出口保行のレビュー一覧
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ネタバレ過保護型、高圧型、甘やかし型、無関心型
分類ごとに分かりやすく書かれてて読みやすかったです。
自分は過保護と甘やかしが少しって感じがして最後の方の無関心型の内容は関係ないかと思い流し読みしてしまいましたが、無関心型の親はこの内容の本を読むことがないから他の周りの人に知ってもらいアプローチをするべきとあり、なるほどと納得しちゃんと読むべきやったかなと反省しました。
事例があり対処法が書かれてあり理解しやすかったです。
以下備忘録
②学童期(小学校低学年)
■この時期の発達
・大人の言うことを守る中で、善悪についての判断や理解ができるようになる。
・言語能力や認識力が高まる。
■この時期に重視すべき課題
・一人として、行ってはならないこと」についての知識と感性を育むことや、集団や社会のルールを守る態度など、善悪の判断や規範意識の基礎の形成
・自然や美しいものに感動する心などの育成
③学童期(小学校高学年)
■この時期の発達
・物事をある程度対象化して認識できるようになる。
・自己肯定感を持ち始める時期だが、発達の個人差が顕著であることから、劣等感を持ちやすい。
・集団の規則を理解し、集団活動に主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちできまりを作り、ルールを守るようになる。閉鎖的な仲間集団が発生することも。
いわゆるギャングエイジ。
■この時期に重視すべき課題
・抽象的な思考への適応や他者の視点に対する理解
・自己肯定感の育成
・自他の尊重の意識や他者への思いやりなどを育む
・集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
・体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり
④青年前期(中学校)
■この時期の発達
・思春期に入り、自らの生き方を模索しはじめる。
・大人との関係より友人関係に強い興味を見出す。
・性意識が高まり、異性への関心が高まる。
■この時期に重視すべき課題
・人間としての生き方を踏まえ、自らの個性や適性を探求する経験を通して自己を見つめ、自らの課題と正面から向き合い、自己の在り方を思考
・社会の一員として他者と協力し、自立した生活を営む力の育成
・法やきまりの意義の理解や公徳心の自覚
⑤青年後期(高校)
■この時期の発達
・親の保護のもとから、社会へ参画し貢献する、自立した大人になるための移行時期。大人の社会でどのように生きるかを真剣に模索。
■この時期に重視すべき課題
・人間としての在り方生き方を踏まえ、自らの個性・適性を伸ばしつつ、生き方について考え、主体的な選択と進路の決定
・他者の善意や支えへの感謝の気持ちとそれに応えること
・社会の一員としての自覚を持った行動 -
Posted by ブクログ
『子どもを呪う言葉・救う言葉』
出口保行、SB新書
「みんなと仲良くしなさい」「早くしなさい」「頑張りなさい」「何度言ったらわかるの」「勉強しなさい」「気をつけて!」
どれも、子どものためを思って、つい口にしてしまう言葉だ。
子育ては楽しい。けれど、光があれば陰があるように、不安もある。
子どもは愛おしい。だからこそ、憎たらしく感じることもある。
子どもは他人だ。けれど、自分の分身のようにも感じる。
子どもはいずれ独り立ちしていく。自分がそうだったように。
子どもは希望だ。しかし、ときには絶望を感じさせる存在にもなり得る。
本書を読んで、特に印象に残ったのがマズローの欲求段階だった。
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求までは、普通に生活していればある程度満たされているように思う。難しいのは、その先にある承認欲求と自己実現欲求だ。
そして、多くの子育てのすれ違いは、承認欲求を十分に満たさないまま、いきなり自己実現を求めてしまうことから生まれるのではないかと思った。
「もっと勉強しなさい」
「もっと頑張りなさい」
「こうした方がいい」
それは、子どもをより良くしたいという思いから出る言葉だ。しかし、その前に「今のあなたを見ている」「あなたのことを認めている」という土台が必要なのだと思う。
個人的には、これが本書を読んで一番の収穫だった。
そしてこれは、子育てだけの話ではない。仕事でも、夫婦でも、友人関係でも、人との関係の根本にあるものではないかと思う。
さらに考えると、まず自分自身の承認欲求は満たされているのか、という問題にも行き着く。自分は他人に認められるための行動ばかりしていないか。逆に、自分で自分を認めることができているのか。
承認を妨げるものの一つに、「こうあるべきだ」という思い込みがあるようにも感じた。
本書で紹介されていたロールレタリングも面白い。自分から母親など特定の相手に手紙を書き、次にその相手になったつもりで、自分への手紙を書く。これを一人で行う。
相手を変えるのではなく、自分が相手をどう見ているのかを知る方法なのだと思う。
