本間正人のレビュー一覧

  • コーチング入門 第2版

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    自身初のコーチング本。初めて読むにはボリュームも読みやすくまとまっていて、内容も分かりやすく実践したいものがいくつもあった。特に自分にとって印象深かったところとして、基本は結論や対策を仮に自分が先に思いついても、相手に気づかせるように問いかけを構築していくべきであること、一度社内セミナーでやったヒーロー・インタビュー、GROW(Goals/Reality/Resource/Options/Will)モデルなど。あと質問の幅を広げる文脈であった戦略的発想のための質問タイプとして「過去ベスト/未トライ/アレンジ/他社事例/視点変更」もアイデア発想力に乏しい自分には非常に有益な情報だった。

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    2022年12月04日
  • セルフ・コーチング入門 第2版

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    読み終えて、前向きな気持ちになりました。

    気持ちがネガティブになりそう、どうしてもネガティブな思考になる時に読むと、
    どう前向きに捉えて、どう考えるかのヒントになります。

    方法も具体的に書かれていて、取り組みたいと思いました。

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    2022年03月27日
  • 経理から見た日本陸軍

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    あまり聞いたことのない話がたくさん載っている本でした。

    「兵器価格は生産原価を基礎に、類似品の生産価格や従来の統計値、経験等に基づいて定価を算出し」て陸軍大臣が認可し、「兵器価格表」などを作成していたという。
    現在価値に換算すると
    鉄帽48,000円
    三八式歩兵銃45万円
    九九式軽機関銃675万円
    九七式中戦車(武器除く)8億2,700万円
    など(昭和16年)。素人目には高く見える。現在とは違って機械による大量生産とかないだろうし、そういう意味では妥当なのかもしれないが。

    その一方で、兵隊の給料は安い。
    二等兵乙だと月額約3万円(現在価値)で、現在の自衛隊の二等陸士16万4,700円と比べると大きな違いがある。もちろん兵営に入っていて食費負担がないのだろうけど。
    死亡賜金も二等兵は75万円程度である(ほかに埋葬料19万円)。
    武器は高くて兵隊は安いのだとすると、バンザイ突撃もさせるし、人海戦術になるのかね。

    一方で将官の給料はかなりの高待遇である。ひっそりと賞与も支給されていた(兵隊にも出ている)。そのうえ戦時加算がバンバンつく。
    平和になると軍人の数が減らされて懐も寂しくなる、という話はよく聞くが、この金額を見ると「そりゃそうだろう」と思う。
    そして、軍人からするとアメリカとの大戦争なんかはもってのほかだけど、小さな事変を起こすのは経済的なインセンティブがあったのだろうな。立派な大義名分を掲げていても、醒めるね。

    こういう話だけじゃないのだけど、福田赳夫が大蔵省職員だった頃に陸軍と予算折衝で対峙していた話とか、いろいろな話が載っています。

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    2022年03月11日
  • 経理から見た日本陸軍

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    普段、軍事作戦や政治介入の観点から主に叙述される日本陸軍を経理の視点から見てみるという切り口の面白い本。

    専門性の強い分野なので、網羅的では無く、読者が飽きないようにわかりやすいテーマから説明している。

    例えば、大蔵省とのバトル、日用品の単価、関特演を予算から見ると動員と、動員先での維持経費で現在価値で9兆円ともいう壮大な無駄遣いだったこと、陸軍省軍人のサラリーマンとしての仕事ぶり、食事や階級別給料、各種物資の調達と契約担当官の悲哀などなど。

    その後、筆者の本業とも言える原価計算による価格算定方式や経理幹部の教育カリキュラム、経理組織の変遷などの話になるが、ここまで来ると専門的過ぎて素人にはついていけない世界になってしまった。

    とは言え、2/3の内容は門外漢にも大変わかりやすく、貴重かつ明快な研究成果と言える。

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    2021年07月15日
  • 経理から見た日本陸軍

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    経理の専門的なことは一切分かりませんが
    ちょいとした軍ネタ拾いに購入。

    しっかし、関特演(関東軍特種演習)予算が
    現在価値8兆5000億円とは・・・。

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    2021年07月12日
  • セルフ・コーチング入門 第2版

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    セルフコーチングとは?というところから解説。
    前半はやり方の解説があり、後半はケーススタディとしてOL、営業マンなどの登場人物がセルフコーチングする模様をストーリー仕立てで紹介している。
    急に軽い小説のようなものが始まるのでびっくりしたが、登場人物の名前がイメージがすぐに浮かぶようにテレビタレントをもじってあって面白い。
    そしてこのケーススタディで実際セルフコーチングしてる人の思考の流れを掴めるので侮れない。
    まずは自分の強みを振り返ること。そして過去はどういう風に解決してきたか?選択肢を増やすには?その他には?そのためにどう動くか?と自分に質問し導くのがセルフコーチングだと言うことが学べた。
    ワークシートも数種類紹介されているので、実践していきたい。

