出口保行のレビュー一覧
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実際にあった犯罪者の例をとって、その親の子育てについてサイモン図式分類をベースに紐解いていくもの。
犯罪者の親に関わらず、どの親でも上記分類のどこかにはあてはまる。
偏らない親はいないけれども、自ら自分がどこの位置にいるか理解をし、偏りすぎないことが大切。
私はおそらく過保護型かな…。
以下はなるほど!と思ったメモ
・叱るタイミングの適時性の問題(社会のルールを教えていないのに、間違ったことをしてから初めて叱る)。事前に教えておくこと。
・親が気まぐれだと子供は混乱する。なんらかの仮説をもとに方針を決めて子育てを行う。方針の修正は恐れず、その際にはこどもにきちんと伝える。方針や修正は夫婦で -
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ネタバレそっか、親がよかれと思って子どもにしていたことがきっかけで、子どもが犯罪者になる可能性があるんだ…と。
各事例の中で、犯罪を犯す前の心理状態があまりにも現実と地続きな感じでゾッとした。
自分のなかの子育ての目標が「犯罪者にしない」に変わった。
「みんなと仲良く」みたいな、過度に他人や社会を重視する姿勢や声かけは、子どもの善悪の価値観や思考力を奪うというのは、心当たりがありすぎて、ドキッとした。社会や他人からどう見られてるかは気にしても、一方でしっかり子どもの主張はありのままで受け止めてあげたいなと。
家族は犯罪を犯そうとする人にとって、最大のコスト。それがない人はいわゆる「無敵の人」。
犯 -
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感想ではなく個人的まとめです
言ってはいけない言葉
1,皆んなと「仲良くしなさい」という言葉
その裏には問題から逃げたいという「大人の都合」が隠れていないだろうか
2,「お兄ちゃんだから」という言葉
出生順位は本人が選んだわけではない。それを強調されても本人にはいい迷惑
3,「早くしなさい」という言葉
小さい子供はまだ「事前予知能力」が備わっていないから、なぜ急がなければならないのか解らない
「いつやるの?」、「今は何をする時間?」、「どうして今これをやらなきゃいけないんだと思う?」という声かけが必要
4,「やる気を出せ」と言う言葉
意欲、やる気は自分の内側から出てくるもので、他者が植え付 -
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子どもと関わる全ての人必読の一冊
子どもの学齢や子どもに携わる人の職種に関係なく,応用・援用できる子育て・教育支援のための具体的な手段が示されている。
また,前作の「子どもを救う言葉 呪う言葉」と同じように,NG対応とその結果を少年犯罪を例にリアルに描かれている。
現在教師をしている自分も,各家庭の教育力の格差が著しいことを肌で感じている。
また,親の価値観も多様化しているため,この本にある客観的事実とデータを持って保護者会等で「こういう形で子どもたちを支援していきましょう」と説明するのにうってつけの本。
大きく分けて高圧型・甘やかし型・過保護型・無関心型の4つの親の接し型のタイプとその -
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【 自分の子育てを振り返るきっかけ 】
きちんとした子育てとは?正しい子育てとは?自分は大丈夫、という一種の呪いを解いた気分。
誰しも大切な我が子を犯罪者にしたいとは思っていないでしょう。ですが、大切に思って子育てをしても、犯罪者になってしまう子が残念ながらいます。その事実を知れたことにまずは感謝です。「親の愛」と「子どもの気持ち」のすれ違いを実感しました。
自分は大丈夫、とどこかで油断していました。そんなことわからないのにね。今後は、子育てをしながらも、「今の声掛けは、関わり方は、どうだっただろうか」を問い続けたいと感じました。
一方的ではなく、子どもと対話をしながら、子育てを楽しめた -
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子育ての失敗事例を多く見てきた。
心理分析の方法とは、主に(面接) (心理テスト) (行動観察)の3つ。
親が厳しいと感じる理由。
適時性の問題。
例えば、金城さんの庭の木になっている。果物勝手に思いで帰ってくることを繰り返したので、お宅のお子さんが親が注意を受けた。そこで初めて気づいた親はお前何やってんだ。そんなこともわからないのか謝ってこいと叱りつけます。
こうなる前に一緒に金城散歩しながら、果物がなっていて、美味しそうだね。でも勝手に取ってはいけないよ。などと会話していれば、こうがならなかったでしょう。
そもそも社会のルールを教えられていないのに、間違ったことをして走ってから始めて叱られ -
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自分の思考や感情は口にしなくても相手に伝わっている、という思い込み。これを透明性の錯覚と呼び、認知性バイアスの一種であり、甘やかされて育った子供に多く見られる傾向がある。きちんと言葉で伝えることを促す必要がある。
自分のことは言わなくてもわかっているだろう、と思うのに他人の内面はわからず、空気を読むこともできない。これも甘やかされて育った子供によく見られる特徴だが、ここで大事なのは共感性を高めることてす。共感性を高めるには人の気持ちを推測する練習を積むことが大事です。
子育ては過保護型、高圧型、甘やかし型、無関心型の四つに分類されるが、これらのバランスをとることが望ましいが、現実はなかなか難 -
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分かりやすく、大変読みやすかった。「主観的現実」や「確証バイアス」など、難しそうな言葉も、つまりどういうことなのか解説してあり、抵抗なく読み進めることができた。
子どもが犯罪につながるまでの具体例も非常にリアルで、人間関係のもつれなどから追い詰められるのは、どんな人でも陥ってしまう可能性のある状況だと感じた。
最後の「ロールレタリング」は感動した。自分で自分役と親などの相手役をひとりで行い、手紙を交互に書いていくというもの。お互いの気持ちを言語化しているうちに、胸につかえていたものが取れ、さらに客観視できるようになるのかなと思った。
全体的に、親がどのように子どもに関わるべきかを考えるヒ -
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子どもがいる身としては、とても興味深く読ませてもらいました。
急げ〜!
嘘はよくない!嘘つかれると嫌だよ
がんばれ!
何回同じこと言わせるの!
気をつけて!
ってよく言っちゃってる…めっちゃダメな親や…とかなり落ち込みました。
良い方向に転換するために、じゃあどう言い換えればいいか?まで提案してくれているのが嬉しいところ。
でも実践は中々難しくて、やろうとすると言葉が出てこずしどろもどろ…(脳内であっこのまま言ったらダメなんだった〜なんて言えば…とかをぐるぐる考えて中々出てこない)。気をつけ始めると胃が痛くなり、今まで言いたいままいって私ストレス発散してたんだな、と実感。それだけのストレス