これは使えそうだ。
一度、やってみようと思った。 -
Posted by ブクログ
非常に読みやすい本だった。
ざっくりまとめると「子どもを尊重し、傾聴し、押し付けすぎず過干渉せず支配しない。話し合える信頼性を構築していくのがいいでしょう」になるのではないかと思った。
「良かれと思って」で子供の失敗を前もって防ぎすぎること、人間関係を制限すること。
子供のことを見ず親のイメージを押し付けること、理想が高すぎて子供の過程を認めないこと。
先を見通す力が育たないことや、共感力が低くなってしまうことが犯罪への道に繋がるという話。
本来は「家族(大切な人)が困る」という抑止力の部分が希薄になるのも要因の一つと書かれていてそれは一理あるなと読んでいた -
Posted by ブクログ
ネタバレそっか、親がよかれと思って子どもにしていたことがきっかけで、子どもが犯罪者になる可能性があるんだ…と。
各事例の中で、犯罪を犯す前の心理状態があまりにも現実と地続きな感じでゾッとした。
自分のなかの子育ての目標が「犯罪者にしない」に変わった。
「みんなと仲良く」みたいな、過度に他人や社会を重視する姿勢や声かけは、子どもの善悪の価値観や思考力を奪うというのは、心当たりがありすぎて、ドキッとした。社会や他人からどう見られてるかは気にしても、一方でしっかり子どもの主張はありのままで受け止めてあげたいなと。
家族は犯罪を犯そうとする人にとって、最大のコスト。それがない人はいわゆる「無敵の人」。
犯罪を起こさせないために、自ら命を断つことを選ばないために…「あの人が悲しんでしまう」という社会的コストを増やしておくことが大事。
犯罪を犯す人にも頭のいい人はいるが、事前予知能力が低い場合が多い。親からの「はやくしなさい」などの命令は、子どもの「自律」を損ない、事前予知能力を破壊する。
どうしても急がせたいときは、理由を説明して、どうすればいいか本人に考えさせる余地を与える。
子育てには心の余裕が必要だな〜。
また、本を読むことで、予見のバリエーションを増やしておくことも効果的なんだとか。
そして、どの犯罪者にも共通しているのが自己肯定感の低さ。
成績や勝ち負けによらず自分は価値ある人間なんだと思えるか。間違いなくこれは親の役割だな〜。
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Posted by ブクログ
感想ではなく個人的まとめです
言ってはいけない言葉
1,皆んなと「仲良くしなさい」という言葉
その裏には問題から逃げたいという「大人の都合」が隠れていないだろうか
2,「お兄ちゃんだから」という言葉
出生順位は本人が選んだわけではない。それを強調されても本人にはいい迷惑
3,「早くしなさい」という言葉
小さい子供はまだ「事前予知能力」が備わっていないから、なぜ急がなければならないのか解らない
「いつやるの?」、「今は何をする時間?」、「どうして今これをやらなきゃいけないんだと思う?」という声かけが必要
4,「やる気を出せ」と言う言葉
意欲、やる気は自分の内側から出てくるもので、他者が植え付けることはできない 5,「もっと頑張れ」、「これくらいで満足するな」と言う言葉
「頑張っているね」「よく頑張ったね」と認めることが意欲を伸ばす
6,「出来たらご褒美をあげるね」と言う言葉
「やりがい」が転じて「報酬目当て」になる
7,「何度言ったらわかるの」という言葉
子供に自信を失わせる言葉。親のストレス発散にはなるが、子供の自己肯定感を下げる。
8,「勉強しなさい」と言う言葉
そう言われると子供はやる気がなくなる。人は行動を強制されると、それに反発したくなるもの。大人は勉強の面白さを伝えることが大事。本来勉強は楽しいもの
9,「気をつけて」という言葉
何でも静止すれば子供は経験のチャンスを失う。その経験体験の結果が良くても悪くてもそれが成長の糧になる
10,「反省しなさい」という言葉
子供が抱えている不満を聞かないで、一方的に反省を押し付ければ不満はどんどん蓄積して、いずれ爆発する
子供は自分の言動や考え方を振り返るのは苦手
「どうしてそうゆうことをしたの?」、「その時どう思ったの?」と問いかけて 内省を促す
その他
〇プロセスを褒める
何かに取り組んだプロセスを褒める。そうすると、子供はもっとやってみようと思うはず。子供をよく観察し 努力や成長に気づいたら褒めてやること
◯子供は思っていることの1% も口に出せないいきもの
◯自己肯定感が高ければ成績も良く、人間性も高い事が多い
◯心理学とは科学の一分野であり、何らかの事実に基づいて分析する学問
◯夫婦の子育て方針が一致していないと問題が出現しやすい
以上 -
Posted by ブクログ
子どもと関わる全ての人必読の一冊
子どもの学齢や子どもに携わる人の職種に関係なく,応用・援用できる子育て・教育支援のための具体的な手段が示されている。
また,前作の「子どもを救う言葉 呪う言葉」と同じように,NG対応とその結果を少年犯罪を例にリアルに描かれている。
現在教師をしている自分も,各家庭の教育力の格差が著しいことを肌で感じている。
