峰浪りょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
黒瀬令児は、家族、教師、幼馴染、アイドル、小説家、そしてこの町。そのすべてに縛られながら“ただ”生きていた。彼女がなぜ“ナギ”にならなければならなかったのか。その真相を知った令児がとった行動とは…。少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、最終章──。
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終始陰鬱な雰囲気で進んだ物語でしたが、最後はハッピーエンド…なのかな?解釈が分かれる結末だと感じました。それぞれの登場人物にとって何が一番幸せなのかが違うし、同時に叶わない幸せもある。今は幸せでも、未来はわからない。一 -
購入済み
面倒臭い
ラブコメでこんなことを言ってはおしまいだと思うが、ヒロインが面倒くさい。そこがラブコメの醍醐味だったり面白さだったりするのだろうが、自分は読んでいてちょっとイライラした。
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Posted by ブクログ
ネタバレいちいち刃物の刃の方を掴ませるの何故だろう。
相当切れ味が悪く無いと、刃を掴んで引ったくるなんて無理。
リアリティが無さ過ぎてちょっと冷める。
警察に頼ったのに正直に言わないことが多過ぎるのも気になる。
チャコを裏切る事になるからすぐ「今家にいる」とは言えなくても、電話を切ってチャコに話してから
今チャコが来たと電話をするべきだろう。
よく過去は変えられないが未来は変えられると言うが、
良い未来に辿り着いて『過去があったから今がある』
と思た時、過去も変わると思っている。
篠岡さんがチャコに言ってくれたことはそう言うことだ。
主人公を諦めるのは今じゃなくて良い。
刑事さん、篠岡さん、伯父 -
Posted by ブクログ
ネタバレ切りかかられて庇うなら兎も角
持っている刃物の刃の部分を掴むのフィクションあるあるだが
普通に手首を掴めば良いのに何故なのか。
母親が生きていたと分かった時の絶望感が重過ぎる。
先生は全く好きになれないし、ナギに文句を言う資格もないと思うが、
「死にたい死にたい気持ち悪い」は同意。
先生にもう令児と会うなと言われて、初めてかもしれない
従わないナギの姿に、会わせてあげたいと思ってしまう。
同級生達が声を掛けてくれるのかと思ったら
結局そんな感じかとがっかりする。
だったら無視される方がマシかもしれない。
チャコは母親がもう少し早く父親に反論してくれていたらな。
そう言う可能性も疑って -
Posted by ブクログ
ネタバレ東京の学校に行きたいならまだしも
ヒモを食わせたいなんてまともな親なら許さないに決まっている。
篠岡も野添を夕子から引き離したいし
自分もここから出たいしでそんなことは些事なのだろうが
怖過ぎる。
夕子からしたら、2人が付き合っていることで
完全に自分が振られた気持ちになったのだろうし
最後に顔が見ておきたかったと言われてグラつく野添の気持ちはわからなくもない。
しかしあれだけ手遅れと言っていたのに今更
夕子としかも外で体を重ねるのは気持ち悪さが勝つ。
未練があるなら2人で町を出ればいいとブチギレるのは分かるが
ガラスの破片で自殺未遂をしようという悲劇のヒロインぶりもそれはそれで気持ち悪いし -
Posted by ブクログ
ネタバレ先生が最初からそう言っていたら協力していたなんて
本当だろうか。
野添の手遅れという言葉は自分のことしか考えておらず酷いが、
警察に行こうというのは未成年が出来る最善だと思うし
こんな町を好きになるのは無理だ。
子供が寝込んでいても心配になるのはご近所の噂になること、
不良に乗り込まれて部屋も無茶苦茶にされても
全て終わってから大丈夫と声を掛けてくるだけ、
野添の家族も酷いものだ。
雨竜が頭を下げてきたのは意外だしはっとした。
火を付けるより警察に行くほうが余程まともだと思う。
この町の警察がまともに機能するかはわからないが。