伊賀泰代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
また 読みたい一冊
生産性=得られた成果/投入した資源=アウトプット/インプット
成果の価値とは 分母である 豆乳 原材料の価値の合計値ではなく 顧客が評価する価値。
生産性向上の観点から は 50人に1人ではなく 50人に2人 採用できる学生が含まれるようにする方法を考えること。究極的には、10人の応募で10人の 採用。
→次元大介が弾丸を2発しか持たないのは、究極的に生産性が高いのかもしれない。
企業を評価する基準が量から質へと変化した。利益率やROEなど。
ストップウォッチを使って業務時間を可視化する。
定期的な業務 仕分けを行い 不要な業務をカットする
マネージャーの仕事とは トレードオフが存在する状況で判断を下すこと。どちらも正解であり どちらも完璧ではないという選択肢から選ぶこと。
仕事に取り掛かる前に アウトプットイメージを持つ
会議資料は 説明させない
何が問題なのかという 起点の正しい理解が何より重要
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Posted by ブクログ
ネタバレ組織や個人の生産性を上げることを考え続けた結果がわかりやすくまとまっている良書。新人からマネージャークラスまでどの立場でも参考になり、すぐにでも真似できる内容が含まれていると感じた。
・上司は部下のアウトプットの評価に、かけた時間を考慮するべき
・トップパフォーマーの潜在能力を引き出す。そのためにはトップパフォーマーには新人の指導をさせない、異動・昇進のタイミングを早める、圧倒的なライバルを見せつける、ストレッチゴールを用意するなど
・不要な業務を定期的に洗い出す。
・研修の生産性を上げる
・会議の生産性を上げる。全員がファシリテーションスキルを身につける。 -
購入済み
最高のビジネス書です
ホワイトカラーの生産性に切り込んだ画期的なビジネス書です。文章も簡潔で、スラスラ読めます。組織のリーダーの方におすすめの一冊です。
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購入済み
納得できる部分が多い
日頃のどうして、仕事がうまくいかないかという疑問が解消されました。
自分でも生産性を上げるように仕事を工夫する第一歩になると思います。 -
Posted by ブクログ
コンサルタントファーム・マッキンゼーの採用マネージャーだった著者が、
地頭より論理的思考力より大切だと考えているものを教えてくれます。
それはいったい何なのか?
答えはリーダーシップでした。
ここで「なんだ、リーダーシップか」と思ったひとは、
日本の従来のリーダシップ観に毒されているひとです。
ワンマンなイメージであったり、雑用係をやらされるイメージだったり、
「リーダーは組織に1人いればよい」と考えたり、
調整役だと思われたり、などなどは、
日本的なリーダー観なのでした。
目標を掲げ、先頭を走り、決断し、コミュニケーションをとること。
それら4つが、リーダーシップの大きなポイントなのですが、
その詳細についてはここでは紹介せず、本書を読むことをおすすめします。
なんていったって、この本に裏タイトルをつけるならば、
『リーダーシップ論』とでもいいたくなるくらい、
おおきくページを割いて、リーダーシップについて説明してくれているのです。
また、序盤に書かれていた、「考えること」と「正解を探すこと」の違いについては、
そうだ、そのとおりだ!と教えられる内容でした。
問題をふっかけられると、
きっとその問題には正解があるものと思いこんで、
答えを探す的な思考に陥ることって多いかもしれない。
それでひとつ答えを見つけて「これで合ってますよね?」と返してしまう。
「では問題です!」と言われるようなものではそうなる。
