出口保行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1歳2ヶ月の息子を育児中。
インパクト強いタイトルだったので、極端なこと言ってるのかな、と半信半疑で読み始めたけどすらすら読めてためになった。
四つのマトリックスはわかりやすかった。
過保護・無関心・高圧的・甘やかし まさか自分がどれかに偏ることなんてあり得ないと思ってしまうけど、それこそが危険。
受け取る側は子どもであり、主観だけで考えるとまさか自分が、という強い思い込みが入ってしまってるとハッとした。
定期的にセルフチェックすること、夫とも気軽に話し合うこと、物事の分別がつきらじめたら子供も入れて話し合うというのは実行したいと思った。 -
Posted by ブクログ
多くの非行少年少女を見てきた犯罪心理学者による著書。罪を犯した子供たちは「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」のいずれかに極端に寄った子育てを受けていたという内容。
高圧型や無関心型の子育ての結果として犯罪に繋がるのはなんとなく想像がつくが、過保護型や甘やかし型までもが犯罪に繋がるとは知らなかった。
実際の複数の事例に基づいて書かれており、どのような子育てを受け、その少年少女が幼少期~思春期になるまでどのような心理だったか、それがどう犯罪に繋がって行ったのかとても分かりやすくまとめられている。
最近、様々な子育て関連の本を読む中で、過保護が子供の成長を妨げるという内容をよく見かける。自分も過保護であることは自覚しており、少しずつ見守ることを実践しているところ。今、娘はまだ小学生。多少の過保護は良しとしても、極度の過保護は危険!と改めて自分に言い聞かせました。この本を読んで早めに知れて良かったとますます感じさせられる内容でした。
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Posted by ブクログ
「子育てに成功法則はないけど、失敗法則はある」ということを理解できる一冊。
子育てにおける”やってはいけないライン”がわかった。
親のタイプは4つに分類され、誰しもがどれかに当てはまる。それが過激になりすぎないよう、思い込みすぎないようにバランスを取っていくことが重要、という内容が興味深かった。
また円満な家族関係には話し合いが必要不可欠であること、自分の気持ちをきちんと整理。言語化でいることが重要である(非行少年たちは「ムカつく」「なんか嫌だった」など自分を表現する力が乏しい)ことが書かれており、これから自分の生活において意識していきたいポイントだと思った。
文体や文字量もわかりやすくて読みやすいのでおすすめ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・みんなと仲良く: 自己決定力欠如、心理的距離の取り方を学ぶ、役割で育てない
・早くしなさい: 事前予見能力欠如、内観療法自己観察法
・頑張りなさい、結果でなくプロセス、外発的動機づけによるアンダーマイニング効果で内発的動機づけが減少、失敗落ち込み回復の繰り返しでレジリエンス向上
・何度言ったら分かるの: 行動観察フィードバッグで自己肯定感アップ、理解できる伝え方を
・勉強しなさい: 失うコスト家族信頼が大きいほど悪い事リスクを思いとどまる、ブーメラン効果、スモールステップ
・気を付けて: 共感性を育てる機会損失、敢えて失敗させる、反省でなく内省、過保護自由放任バランス
・向き合う、いつでも相談できる安心感、家族会議での合意形成 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非行少年にならないように…というだけてはなく、
人格形成が成される幼少期から、家庭内でコミュニケーションをしっかりとる習慣があるか、愛着形成がなされているか、自己肯定感をしっかり高めてあるかどうかがとても重要だと気づきを与えてくれる本です!
以下は特に気をつけたいポイントです。
⚠️ネタバレ注意
◎親が陥りがちな【確証バイアス】
自分の都合のいい情報ばかりを無意識に集めてしまうこと。
子育てに関しては、特に閉鎖的で外からの介入が難しいためバイアスが働きがちになる為、夫婦や家族、専門機関と話し合うことが大事!
◎【みんなと仲良く】【嘘をついてはいけない】等のきれいごと教育
親:みんなと仲良く=協調性が大事
子:みんなと仲良く=個性を抑えて周りに合わせることが大事
親が大事に思っていて子供に伝えたいことがあったら、子供との認識のズレを抑えるためにも
その定義を深く話し合う必要があるのでは?
と感じた。
◎興味を抑える
=センセーション(刺激)・シーキング(求め続ける)を抑える
→普段の生活がつまらないから刺激やスリルを求めて万引きをしてみる(お金目的ではないことが多い)等につながる。
幼い頃から興味や好奇心を押さえつけないよう、のびのび育てて欲望(心)を満たしてあげることが必要だと改めて感じた。
◎「早くしなさい」
→理由を伝えなければ、その場だけ何とかしようとはするが、自分で考えて判断ができなくなる。事前予見能力はつかなくなる。
この場合だけでなく、
物事を否定せざるを得ない時等と同様。
誰かに言われないと動けない人になってしまうため(外発的動機づけ)
しっかり理由を説明することで、
自分で考えて行動できる人に!!(内発的動機づけ)
◎自己肯定感
幼少期に自己肯定感が低い→課題の多い思春期以降に自己肯定感を高めるのは非常に困難。
自分の存在自体に価値があると信じることが出来れば(自己効力感)課題解決にも前向きになれ、自ずと成功体験が増え、自信に繋がる。
「何度言ったらわかるの!」
「この前も言ったでしょ?」
「いい加減にしなさい」
→問題を解決しないどころか、子供の自己肯定感を下げることになる。
⇒①子供がきちんと理解できる伝え方なのか?見直すべき!
②自分の発言は本当に必要か?を見直してみる
◎反省ではなく「内省」を促す
反省:自分の行動や考え方の良くなかった点を振り返り、改めようとすること。
例.ごめんなさい、もうしません(と言わせる)
内省:自分自身の心に向き合い、自らの言動や考え方について客観的に振り返り分析すること。気づきを得ることが目的。
例.どうしてこういう行動を取ったの?その時どう思ったの?とその子が抱えている不満を聞いて気づきを与えることが大事。
反省上手になっても意味がない。
◎家族会議!小さい頃から家族で近況を共有する文化で育つ、時には悩みを模造紙に書いてとことん話し合う
→自分の両親が寡黙だった&言わなくても家族だから伝わるでしょ的な雰囲気だったので、この環境はとても理想!実践したい!