髙橋裕子のレビュー一覧

  • 津田梅子 女子教育を拓く

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    女性で尊敬する人ナイチンゲールと津田梅子だけど、津田梅子はナイチンゲールに憧れていて、知り合ってたらしい。津田梅子って6歳から17歳までアメリカ留学してて、日本でキリスト教が禁じられてた時にキリスト教に改宗してるって、そういう女性が居るって今聞いても驚きの経歴だと思う。親の都合でアメリカに住んでたなら分かるけど。女性の高等教育って考え方は海外の輸入物なんだなと思った。日本の女子校の殆どがキリスト教系だもんね。

    高橋裕子
    1980年(昭和55年)津田塾大学英文学科卒業。84年に筑波大学大学院修士課程修了。89年に米・カンザス大学大学院博士課程修了。教育学博士。04年津田塾大学教授、16年より学

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    2025年06月13日
  • 津田梅子 女子教育を拓く

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    津田梅子の数奇な人生を丁寧な解説と共に学ぶことができました。本書では梅子の偉業だけでなく、人との出会いの大切さ、ジェンダーバイアスという人工の障壁の乗り越え方など、現代に生きる私たちにも通ずる人生のヒント提示してくれます。

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    2023年06月26日
  • 地図と読む日本の歴史人物

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    学生の頃から馴染みのある帝国書院の地図をもとに歴史人物が、あの時こんな動きをしていたんだという解説本。情景が目に浮かんでとても面白い。やはり地理と歴史はセットで学ぶとより一層興味が増幅するな。
    あとがきは津田梅子編の著書の方で、この本のまとめとするにはあら?という感じだがまぁそれも良しとする。

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    2024年09月08日
  • 地図と読む日本の歴史人物

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    聖徳太子から渋沢栄一といった歴史上の人物の軌跡を地図をあわせて簡単に解説した一冊。人物ごとにその妻や娘などの大きく影響を与えた女性についても紹介している。
    そこまでボリュームの大きい本ではないので各人物についてより詳しく知るなら別の書籍を読んだほうがいいだろう。

    こうして地図上で辿った道や史跡などを見るとかなりの長距離を移動していたことがわかる。
    いまでこそ電車や車があるのに同じ地域にとどまる人が大半だと思うが、徒歩や馬でここまで移動できたことは信じられないほど苦労が伴ったように思う。

    また、度々女性についても紹介しつつ津田梅子の章で締められていて、なかなか焦点を当てられてこなかった女性を

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    2024年08月05日
  • 津田梅子 女子教育を拓く

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    津田梅子の生涯と功績が時代背景も絡めてわかりやすく書かれていて過不足がない。
    梅子が留学し、理想としたアメリカでも、当時は女性参政権はなく、大学も男性と同じように学べたわけではないが、それでも日本と比べれば天地の差があったのである。大金をかけて留学させ、三人(梅子、捨松、繁子)とも、意欲も能力も高かったのに、帰国しても仕事がないというのは、いかに苦しかっただろうと思う。男性の帰国者はやりがいのある仕事と高い地位が約束されていたのに。
    繁子と捨松は結婚したが、そこには諦めもあったに違いない。梅子は生涯独身だったので仕事を堂々とやれたというのはあると思う。昭和の終わりの時代ですら、結婚した女性が働

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    2024年01月02日