C・A・ラーマーのレビュー一覧

  • 野外上映会の殺人

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    シリーズ3作目の事件の舞台は野外上映会。
    アガサ・クリスティの白昼の悪魔を映画化した地中海殺人事件の上映会で殺人事件が起こる。
    この設定だけでもワクワクしてしまう

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    2025年05月27日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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    大好きなシリーズの2作目。
    航海のさなかオリエント号という豪華客船の密室で起こる殺人事件。この設定に船の名前。
    アガサ好きとしてはワクワクせざるおえません(っ ॑꒳ ॑c)✨
    個性溢れるブッククラブのメンバーに加えオリエント号の乗客たちも魅力溢れる個性派ぞろい。
    謎解きも面白かったしすごく楽しめました。
    前作で恋人となったアンダースとの甘い一時がなかったのがちょっと切なかったけど、ジャクソンという新たな魅力ある人物の登場に恋の予感がしてそれもまた楽しみ

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    2025年04月17日
  • ライルズ山荘の殺人

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    ネタバレ

    4.5くらい。面白かった。

    多視点なところやクローズドサークル具合、因縁などは『そして誰もいなくなった』を彷彿させる。特にそれぞれ山荘に向かう時の場面とか。

    トリックやアリバイについてはそんなに。それぞれ皆がどんな嘘をついているか、どんなことを隠しているか暴いていく話だった。

    多視点でそれぞれが情報を握っているので、読者としてはそれをどう繋げるか大変だった。情報共有しようにも取捨選択や伝言ゲーム状態になったりするので。

    山火事というクローズドサークルの作りも良かった。崖の橋が崩れて~や落石で~はあるあるだと思うが山火事は避難すべきかどう避難すべきかで考えることが多い。
    面白い舞台装置だ

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    2025年04月10日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    間違いなく入りたい読書会。舞台はシドニーで、主人公が住むウールームールーや仲間が働くポッツポイントのビンテージショップにサリーヒルズ、、シドニーの描写も楽しくて、いつもシリーズ新刊を楽しみにしてます。
    ミステリー小説ばかり読むブッククラブの仲間と事件を解くコージーミステリーです。

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    2025年01月22日
  • ライルズ山荘の殺人

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    人気シリーズとのことで、早くも第四弾が読めてとても嬉しい。
    今作は山荘!由緒正しきクローズド・サークル!!
    わたしは“嵐の山荘”ものが大好物なので、好きなシリーズでそれがくるといつもより期待を膨らませてしまう。
    しかも、今作からブッククラブに新メンバーが本格的に参加し、シリーズとしても新たな展開があるだろうなと思って、わくわくして読んだ。

    期待に違わず、とっても面白かった!
    ブッククラブの「初期メンバー」は相変わらずのキャラクターで、わたしはシリーズを通してアリシアにとても共感することが多いのだけれど、今作では妹のリネットの知られざる悩み(残念ながらリネットのような経験をしたことがなく、共感

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    2024年11月09日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    本格も好きだけど、コージーミステリーも大好きなのでワクワクしながら読みました。
    仲良し姉妹が立ち上げた「マーダー・ミステリー・ブッククラブ」。響きが最高ですね。
    アガサクリスティーの作品がちょこちょこ出てくるので、読み返したくなりますね。
    このシリーズは4作目まで刊行されてるので、メンバーたちの活躍が楽しみです。

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    2024年11月07日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    よく出来たコージーミステリだった!
    うまくクリスティと絡めてて、最後まで読み応えがあった。

    海外のブッククラブは個人の家にお招きしながらやるのねと文化の違いも感じられておもしろかった。

    今後のアリシアとアンダースの関係が気になる!

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    2024年07月08日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    本好きのミステリ読みにはいろいろな意味で楽しめる、コージーミステリ。

    コージーミステリって厳密にはどういうもの?っていうのは分かってないけど、どこかで「お茶とお菓子と共に謎を楽しむ」みたいなことを見たことがあって、その定義(?)に照らすならばまさにぴったりといった作品だった。
    日本で言うところの読書会?のようなものという認識をしているのだけれど、外国だとブッククラブというのは浸透している文化なのだろうか。特にイギリスの小説でよく見るような気がする。

    物語は、ミステリ、特にアガサ・クリスティーが大好きな姉妹の姉の方が何の間違いか純文学系のお堅いブッククラブに迷い込みむ(のちに理由も明かされる

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    2023年11月10日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    クリスティ好きな私は、文句なしに楽しめた!
    仲の良いフィンリー姉妹、その姉アリシアが主催する「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」。そのメンバーの1人が失踪し、メンバー全員で行方を探すことに。ところどころ散りばめられる”手がかり”と、バックグラウンドにあるクリスティの作品。ミッシーはミスマープルっぽい観察力の持ち主で、フィンリー姉妹は2人でタペンスのような役どころ。そしてメンバー全員で灰色の脳細胞を働かす。最後までクリスティにこだわって、なるほど〜と納得の結末でした。
    ところで作中にある「青列車の謎」はクリスティ自身も納得がいっておらず、評価も低いとの事だけど私はかなり好き。クレアも言っているよ

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    2023年01月29日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ブッククラブというのは、私達が知っている「読書会」のことでした。読み始めるまで分からなかったけれど。
    さて、その読書会の集いはわくわくドキドキだけではなく、不穏な空気を漂わせる人間もいたということ、これは楽しい小説!
    そしてお節介で謎解き大好きなメンバーが次々巻き込まれ、本当の殺人事件までも解明しようとして~。コージーミステリーのジャンルだけどアガサ・クリスティの芳醇な香りに満たされた一冊。
    訳者先生のあとがきがより、読書会を身近に感じさせて下さいました。

