出口保行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
多くの非行少年少女を見てきた犯罪心理学者による著書。罪を犯した子供たちは「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」のいずれかに極端に寄った子育てを受けていたという内容。
高圧型や無関心型の子育ての結果として犯罪に繋がるのはなんとなく想像がつくが、過保護型や甘やかし型までもが犯罪に繋がるとは知らなかった。
実際の複数の事例に基づいて書かれており、どのような子育てを受け、その少年少女が幼少期~思春期になるまでどのような心理だったか、それがどう犯罪に繋がって行ったのかとても分かりやすくまとめられている。
最近、様々な子育て関連の本を読む中で、過保護が子供の成長を妨げるという内容をよく見かけ -
Posted by ブクログ
「子育てに成功法則はないけど、失敗法則はある」ということを理解できる一冊。
子育てにおける”やってはいけないライン”がわかった。
親のタイプは4つに分類され、誰しもがどれかに当てはまる。それが過激になりすぎないよう、思い込みすぎないようにバランスを取っていくことが重要、という内容が興味深かった。
また円満な家族関係には話し合いが必要不可欠であること、自分の気持ちをきちんと整理。言語化でいることが重要である(非行少年たちは「ムカつく」「なんか嫌だった」など自分を表現する力が乏しい)ことが書かれており、これから自分の生活において意識していきたいポイントだと思った。
文体や文字量もわかりやすく -
Posted by ブクログ
ネタバレ・みんなと仲良く: 自己決定力欠如、心理的距離の取り方を学ぶ、役割で育てない
・早くしなさい: 事前予見能力欠如、内観療法自己観察法
・頑張りなさい、結果でなくプロセス、外発的動機づけによるアンダーマイニング効果で内発的動機づけが減少、失敗落ち込み回復の繰り返しでレジリエンス向上
・何度言ったら分かるの: 行動観察フィードバッグで自己肯定感アップ、理解できる伝え方を
・勉強しなさい: 失うコスト家族信頼が大きいほど悪い事リスクを思いとどまる、ブーメラン効果、スモールステップ
・気を付けて: 共感性を育てる機会損失、敢えて失敗させる、反省でなく内省、過保護自由放任バランス
・向き合う、いつでも相 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非行少年にならないように…というだけてはなく、
人格形成が成される幼少期から、家庭内でコミュニケーションをしっかりとる習慣があるか、愛着形成がなされているか、自己肯定感をしっかり高めてあるかどうかがとても重要だと気づきを与えてくれる本です!
以下は特に気をつけたいポイントです。
⚠️ネタバレ注意
◎親が陥りがちな【確証バイアス】
自分の都合のいい情報ばかりを無意識に集めてしまうこと。
子育てに関しては、特に閉鎖的で外からの介入が難しいためバイアスが働きがちになる為、夫婦や家族、専門機関と話し合うことが大事!
◎【みんなと仲良く】【嘘をついてはいけない】等のきれいごと教育
親:みんなと仲 -
Posted by ブクログ
バラエティーとかにも出ていている著者で、もっとチャライ人かと思ったけど、すごいまともなことが書かれているし、子どもたちのことを思う気持ちが溢れてて読み進めやすかった
いるいる
あるある
って人がたくさん出てきて
でも親ではない私に何ができるんだろうかと思うこともありながら読み進めた
尊敬する小児精神科医の佐々木正美先生の著者の中によく登場する発達心理学者のエリクソンの
子どもの発達に関して必要な段階(発達段階論)についてもしっかり出てきてたので、
そっか、やっぱりここなんだと思った
赤ちゃんから大人になるまでの家庭で必要な課題をクリアしていくこと(子どもが獲得できるように親や周りが整えて