また,親の価値観も多様化しているため,この本にある客観的事実とデータを持って保護者会等で「こういう形で子どもたちを支援していきましょう」と説明するのにうってつけの本。
大きく分けて高圧型・甘やかし型・過保護型・無関心型の4つの親の接し型のタイプとその環境で育つ子どもの特徴が,科学的根拠をもとに分かりやすい平易な言葉で書かれている名著。
保護者の前で話をする際には要再読。 -
Posted by ブクログ
【 自分の子育てを振り返るきっかけ 】
きちんとした子育てとは?正しい子育てとは?自分は大丈夫、という一種の呪いを解いた気分。
誰しも大切な我が子を犯罪者にしたいとは思っていないでしょう。ですが、大切に思って子育てをしても、犯罪者になってしまう子が残念ながらいます。その事実を知れたことにまずは感謝です。「親の愛」と「子どもの気持ち」のすれ違いを実感しました。
自分は大丈夫、とどこかで油断していました。そんなことわからないのにね。今後は、子育てをしながらも、「今の声掛けは、関わり方は、どうだっただろうか」を問い続けたいと感じました。
一方的ではなく、子どもと対話をしながら、子育てを楽しめたらなと思います。 -
Posted by ブクログ
子育ての失敗事例を多く見てきた。
心理分析の方法とは、主に(面接) (心理テスト) (行動観察)の3つ。
親が厳しいと感じる理由。
適時性の問題。
例えば、金城さんの庭の木になっている。果物勝手に思いで帰ってくることを繰り返したので、お宅のお子さんが親が注意を受けた。そこで初めて気づいた親はお前何やってんだ。そんなこともわからないのか謝ってこいと叱りつけます。
こうなる前に一緒に金城散歩しながら、果物がなっていて、美味しそうだね。でも勝手に取ってはいけないよ。などと会話していれば、こうがならなかったでしょう。
そもそも社会のルールを教えられていないのに、間違ったことをして走ってから始めて叱られるために、子供は厳しく感じるのです。
修正はもちろん行なっていいが、突然しない!ちゃんと子どもに伝える!
スエーデン発カーリングペアレント
アメリカ発ヘリコプターペアレント
重要なのは、誰のための手助けかと言うことです。子供が困っているから助けるのか、困っている子供に付き合うのが面倒だから助けるのか。子供に手を貸そうとする時すら誰のためか?手を貸さないこと、子供の成長につながらないだろうか?と立ち止まって考えてみてほしいと思います。
発達心理学者エリクソンが提唱した発達段階論です。
乳児期から老年期まで8つの段階に分け、それぞれの時期における課題を提示。
目の前の子供を観察すること第1番大事。
センセーション・シーキング 人は誰でも刺激を求める部分があります。心理学的にはこのように呼ばれます。これがあるから、新しいことに挑戦し、人生を豊かにしていくことができるのです。
薬物
覚醒剤 Sスピードシャブクリスタルやーばー
大麻 葉っぱチョコ草
コカイン Cコークホワイトスノウ
大麻はゲイトウェイドラッグ
アメリカの心理学者アトキンソン、
達成動機理論
達成動機
目標達成したいと言う前向きな気持ち。
失敗回避動機
失敗回避動機が高い人は自分には到底できないだろうと言う気持ちが強くチャレンジすることができません。
親は子供のやってみたい気持ちを応援すること。
チャレンジ自体応援する。
声掛けだけでオッケー。
アトキンソン提唱期待と価値の掛け算
期待とは自分にはこれが達成できると思うこと。
価値とは本人にとってその課題を達成する意義を感じられること。
この価値は課題が簡単すぎると低くなります。
自分には達成できると言う期待が強くてもチャレンジする価値がないと感じればやる気が出ません。期待100 ×価値0 =やる気0です。
一方達成できるかどうかが五分五分であり、だからこそやる価値があると思うような場合、期待50 ×価値50 =やる気2500になるわけです。
セルフエスティームが高いと、犯罪の入り口に立っても犯罪は犯さない。
内観療法、
お父さんお母さんなどテーマを決め、その人にしてもらったことしてあげたこと、迷惑をかけたことの3つについて考えます。
ロールレタリング
半グレという組織 暴力団の現代版? -
Posted by ブクログ
自分の思考や感情は口にしなくても相手に伝わっている、という思い込み。これを透明性の錯覚と呼び、認知性バイアスの一種であり、甘やかされて育った子供に多く見られる傾向がある。きちんと言葉で伝えることを促す必要がある。
自分のことは言わなくてもわかっているだろう、と思うのに他人の内面はわからず、空気を読むこともできない。これも甘やかされて育った子供によく見られる特徴だが、ここで大事なのは共感性を高めることてす。共感性を高めるには人の気持ちを推測する練習を積むことが大事です。
子育ては過保護型、高圧型、甘やかし型、無関心型の四つに分類されるが、これらのバランスをとることが望ましいが、現実はなかなか難しい。診断を行ったところ、自身は過保護型に分類されると思われる。子どもが乗り越えるべき課題を先回りして解決していることには心当たりがあるため、より自立を促す振る舞いが必要だろう。また時には我慢させたり、子ども同士の問題を自身で解決させる姿勢が求められると思われる。