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    2020年08月16日
  • 仕事で「敵をつくる言葉」「味方ができる言葉」ハンドブック

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    ハッとさせられる内容も多く直したいと思う反面、それはないだろうと思う内容もあったが悪くはなかったと思います。

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    2019年05月15日
  • 生産性マネジャーの教科書

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    「話が聴けないのは、自分のことを考えているから。聞いているようで聴いていない。
    「よい心の状態」がつくれなければ何を話しても深まらない。」
    全くその通り。

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    2018年12月05日
  • コーチング入門 第2版

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    "コーチングを知らずして、マネジメントを語るなかれ"(p12)と冒頭で筆者が言っているように、いまの日本社会でコーチングを活用せずに部下のマネジメントを行うことは少なくなってきたと言っても過言ではないだろう。
    いつでも相手方に寄り添って応対し、感情的にならず至って理性的に対処することが求められるのだ。
    コーチングする相手はいつも理性的に対処しているとは限らない。
    感情と感情のぶつかりは不和や不信を生む。部下の指導や育成に不和や不信があったらうまくいくものではないと思う。

    日経文庫だというので、かなり固い内容で占められているのかと思いきや、殊の外読者に寄り添って(笑)手法やその発話に至るまでを実践会話例も交えながら解説されている。
    >「傾聴の5つのポイント」→かきくけこ
    >質問のスキル→7つの質問を駆使
    >承認のスキル
    >コーチングのアプローチ→GROWモデル
    主に上記の部分が特に解説されるキーワードだ。
    コーチングは難しくない。日常的に気を配る項目を少し増やして、実践して、目標数値や持続した組織作りに生かしていこう。

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    2017年05月14日
  • セルフ・コーチング入門 第2版

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    ◯セルフ・コーチング能力は「質問を発する力」と「思案の罠から抜け出す力」が二本の大黒柱(66p)

    ◯強い「意志」を持つためには、「意味」を感じることが大切(73p)

    ◯複数の行動選択肢を想定し、それぞれのメリット、デメリットを、勘案し、ベストの道筋を選ぶ(87p)

    ★第4章のケーススタディが面白い。実践すれば前向きになれるだろう。

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    2016年10月29日
  • 高大接続改革 ──変わる入試と教育システム

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    <目次>
    第1章  2020年の大学入試
    第2章  偏差値で人生が決まる~身も蓋もない学歴論
    第3章  本間先生に聞きたい。アクティブ・ラーニングQ&A
    第4章  高校生までにできること
    第5章  大学のアクティブ・ラーニング

    <内容>
    タイトルよりも中身の本。入試の変化の部分と高校、大学の授業に取り入れられる(取り入れられている)「アクティブ・ラーニング」の紹介。
    第3章、4章は、進路指導で使えるネタが満載なので、高校生や進路指導部の教員にぜひ読んでもらいたい。  

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    2016年10月24日
  • 子どもが「やる気」になる質問 叱る前に問いかけると、こんなに変わる!

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    サクッと30分でよめました。
    小学校中学年以上の子供向けかな。
    子供だけでなくてと大人向けであっても有効な質問はたくさんあったと思います。
    組み合わせると何ができる?
    何か楽しい事あった?
    どんな気持ちになりたい?

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    2016年03月11日
  • コーチング入門 第2版

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     本人の潜在的な能力を引き出すコーチングは以前から注目してきたことであるが、これを教育の現場でどのように活かそうかと私は今考えている。本書はビジネスの場面を想定して書かれており、事例はすべて職場であるが、それでもコーチングの基本が書かれている点において十分に応用可能である。
     入門書であるので網羅的な説明があるが、一番参考になったのは後半の第7章のケーススタディである。理屈以上に初心者にとっては具体的に知ることの方が全体を掴みやすい。本書は新書サイズであるにも関わらずこの点があるところが評価できる。
     さて、教育への応用であるが、まずは個人指導の時間をとること、そして個々の生徒の現状把握が欠かせないことを実感した。現状では一斉教育の傍ら行わなくてはならないという問題点がある。もう少し研究してみたい。

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    2015年08月25日
  • 「コドモみたいなオトナ」とのつき合い方 手に負えないあの人ともうまくいく

