大脇千尋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ステファニー・ルオ、モスク・ハンと続くキッカの旅は、ついにセイラさんの元へ。
セイラさんが語るララァ。その取材を聞いていたリィナ・アーシタ。
登場人物がたまらない。
ステファニーの元には、この時点でミシェルがいるはず。アムロというNTと、NTを着ているミシェルと接しているステファニー。
技術屋として、パイロットとしてのアムロしか知らないモスク・ハン。
この二人は、一人の少年としてのアムロは知っていないけども、巷間で語られる英雄アムロでないアムロを知っているという点で似たような立ち位置。キッカよりも近くないけど、遠くもないという距離感。
そして、ついにセイラさん登場。アムロもシャアもいない作中で、唯一彼らの運命を大きく変えてしまったララァを語れる人間ですからね。とはいえ、知らないことはないけど、知っているとも言えない程度の距離感なので、もどかしいところではあるか。取材後にリィナが顔を出すのもいい。アムロとの関係というより、リィナの場合ジュドーやプルにプルツー、そしてグレミーとの関係があってのセイラさんの発言かな、と思います。
次なるインタビューの相手はベルトーチカ。
彼女もアムロを語る上で避けては通れない人物。フラウ、セイラ、ララァ、ベルトーチカ、チェーン。アムロに寄り添い、支えてきた人物の一人ですからね。
ただ、ここできな臭い雰囲気が。やはりアムロ・レイという存在は、ただの一般人としては存在できないのか。これが、30年とか50年とかであれば、政治利用することもないだろうけども。シャアの反乱直後の作中では、無理もないことか。
いや、年月が経っても利用できるものは利用しようとするか。明治天皇の夢に出た坂本龍馬みたいな例もあることだし。
ともあれ、ベルトーチカが語るアムロがどういった人物像なのか。そして、裏で動いているステファニーの思惑はといったところで3巻へ。サイコフレームがキーなんだろうね。サザビーも残骸回収作戦あったし、νガンダムも同じか。
しかし、カイはいいキャラになりました。軟弱者だったんだよ、彼。 -
購入済み
判断保留
1~2巻を読んでみました。
まず、絵はなかなかきれいで読みやすい。
登場人物も、概ね原作のイメージと一致します。
肝心なカイが一番イメージが違うかな。(あとモスク・ハン)
流れは「カイレポ」「カイメモ」と同様、現代に生きる関係者がアムロの記憶を語っていくというもの。
主人公は成長したキッカであり、今の彼女のかわいさも相まっていい感じ。
1巻はさわりに近い部分としてやや遠めのWBクルーに話を聞いていく。
2巻に入ると確信に近い人物も登場。
ただ、この話がちょっと浅い印象があるかな。
わざわざ会いに行って、話すことは2つ3つのエピソード程度。
仮にも元WBクルーや親族であったなら、もう少し深い話が合ってもいいのではないかと思う。
特に聞き手もWBにいたキッカなんだから、「あの時ああだった」みたいな話が膨らんでも良かったのではないだろうか。
そして、2巻で終わりかと思いきや、新たなテーマが出てきてどうやら長編となりそうな雰囲気に。
この先は展開が変わってきそうだし、最終的なオチがどうなるのかという興味(もっとも、見つかるはずはないけれど)はある。
その他、小ネタ的に本編やマンガ版の設定が絡まってきたり、意外な人物が少しだけ登場したりという楽しみもあるかな。
個人的には、ベルトーチカに子供がいるのか、いないのか、どちらの世界観になっているのかが気になるところ。
(子供がいた場合、それはアムロの子となる)
全体的に、回想録的なストーリーとしては「カイレポ」「カイメモ」の方が良くできていると思うが、2巻のラストで新展開を見せ始め、それ込みだとまだ判断ができないという感じ。
今後に期待込みという事で、現時点では星4つの評価で。
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購入済み
ピューリッツァー
1年戦争時、幼いながらホワイトベースの一員であったキッカが成長し、アムロの実像を求め取材の旅に出る話。シャアの反乱で地球を救った英雄として扱われるアムロの本当の姿を世間の人に知ってもらおうと、元ホワイトベースのクルー等、アムロと接点のあった人物に会って話を聞こうとするのだが‥‥‥。
セイラやブライトがどんな話をするのか楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
逆襲のシャアでアクシズ・ショック後に生死不明となったアムロ・レイ。彼の足跡をキッカ・コバヤシがたどる、という物語です。
ホワイトベースの一員として共に一年戦争を経験したキッカ。あのカツ、レツ、キッカの子供たち。彼女が成長して、戦争の続いている宇宙世紀をアムロを通じてどんな風に描くのか。しかし、キッカがねぇ。彼女自身が、一年戦争から続く戦争の時代をどのように生き延びてきたのか、それをどう感じているかも気になるし、これから再会するかつてのクルーの面々とどんな会話をして、どういう感情もを持つのか、が気になります。
アムロの伝記かあ。ノンフィクションだと検閲対象になりそうだけど、「ピューリッツァー」というタイトルなので、忖度まみれのアムロ伝(多分、玉石混交で溢れてる)とは違うものなんでしょう。だからこそのキッカが主人公なんだし。
フラウに始まり、ジョブ・ジョン、オムル、オスカとクルーを訪ね、母親のカマリアの元へも取材に行くキッカ。それぞれがそれぞれの人生を、未来へ向かって歩んでいる。カマリアは、いまだに英雄となったアムロと、自分の元にいたアムロとの齟齬が大きいようで、彼女はあの当時のままなのかな、と感じます。
ジョブ・ジョンとSNRIのつながりが少し提示されたのは、嬉しい。腐利かけていた彼を立ち上がらせたのは、キッカがきっかけだったということか。その未来はFF90に繋がると思うと、なかなか感慨深いものがある。あの舞台がどんな結末迎えるかはわからないけども。
今後の取材対象として注目なのは、なんといってもセイラさんなんだよな。シャアだけでなくて、セイラさんも共に立ち上がっていれば、ハマーンのような強硬派ジオンは抑えられていたのではないかな、と思わないでもない。アクシズ参戦した時は手遅れなんだけど、第二次ネオ・ジオンは違った展開になっていたのでは?
でも、ジオン内でも派閥争いが大変みたいなので、結局シャアとセイラのダイクン派とミネバのザビ派になったのかな。だとすれば二の舞か。
カイもブライトも気になる。あとはカミーユとか出てこないかな。ZZラストで回復はしている描写があったと思うので、どうだろうか。劇場版Zはちょっとね、なしということにしてるので。
連邦のプロパガンダに利用されない、兵器としてのニュータイプじゃない、アムロが真に伝えたかった新しい人類の形をしてのニュータイプ。それをキッカが伝えることができるのか。ア・バオア・クーで少なからず、その一端に触れることができた彼女が取材何を通じて感じるのか、が肝なのかな。
アニメオマージュの壊れる蛇口はいいですね。自分一人でなおせるようになったんだよアムロにいちゃん。