ぼくの場合、自分で問題を見つけたケースではそうならないのですが。
人から問題をふっかけられた場合や、
もとからある問題に取り掛かるよう言われると、
そこにはひとつの正解が存在しているように心から勘違いしてしまうことが多い。
そこには何か心理的誤謬があるような気がする。
なぜって、まず安直ではあるけれど、
幼少時、学生時を思い浮かべるとわかることがありますよね。
親や教師の問う「問題」は子どものあたまを試すものが多い。
「2かける5は?」「1582年は何があった年?」という、
正解のあることを質問して答えさせるので、
答える方の頭は正解を探す思考方法になる。
そして、そういった正解を探す思考方法って、
切迫感があり視野が狭くなることに似ていて、
考えが膨らむという方向へはまず行かない。
だから、「正解を探す思考」というのは、
「考える」というものとはちょっと違うということになる。
一方、「考える」ときって問題となることすら自分で見つけた場合、
必然的というくらいにそうなる。
だって、その問題さえ新発見なので、
答えがないことはわかっているというか靄に隠れて見えないから。
なので五里霧中から始まっても正解を探すのとは違って、
ちょっと気楽な感じで伸び伸びと「考える」。
そうつまり、「正解を探す」というのは、
軍隊的というかロボット的というかだし、
さらに枠からはみ出ることは絶対にないです。
他方、「考える」ほうは自由気ままで開拓していく感じで、
肩の凝らない楽しさすらある場合があって、
枠からはみ出たって良いしそれで誰にも怒られない。
そういう「正解を探す」思考と、「考える」思考の違いがわかれば、
「考える」場面で「正解を探す」という誤謬を減らすことができないかなあ。
心理的に刷り込まれているのは、
「正解を探し」て合っている時に褒められてその心理、
もっと言えば脳の回路が強化されたからで、
なかなか覆すのは難しいかも。
他者からの質問に、他者にはなにか意図があって、
その意図をくんで期待にこたえたいという心理が「正解を探」させるわけです。
あ、そうか、そこにも「空気を読む」だとか「察する」だとかの、
特有の日本文化による日本人の心理があるのかもしれない。
そういう意味じゃ、哲学ってすたれてる場合じゃないよなあ。
ぼくが以前面接で経済学をやったと言ったら
「経済学って経営学よりも役に立たないよね」なんて言われて、
「いや、考える訓練になったと思います」と答えたんだけれど、
それだよね、大事なのは考えること。
ぼくが学生の時分には「哲学はもう死んだ」
みたいなことが言われていたような気がしたけれど、
ヨーロッパじゃやっぱり若い人もちゃんと哲学をやってる文化がある
っていうのを読んだことがあるし、
日本人がお金儲けにばかり走るチャラいサルとしてだけじゃ生き残れないなら、
やはり哲学したらと思う。
お金儲けのうまさとその気質については、
江戸時代のひとたちの時代から受け継がれてきているという話もあったような。
学者さんだけ頭を使って、町民はあたまからっぽだったんだろうか。
そういうことを言うぼくも、基本的にあたまからっぽ型人間なんですけどね。
あたまがからっぽ型の人間はクリエイティブなことに向いていると言われていましたが、
ぼくはなんとなくそれには疑問を持っています。
たしかにあたまをからっぽにしてそれから考えて、
という緩急は効果的なような気がするのだけれど。
話は戻るけれど、話がそれていく「雑談」というものにこそ、
「考える」思考法の修練の要素があるように思います。
とくにぼくみたいな、へんにまじめなところのある人は、
そういう雑談から不真面目さを学んで、
そうやって枠のはみ出し方を知っていくのがよいのかもしれない。
それていく雑談を紡いでいくには「考える」ことが大いに関係しているでしょ。
それていく会話を成り立たせるのは「考える」ことがあってこそ。
脱線だってじつはクリエイティブなものじゃないですかねえ。
「雑談の醍醐味は適度な脱線にある」。これでどうだろう?