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    おもしろい。
    5歳児のコドモと同じだと思えば腹もたたないってもんだ。
    だいぶ前に自分で描いたマインドマップ。
    ある人を幼稚園児にみたてて
    かいたら、なんだかかわいくなってきて
    怒りや、イライラがすっかりなくなった。
    僕のことみてみて、
    俺ってすごいでしょ、
    もっと感謝してよーなどなど。
    5歳児だと思うとわかりやすいや。
    丸投げする上司の下にいる場合。
    できないことは、部下に投げ人望ゼロ。
    これは怪我の功名、逆に部下が成長する、と。
    なーるほどね。
    あと、面白いのは、
    僕って低血圧なんですよね、
    って平気で遅刻するとか。
    会社だけしゃなくて、家庭バージョンもあり。
    いるいる、って思って笑える。
    いや、まてよ。自分は大丈夫か?!
    時間を忘れて遅くなるまで遊んでる
    5歳児のあたし。
    探検っていって、帰れないとこまで
    行って心配かけたあたし。
    これって、軽く一杯のつもりが
    楽しくて二軒はしご。
    飲み過ぎて、終電なくなったり。
    やばっ、5歳の頃と変わってないやん。
    気をつけなければ。

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    2014年05月17日
  • やる気を引き出す! ほめ言葉ハンドブック

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    「泣く子もほめる!「ほめ達」の魔法」に引き続き勢いで一気に読んでしまいました。
    この本は全五章で構成されています。第一章は導入部として褒める事が出来ない人の分析や褒め上手は得だという理由付けが書かれています。第二章は、基本原則が書かれており、「正しいほめ言葉の六原則」、「ほめ上手になるための四つの心がけ」という形でうまくまとめられています。
    第三章は実践編で、「成績が悪い部下を褒める」などケースバイケースのポイントを解説しながら褒め方が書かれています。
    第四章と第五章は「覚えておきたいほめ言葉Ⅰ・Ⅱ」となっており、ほめ言葉とその解説が書かれています。時と場合によっては、ほめ言葉になったりならなかったりする事の事例も説明されており、女性らしい細やかな心遣いが随所に感じられました。
    なかでも褒めるところが見つからない人は可能性をほめる。と書かれていたのは何が何でも褒める事に徹した先に行き着いたのでしょうね。この事を知ってしまった自分が逆の立場になって可能性が褒められた時は少し寂しく思ってしまいそうですが。
    それと、一番の人ほど褒められていないというのは意外な所に目を付けているなと感心しました。頑張った結果を当たり前と評価してしまわないように心がけようと思いました。
    細やかな気配りが感じられる言葉の選び方をしていますので「ほめ達」を目指すのに目を通しておいて損はない一冊だと思います。

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    2013年05月15日
  • 人を育てる「叱り」の技術

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    「叱り方」に付いて書かれた本書。
    サブタイトルにもあるが「コーチングの第一人者」の視点から、怒ると叱るの違いを紐解き、叱り方のパターン、実例に即した叱り方の例、最後に更なる「叱り上手」になる為のポイントがまとめられている。
    日頃「叱るコト」に中々向き合わないと想うが、本書を通じて「自分の叱り方」を見つめ、カイゼンして行きたいと感じている。

    個人的には「叱り方の事例」が芸能人"風な"感じになっており「この人ならこんな感じで叱るよねー」というところから「人に寄っての叱り方、違い」が感じられて良かった。
    自分ならどう受け止めるか、更にチームメンバーならどう受け止めるかを読み合わせて対話すると、更なる学びに繋がるのでは、と感じた。

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    2013年04月22日
  • [入門]ビジネス・コーチング 「一方通行」指導から「双方向」コミュニケーションへ

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    コーチングを学んでいる私にとってはとてもよい本でした。
    テーマを「ビジネスコーチング」ということで絞っていますが、コーチングの普遍的な記載はあります。
    コーチングに興味がある方は読んでみてください。

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    2013年03月09日
  • 子どもが「やる気」になる質問 叱る前に問いかけると、こんなに変わる!

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    ネタバレ

    質問家 マツダミヒロさんの子供の「やる気」に対する質問集。

    この方は「魔法の質問」からやる気、きづきを引き出すことを生業としている方です。本書では、ぐさっと来る質問があり考えさせられます。

    本書では、
    どんな答えもすべて正解
    答えは全部「そうだよね」で受け止める
    答えはださなくてもいい。考えることに価値がある
    として子供たちに質問することで子供たちの世界を広げるといってます。

    一番、ガツンと来たのが
    「今日楽しかったことは、なにがあった?」
    の質問。
    「なにか」ではなく「なにが」がポイント。このニュアンスの違いは驚きです。
    たしかに、自分は「なんかあった?」って聞いていました。楽しいことがあることを前提として「なにがあった?」と聞き、毎日の楽しいことを探すこの質問はすばらしい!

