出口保行のレビュー一覧

  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    概ね分かっていることではあるが、例を交えて大変分かりやすく解説している。過保護型が自己欲求を抑制する力に欠ける、共感性に欠ける、抑圧型が自己肯定感が低く、自己決定できない、など。
    自分を振り返ってみると、過保護に色々準備しすぎているのでは、それにより成長機会を奪っているのでは、というのは気にはなる。一方で忙しいから十分に話を聞いていないのでは、とも。
    家族会議という場を作って、課題意識や提案を互いに話し合い機会があっても良いのでは、と思った。

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    2025年02月04日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    読みやすかったので数時間で集中して読めました。
    子どもが大きくなってきたので、今後の子育ての参考になるかなと読んだのですが、自分自身に当てはまること(私の親の子育て)を客観視でき、よかった部分もありました。

    _下記本文抜き出し_
    甘やかされがちな下の子からすると、「自分は期待されていない」と感じる場合がある。_(省略)_ぜひ積極的に「あなたの将来を一緒に考えたい、応援したいと思っているよ」と伝えてあげてください。
    ___

    家族の対話を大切にして子どもたちの成長を見守りたいと思いました。

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    2025年02月03日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    自分自身、親に恵まれなかったという思いがあって手に取った。この感情は本当にそうなのかな?私が自責から逃げているだけなんじゃないかな?とふっと思って。
    もちろん自分の良くないところが全く無いわけではない。けれどやっぱり心当たりがある事がちらほらと。
    周りの子の家と比較してなんだかおかしいと思っていたあの頃にこそこの本を読みたかった。

    そして、より一層子供は持てないと感じた。かわいいだけの世界じゃない。そんなのはちょっと考えればわかる。
    ひとりでトイレができない、食べるのもできない、散らかし放題。
    けれど、それだけじゃなくて、本当の意味で人をひとり育てるというのは難しいことなんだと考えさせられた

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    2025年01月31日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    親のよかれが子どもにとってよいことだとは限らない

    この言葉は本当にそうだと思う。
    自分の価値観の押し付けを子どもにしないようにしていきたいし、その子自身を見ていけるようにしたいと思う。

    子どもをもつ親に読んでほしい一冊かも。
    見ているようで見ていない。って親にならないように、その子を見れる親になれたらいいな。

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    2024年11月23日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    ネタバレ

    少年鑑別所などで非行少年・犯罪者の心理分析をした筆者により書かれた、犯罪心理学×子育てというテーマの1冊目。2冊目を先に読んで興味深かったので手に取った。

    非行少年たちの事例から、「みんなと仲良く」「早くしなさい」「気をつけて」「何度言ったら」などのよく言いがちな一言が持つ危険性を解説している。

    前提として子育ては外野が口出ししにくい性質を持っているため、確証バイアスが働きやすい。
    夫婦間で子育ての方針について話し合う機会を設けていれば気付きも得られていいが、最悪なのは夫婦ですり合わせできておらず子育て方針が違うこと。少年院に入った子の保護者アンケートでは、子育ての問題として「夫婦間で子育

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    2024年11月12日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    てっきり教育の本かと思って購入したけど、読んでみたら子育ての本だった。でも、現代教育の中で大切なことも組み込まれている内容だと感じた。

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    2024年10月24日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    心理学的観点からの説明がわかりやすく、どの人でも犯罪をし得るのではないか、自分はよく真っ直ぐに育ったと思わされた。
    大人も完璧ではないし、わからないこともある。そのままでいいのだと思った

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    2024年10月21日
  • マンガ 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    漫画部分も面白かったし
    考察のパートもためになって2度おいしかった。

    とにかく重要なのは子供の成長を願って一緒に考えること
    存在を認めて寄り添うというシンプルなことではあるのだが
    おそらくそれがとても難しい。

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    2024年10月16日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    過保護、甘やかし、高圧、無関心の4つに親を分類。

    私としては過保護、無関心になるかもなので傾かないように気をつけないといけないかなと感じた。

    やってあげるよりやらせて失敗させたり色んなことも経験。それを受け止めてあげるだけの心の余裕を持ってないといけないな。

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    2024年09月29日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    自分の子育てに後悔することも、ホッとすることもありました。きっと子育て真っ只中にいた時は手に取ろうとは思わなかったかなぁと思うけど今回読むことができて良かったと思えた1冊でした。

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    2024年08月16日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    長男との関わりに課題があり、読破。
    ありがちな子供との接し方が子供に悪影響を与える可能性があり、衝撃を受ける。育児の難しさを感じた。

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    2024年08月12日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    ネタバレ