それと、リーダーシップに話を戻すと、
「リーダーシップのない人に成果目標を与えると、
その人は結果を出すために無謀な方法に頼ります。
プレーヤーとしての自分の成功体験をメンバーに押しつけたり、
根性論や精神論で乗り切ろうとする人もいます。」
との一文がありました。
ぼくはリーダーシップの強い人間ではないけど、ここまでじゃないな。
また、「和を持って尊しとなす」は前の職場で実践しようとしてきたことだけれど、
それって成果をあげるためには真逆の考え方だということでした。
リーダーシップを発揮してこそ成果はあげられるそうだ。
和を尊ぶのは、事なかれ主義だそうで、あちゃーって感じ。
疲れない方を選んでいたというのは自覚がある。
でも、殺伐としないでも仕事はできるし、
楽しさが仕事の中にあったっていいじゃない、とも思うのですよ。
最後に、感じたことを。
このあいだ安倍総理が「一億総活躍社会」というスローガンを掲げましたが、
いまいち何を言っているのかわからないなんてマスコミで書かれていたりもしました。
「一億総活躍社会」は「一億がみんなリーダーシップを発揮する社会」
という方向に帰着させてから方針を決めるがよろしいのではないか。
リーダーシップの大事さについては本書を読むといいです。
重ねて言いますが、日本人のもつ従来のリーダーシップ観は、
奇形というか、稚拙であることもわかります。
「一億がみんなリーダーシップを発揮する社会」は民主的な社会だと思うよ。
まあまずは、糸井重里さんの言葉を拝借することになりますが、
「じぶんのリーダーはじぶんです」として、
そこからリーダーシップを発揮ししてくといいのかもしれないです。
というわけで、長くなりましたが、非常によい本でした。
問題解決能力の、構築的能力もぼくにはまだまだ足りないなとも痛感。
小説を書くのにも必要な能力です。 -
Posted by ブクログ
一緒に仕事をやっている人から「読んでみませんか?」と言われてお借りした本です。出版されたのは10年以上前ですが、チームづくりや職務分担を考える上で、全く古くない本です。
この本が一貫して言っているのはリーダーシップ。リーダーシップという言葉はほとんど日本語化している現在、改めてリーダーシップとは何か?を再確認することができました。仕事分担で割り当てられた仕事のみをみてしまいがちです。そうではなく、チームとしての到達点(ゴール)に向かってどのように仕事をしていくべきか。課長だけがリーダーシップを発揮するのではなく、一人ひとりがリーダーシップを発揮できるチームづくりがやはり肝心だと思いました。
年度末の時期に読むのにぴったりな一冊でした。 -
Posted by ブクログ
マッキンゼーの採用基準を題材に、組織で価値を生み出す人材とはどのような人かを考える一冊。タイトルは「採用基準」だが、実際には個人がどのような姿勢で仕事に向き合うべきかという視点が中心に語られている。
本書で繰り返し強調されるのは、組織で本当に求められるのは「リーダーシップ」であるという点である。ここでいうリーダーシップは、役職や肩書きのことではない。自分の立場に関係なく、周囲を巻き込みながら物事を前に進める姿勢そのものを指している。
多くの人は、指示を受けて自分の担当業務をこなすことを仕事だと考えがちだ。しかし本書では、組織が本当に必要としているのは、目の前の課題に対して主体的に考え、必要であれば周囲を動かしながら解決に向かう人材だと述べられている。つまりリーダーシップとは特別な能力というよりも、仕事への向き合い方そのものだという考え方が印象に残った。
また、日本の組織では「優秀なプレーヤー」が評価されやすい一方で、組織全体を前に進めるリーダーシップが十分に育ちにくいという指摘も興味深かった。個人の成果だけでなく、チームや組織の成果をどう生み出すかという視点が、これからの働き方においてより重要になるのだと感じた。
リーダーとは役職ではなく、
物事を前に進める姿勢のこと。
自分の立場に関係なく、
目の前の課題を主体的に捉え、周囲を巻き込みながら解決していく。
その姿勢こそが、組織の中で価値を生むのだと感じた。 -
Posted by ブクログ
1社目の上司に勧められていたが、前職で初めてしっかりと読んだ本。今回改めて転職をして人事に戻ったのでもう一回読んでみようと思って手に取った。
1冊前にエッセンシャル思考と言う本を読んで、これは前職の上司が進めてくれた本だったが、合わせ読んだときにやはり優先順位を検討しながら自分がやるべきことを選択して仕事を進めていく人材がリーダーシップがある人材だと言うふうに読めて、異なる2つの本で同じ論点が出てきたのがとても興味深かった。
この本で改めて認識できた大切な採用基準としては、「その人がやりたいことは自社でできるのか」「その人はそれを理解したうえで、自社ならそれを実現できると考えた上で応募してきている候補者なのか」そういったことを人事目線で、面接の短時間で確認できるように仕組みを作っていかなくちゃいけないよなと振り返って感じた。
これは難しいことであるのと、同時に自分のキャリアアップを考えるときにも大切な考え方であると内省する良い機会を与えてくれた本でした。