    また、
    「この勉強が終わったらどうなっていたい?」
    自分でゴールを設定させる(考えさせる)ことで、主体性と意欲を引き出す質問です。
    もちろん、これは仕事でも使えます。

    「うまくいっていることはなに?」
    子ども自身が自分自身にOKを与えられる質問。
    たしかに、普段出来ないことばっかりを親が文句言っています。自信をなくしているかもしれません。
    そして、これに答えてもらうことで、ほめることも出来ます。
    いい質問です。

    日本語って大事だなって思います。
    忘れないように、ここに質問全部メモしようかと思いましたが、それはやめておいて、心のメモにメモすることにします。

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    2012年07月01日
  • 子どもが「やる気」になる質問 叱る前に問いかけると、こんなに変わる!

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    ダイレクトに質問そのものが書かれているので、共感できる部分とできない部分が混在していますが、新しい発見もありしました。誰もが薄々気づいている事も多いのですが、ここで重要なのは、行動に移し続け、習慣化する事であるのは言うまでありません。

    ありがとうございます。


    以下、本書で共感した箇所です。

    (page.9)
     一般に、親から子どもに対してのコミュニケーションは、「指示」「命令」「詰問」になりがちです。しかし、指示や命令、詰問は、子どもの選択肢を「減らす」ことになるのです。

    (page.16)
     子どもに問いかけるということは、じつは親であるあなた自身のあり方が問われていることでもあるのです。

    (page.51)
     計画を立てることは、とても大切です。計画がないと、意味のない行動をしたり、見当違いな方向に進んでしまうこともあるからです。

    (page.57)
     命令によって、子どもを自分の思いどおりにコントロールしようと思うのではなく、子どもの可能性を信じ、質問によって主体性と意欲を引き出す。そこから子どもの「やる気」が生まれます。

    (page.75)
     「何回も練習したんだから、大丈夫よ」と、こんな根拠のない慰めを親は言いがちですが、不安を抱えている子どもには、ちっとも解決になりません。できないほうばかりをイメージしてしまうと、「なにもできない」「どうしよう」と思いつめ、エネルギーレベルがどんどん下がってしまいます。そんなとき、「うまくいくために、なにができる?」と聞いてみましょう。・・・不安なことに対して、具体的になにをしたらいいのかがわかると、自己肯定感がぐっと上がります。

    (page.79)
     「なんでやらないの?」はいわば、いいわけを誘導する「尋問」です。これを質問に変換すると、「どのようにすればいいと思う?」となります。

    (page.97)
     「学校で図工の時間にこんなことがあったんだ」と子どもが話しかけてきたとき、「で?」と強い口調で言ったり、「だから?」とカッターを繰り出せば、会話がプツっと途切れてしまいます。しかし、「それで?」と聞くと、どんどんしゃべってくれます。「それで?」というのは、話を引き出し、促すための短い「質問」なのです。

    (page.99)
     子どもと話すとき、その言葉尻や表面的なものにとらわれるのではなく、その奥にある気持ち、大切にしているものを見つめていくのが、理想的な親の関わり方ではないかと思います。

    (page.106)
     子どもは、親の言うことよりも、やっていることをまねします。なぜなら、映像情報のほうが、言語情報よりも圧倒的に影響が大きいからです。親がいくら「いい言葉を使いなさい」と注意しても、親の言葉づかいが悪ければ、子どもには移ってしまうのです。・・・親は、自分とは別人格の子どもを、思うとおりにコントロールすることはできませんが、子どものモデルにはなれます。

    (page.120)
     「なんであなた、こんなに帰りが遅いの?外真っ暗でしょ、危ないじゃない!」こんなふうに、「あなた」を主語にした言い方は、相手をコントロールしようという意図が感じられるので、子どもの反発を招きやすくなりがちです。ところが、「外、真っ暗だから大丈夫かな、って心配したわ」と、「私」を主語にした「I(アイ)メッセージ」で伝えられると、同じことでも、受け入れやすくなります。なぜなら、Iメッセージは、他者が否定することのできない、受けとめざるを得ない事実だからです。

    (page.139)
     親が自分の夢を持ち、自己実現を目指していれば、それが子どものお手本になり、子どもの自己実現のサポートになります。夢のない親が、子どもに「夢を持て!」と言ったところで、あまり説得力はありませんよね。

    (page.143)
     「子育て」は「親育ち」。子どもを育てるプロセスを通じて、親自身が、自分の人間力を磨く「学び合いの道」なのです。

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    2012年05月18日
  • [入門]ビジネス・コーチング 「一方通行」指導から「双方向」コミュニケーションへ

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    シチュエーション毎の例文や、コツ、使う上でプラスになるコーチングについての知識紹介など、入門と銘打たれているが、はじめてからずっと使える本。

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    2012年04月04日