巻村螢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいやもう面白かった!
月英ちゃん逞しい!
作者さまが後書きに書かれていた通り、全然大人しくしていない男装主人公である。
客観的に見てかなり悲劇的な生い立ちなのに、宮廷に連れ去られてからも逆境の只中にあったのに、へこみ切ることなく、気づけば仲間が増え、土台が出来上がっているという。
そしてついでにそこらの男性陣を片っ端から魅了している(自覚なし)
貞操の危機もそれなりにあった気がするが、持ち前の鈍感さで切り抜けている逞しい主人公である。
キャラたちの掛け合いが楽しく(特にラストの三人の掛け合いが最高すぎて爆笑した)悲壮的な展開でも重くなりすぎずに読めた。
燕明の全然想いが伝わらないもどかしさを笑いつつ読むラブコメとしても楽しめるし、現実世界にも存在する香料を用いて主人公が成り上がっていくお仕事小説としても楽しめた。
彼女のお陰で新しい風が吹き始めた萬華国、いい方向に向かって欲しいなあ。
なお、自分の推しキャラは月英ちゃんと藩季さんです。
藩季さんと一緒に覗き見して爆笑したい。
それにしても、この二人、ラストああなるとは思わなかった。
最強ペアじゃん。
燕明、この先大変だぞ…… -
購入済み
様々なカタチ
相手を想うにも本当に人の数だけあるんだなぁとほぅっとひと息つきました。
今回も展開が良い意味で読めず笑
引き込まれていきました。
続刊、まだまだお願いしたいです! -
購入済み
王太子に結婚式をすっぽかされ、自殺した令嬢。
その令嬢の遺言状から、物語が動き出す。
本当におバカな王太子。
そして、陛下も王太子も、自分の事だけしか考えてない。
英雄の娘は、やはり賢く、正義感に溢れていた。 -
購入済み
おもしろい
ヒロインがとにかく機転が効いてカッコ良いのです。
後宮に至るまでもいろいろあっただろうスピンオフ?エピソード0を読んでみたいですね。
貴妃のバカ親とか懲らしめたいとか、いろいろ気になるところもあり。
次巻も買います笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレオタクって語り出すと早口かつ長話になるよねという話。
ついマシンガントークして言わなくていいことまで言い、周囲をドン引きさせてしまうから、基本筆談になってしまった主人公。
最終的にはペラペラ喋ってはいたが。
しかも謎解きをして楽しい時は恍惚な笑顔になるというおまけつき。
その笑顔でころっと落ちた人がいるとかいないとか。
最初の15か月も妊娠し続ける妃の話が、一番インパクトあって面白かった。
次の話からは、謎解きが次に持ち越しになったり、全部が全部明らかにならなかったり、何なら黒幕に何の罰もないまま終わるので、すっきりしないという。
後宮ものなので、権力争いも入ってくると勧善懲悪が難しいのは理解できる。
でも、ある一族を巻き込んでの大騒動をした割にあっさりとした幕引きだったので、正直物足りなかった。
主人公の過去の謎も全ては明らかにならないし。
次回への布石なのだろうか。
王和が思っていたより活躍しなかったのも気になったし(傍観者や主人公の代弁者に近く、彼自身が動いたことによって好転したことがあまりない。何なら主人公を慕う羊羊の方が余程有能だった)主人公を含めてある一族の方たちが一部「見れば分かる」で説明を放りだしているのも気になった。
それを「天才」として片付けているのが、説明放棄の言い訳のように聞こえて。
個人的にはその説明が読みたかったのだが。
謎の内容は面白かったが、最初の話がクライマックスで、その後は尻すぼみな印象。
最後にもっとすっきりできる、どんでん返し的な謎解きがあればよかったなと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあやかしに見初められた、嫁がされた少女達が主人公の短編集。「忌み子は烏王の寵愛に身を焦がす」が一番設定が整っており、登場人物達の気持ちや会話も自然体で読みやすく、面白かった。制裁を加えられた後レイカのお腹の子はどうなったのか気になるが…。「龍住まう海底から、泡沫の恋を」は完全に現代の設定なので、少々違和感がある。最後も蒼波が普通の海の民になったという話であるが、龍神は70年間誕生しない…、で終わらせて良いだろうか。「16歳、鬼の旦那様が迎えに来ました」は助けた鬼に見初められて、妻として連れて行かれ、反発を受けたものの受け入れられていくという可もなく不可もないストーリー。最後は人気作家クレハの「嫌われ天狐は花嫁の愛に触れる」は正直、主人公の真白は頭がお花畑で読んでいてイライラした。クレハお馴染みの「見ただけで気絶しそうなくらいのあやかし」が最後は花嫁を受け入れる。どの作品もあやかしと、花嫁というよりは女性達という雰囲気だ。