    事例(改変済)とともに一つずつポイントを述べていく形でわかりやすかった。子どもが大きくなったらまた読みたい

    ===
    子育ては確証バイアスが働きやすい
    →定期的に方針を見直すことが大事
    方針を変えたら子どもに伝える、勝手に変えない

    夫婦の方針が一致していない家が多い

    短所は裏返せば長所なので、ダメ出ししたらフォローする

    心理的報酬は物質的報酬よりアンダーマイニング効果を発生させにくい
    結果より、プロセスや意欲を褒める。ご褒美を渡すときは親自身も嬉しいことを伝える

    レジリエンスを育むには、失敗して落ち込み、そこから回復するのを繰り返すこと。子どもが落ち込んだときに親も一緒に落ち込まない。

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    2024年07月07日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    「犯罪や非行、問題行動の背景には、どのような家庭環境で育ったかという問題が大きく関わっています。」(p.3)

    「一見何の問題もないように見える家庭で、保護者としても「よかれと思って」していることが子どもにとってはそうではないという「ボタンのかけ違い」が問題化している場合も多いのです。」(p.5)

    ↑共感した部分。

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    2025年11月13日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    子育ての傾向を4パターンに分け、それぞれのパターンに傾きすぎると子どもにどのような問題が起きやすいのか?をまとめてくれている本。
    書いてあることはどこかの子育て本で読んだような…?と思うような一般的なものだけど、「偏りすぎず、4パターンの中庸の子育てを目指しましょう」という主張がいいなと思った。
    ゆるめの主張であまりプレッシャーを感じない内容なのも良かった。

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    2025年08月30日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    借りたもの。
    犯罪心理学者が、法務省で出会った犯罪者の傾向から、家庭環境からの影響……親からの教育――親が“良かれと思っていった・やったことが子に「呪いの言葉」となったもの――についてまとめたもの。どうすれば子どもが社会不適応を起さず、幸せに生活していけるのか?

    各章では、犯罪や非行の事例を挙げ、親の教育がどうして犯罪や非行に繋がったのかを解説し、ではどうすれば良かったのか?――ifの話ではなく、これらから得られる教訓を提示している。

    「よかれと思って」は親の自己満足にすぎない。
    親の「確証バイアス」によって一方的な押しつけになっていないか?
    親は親で、子育て方針が一致しているか……一致し

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    2025年08月10日
  • マンガ 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    ネタバレ

    本書『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』は、親が「よかれと思って」行う言葉や行動が、実際には子どもにとって逆効果となることを警告しています。アドラー心理学の観点から見ると、すべての問題は人間関係の問題であり、特に親子関係においては、親の期待や価値観が子どもに与える影響が大きいことが強調されています。

    ■アドラー心理学と本書の関連性

    1. 人間関係の問題
    アドラー心理学では、すべての問題は人間関係に起因するとされています。親が子どもに対して持つ期待や価値観が、子どもの自己肯定感や自立心に影響を与えることが多いです。本書では、親が無意識に行う「属性付与」や「期待」が、子どもにとっ

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    2025年02月02日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    もちろん幼少期の愛着形成や家庭環境が子どもの発達に大きな影響を及ぼすことはわかった上で、この本を読んだ保護者たちが必要以上に自分を責めることがないといいなと思った。

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    2025年01月27日
  • 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    親子関係に特化した解説でしたが、対人関係全般に応用出来る部分もあると感じました。6つの章に分けて、なぜその言葉が呪いになってしまうのか、どう言い換えらば良いのか、どう子供と接すれば良いのかが解説されています。ついつい言ってしまいがちな言葉の章から読み進めてみるのが良いでしょう。
    呪う言葉として挙げられていたもの
    ・みんなと仲良く
    ・早くしなさい
    ・頑張りなさい
    ・何度言ったらわかるの
    ・勉強しなさい
    ・気をつけて!

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    2025年01月09日
  • 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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    ☆3なのは、前著が良すぎて今回は学びになったことが少なかったから。だけど4パターンの教育法を見てから、実際に起きた事件の本を見ると、それに当てはめて犯人の背景を考えることができた。
    なかなか難しいけれど、親の向き合い方と気付きが大切なんだとわかった。

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    2024年12月23日
  • マンガ 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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    完璧な応答はできない,家庭でのパワーの差を理解する,パワーがあることやないことで陥りがち,家庭に閉じてしまうリスク,他と比較することのリスク,社会心理学や集団力学,認知心理学の基本と関連する。言葉は記号なのので,どのような関係や状況で,どのくらいの頻度でタイミングで,言葉が解釈されるのかが決まるので,これが呪いの言葉,救いの言葉というわけにはいかない。子育ての分かりやすい正解が本当に正しいわけではないので,相互に相手に対する所有欲を抑制し,親しき仲だからこそ聞き合うことが妥当なところかなぁ。

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    2024年12月04日