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    2022年11月20日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ネタバレ

    ミステリー好きでアガサ・クリスティ好きなメンバーが集まるマーダー・ミステリ・ブッククラブという読書会。そのメンバーのひとりバーバラが読書会発足早々に行方不明になってしまう。
    ミステリ好きなメンバーみんなでバーバラの行方を推理し真相を追っていきます。登場人物がみんな個性的で好意を持てる人物が多いしストーリーも面白かったので読んでいて楽しかったです(っ ॑꒳ ॑c)
    読みやすいので海外ミステリーが苦手な方でも気軽に読めるんじゃないかな。 次作も楽しみ♪

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    2022年11月14日
  • 野外上映会の殺人

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    マーダー・ミステリ・ブッククラブのシリーズ3作目。
    メンバーが集まっていた上映会で事件が起こり‥?

    ミステリ好きで特にアガサ・クリスティが大好きな人が集まっているブッククラブ。
    アガサ・クリスティの「白昼の悪魔」を映画化した「地中海殺人事件」を野外上映会でやると知り、皆で鑑賞することに。
    そこで、さっきまで元気だった女性が死んでいるのが発見される。

    夜で暗いとはいえ、周りじゅうに人がいる所で?
    という謎。
    目と鼻の先で起きた事件に、メンバーは気負い立つのでしたが‥

    ブッククラブ主催のアリシアは、編集者。
    今は刑事のジャクソンと付き合っています。素人捜査には難を覚えつつもアリシアとは喋るジ

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    2025年09月13日
  • ライルズ山荘の殺人

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    シリーズ4作目のミステリブッククラブは、今回から新メンバーが加入という事で、読書会を山荘で行う。ところが、着いた翌日に支配人が謎の死を遂げ、電話線が切断され、山火事が麓に迫る、文字通り孤島と化した山荘で第2の殺人が起き、疑心暗鬼に陥る心理がとても迫ってくる。サイコパスの様な犯人がとても怖い。

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    2024年12月12日
  • ライルズ山荘の殺人

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    ネタバレ

    山火事で孤立した山荘に取り残されたブッククラブのメンバー、迫り来るタイムリミットと、クローズドサークルミステリーの王道とも言える設定。そしてさらに、ブッククラブが今回選んだ本はアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』。それだけでもワクワクしないはずがない。
    主人公はブッククラブ主催者のアリシアだが、彼女の視点に絞られないのでそれぞれの思惑が渦巻く様が巧みに表現されている。ある意味これは好みが分かれる書き方だと思う。
    クローズドサークルミステリーと言えば、息の詰まるような閉塞感や次に誰が犠牲になるか分からず登場人物たちが疑心暗鬼に陥るような展開が特徴だが、少なくとも犯人と犠牲者は新参者か山

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    2024年11月30日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ミステリが大好き、クリスティが大好きな姉妹が開いた読書会の会員が絡む事件の謎を解いていくお話。実際にあったクリスティ失踪になぞらえた展開で面白かった。次はクリスティの何の作品が絡んでいくのか楽しみ。

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    2024年11月21日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    舞台はオーストラリアなのだが、ポワロとか文化がイギリスとあんまり違いがないので、イギリスが舞台だと何回も錯覚してしまう。

    出版社に勤めている女性は推理が得意、というのが最近のブームなのかな。


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    2024年10月26日
  • 野外上映会の殺人

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    ネタバレ

    面白かった。

    3作目で、キャラの紹介が必要なく、ワイワイやりとりしたり、いろんな人に聞き込みに行ったりで楽しめた。

    アンダースがあまり活躍しなかったのが残念。ブレーキ役でいるのは嫌だよなあ。でもやっぱ必要だと思う。ジャクソンとはうまくいく雰囲気があるけど、どうだろう。インディラとは仲良くなれそうな雰囲気で良かった。

    トリックとしては、上映映画通りすぎる。だとしても、やっぱりどうやって?の詰めのところは面白かった。

    次も楽しみ。

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    2024年03月18日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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    マーダー・ミステリ・ブッククラブシリーズ第二弾。アリシアとブッククラブの愉快な仲間たちが乗船したクルーズ船で事件が発生する。序盤はアンダースに対するアリシアの言動に正直辟易。それでも個性的なメンバーが揃っているお陰でテンポよく和やかな旅が進んでいく。
    客船という究極のクローズドサークルだが、ブッククラブの面々だけでなくサラミ姉妹など個性豊かで賑やかな雰囲気なので陰惨さはあまりない。タイトルからも分かる通りアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』をオマージュしており、ネタバレが含まれているので注意が必要。
    「こういう時こそ少年探偵団の出番だ!」的なノリが良い。メンバーのどのキャラクターも好

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    2024年01月13日
  • 野外上映会の殺人

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    殺人事件の捜査にしては牧歌的、、。そしてこんなに素人が捜査に介入していいの?と毎回疑問が湧きまくり。恋人を取り戻すため、というアリシアの理由も納得できない!こんなこと言い始めたらお話成立しないんですけどね。毅然としてたインディラもブッククラブに懐柔されちゃうし。ストーリーは楽しめましたよ!

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    2023年12月28日
  • 野外上映会の殺人

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    ネタバレ

     マーダー・ミステリ・ブッククラブシリーズ第3作。今回は主人公の新たな恋人やメンバーの脱退など、物語を大きく動かす展開が多かった。「犯人は多分こいつだろう。」という予想はしていたが、完全回答とはいかなかった。

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    2023年12月21日