鷲羽大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ボリューム増えて大満足です。
不思議なはなしがこんなにあるのにワタシの周りにはなんでないんだろう。
『ヒトガタ』『ハイウェイの猿』『墨汁のような』『うちのマンドラゴラ』『ここで降ろして』『真夜中の太陽』『階段を上る猫』『雪の手形』『冤罪』『釣れますか』『ほんとうの色』『いりません』『座敷犬』『小さな冒険者』『みなしごの神様』『バッグの中味』が好みだったはなし。
『ヒトガタ』の彼女も『ここで降ろして』の紹介されてない実在しない彼女も似ていて怖い。自分の脳を誰かにいじられているような。『釣れますか』の老婆が釣っていた15センチくらいの小さな人間の女と『小さな冒険者』もこの世界に人間じゃないモノが確かに存在するようなそんなはなしでめちゃくちゃ好み。『ほんとうの色』のモノクロのひとは実際に会えたらどうなるのか。
とにかくいまここにあるものが確かとは限らないんやなと思うような不思議な読後感でした。
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Posted by ブクログ
ワタシ好みの不思議なはなし多し。
怖いのも好きだけど落ちのない不思議なはなしに飢えている。
世の中にはこんなに怪異と呼ばれる不思議なことがあふれているのに近くで聞いたことがないのはたぶん怖いはなしじゃない不思議なはなしも実話怪談になるとみんな知らないからではないかと最近は思っている。
気に入ったはなしたち。
『トンネル帰り』口から出るはなしはわりとよく聞くけど、みんな幻覚って思うんやろなー。
『子供たちの朝』顔のない子どもってたぶん見たら卒倒する。
『永遠の魔女』まじで映画かドラマか漫画の世界!
『盗撮禁止条例』緑の人。
『我が息子の記録』ここじゃない横にずれた世界。
『真夜中の四股』ほんまに神事なのね、四股って。
『大漁祈願』その袈裟を着たひとは聖霊かなにかなのかな、蛙坂さんのはなしの鯛仙人思い出した。
『ここではないどこかへ』知らない女の子には要注意。心霊かもしれない。
『息子の口から』すっきりしたのはなんやったんやろ。
『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』暗闇で踊る10センチくらいの子供たち。愉快な仲間??めっちゃ不思議。
『運命の人』誰も知らないテレビドラマを同じように見てたお見合い相手はアブダクションされてたときの運命の人なのね、きっと。
『せち』まじで怖い。これはほんまに怖いです。
『ではよしなに』ぐるりと顔がいれかわる。
『礼に始まる』干からびた山羊の頭って見たらわかるのかな。ヤバいパターンがある道場なんですかね。不思議。
『僕だけの生首』怪しい宗教には近付かないこと。
どれも面白かったです。ありがとうございました!
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Posted by ブクログ
神仏に関する怪談が集められた一冊。
著者によって集まる怪談に傾向がありとても興味深い。
その中でお寺や修験者に関する怪談を綴った橘百花氏の民話のような因果話や海を越えた海外の神について語られる卯ちり氏の怪談、そして一話のみながら思わずヒヤリとさせられる人間も怖い話の「檻の中」の斉砂波人氏と「裏の靖国」の鷲羽大介氏…。
もちろん他の著者の方々の話も大変興味深く、また読みやすいものが多くとても満足な一冊。
しかし後半に行くとかなりアクの強い著者が続くため(悪い意味ではなく作者の個性が強烈に出ている話が多いので)「実話怪談」というより立派なひとつの「作品」として捉えたほうが良いかもしれない。
特に郷内瞳心氏の「ヨモノキさま」などは驚くほど引き込まれる文章で一気に読んでしまったので実話怪談初心者ライト層から個性派怪談大好きマニア層まで楽しめる一冊。 -
Posted by ブクログ
神様に関わる怪談は、それ相応の罰的な展開になるのがやっぱり怖い。
神様に頼るときや何かいけないことをするときは、それ相応の覚悟を持って。
死ぬ気で向き合えること以外は、安易に関わってはいけない。それは、良くも悪くも。
そう思わされた。神社散歩とか、本当にいいのか?とか、薄っすら思った。
もっと下調べしてから色んなところに行くべきだと思った。
あとは神様や近しい存在に対して失礼な態度を取る奴が、人間には良いことをしているなんてあり得ないので。
宗教観とかそういう観点ではなくても、その人たちが心から大切にしているものを粗末に扱うようなことは、何だろうとダメってことで。
私も気をつけます。