつあるが、①②については一般的な見解と異なるように感じた。
またリーダーシップについては、掲げた目標に対して公衆の面前に自分を晒し、目標達成の成果いかんなくそのリスクや責任を引き受ける行為であるとも理解することが出来た。ただ、やりたいことをやるのでは