楠みちはるのレビュー一覧
-
購入済み
終わりが近いのか?
ダメだ
自分はオッサンになった
情が移りすぎる
最近の流行りではないと思うんだけど
ちゃんとした車漫画
映画で言えば登場人物の台詞よりも
情景描写の方に味があるタイプかな
楠みちはるにはまだ死なないで
もうしばらく現役でいてほしいな
現役を引退するってどういうことだろう -
ネタバレ
楠みちはるの新境地への試み
楠みちはるの新しい試みのカー漫画。湾岸ミッドナイトのように死と隣り合わせの超高速バトルとそのバトルを制する為に人生全てのエネルギーを傾けて、自分の車のチューンする人達を描いた一点集中のような内容だったが、この作品は真逆とも言える「自動車が従で人が主」になる物語。主人公の若きメカニックがある日、突然目標とする人の死を境に自分の中の価値観や環境が激変していく流れ。恋人、先輩、仕事やそこに群がる怪しい人達。彼らとの関わりや関係の中で自分の生きる道を見出していく人間成長ドラマ(群像劇)だ。思ったほど売れなくて程なく同じシリーズの新作へと引き継がれていったが個人的に楽しいと思った一作。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「願いを叶える」ということと、その代償の描き方が非常に興味深い。
作画の佐原ミズ先生に惹かれて購入。
色んな物語で「願い」と「その代償」について描かれていますが、この物語では何が「願い」なのか、「代償」は何なのか。
その辺が非常に繊細に描かれています。こうだ!と名言はされない。
確かに超自然的な現象ですし、どうしても主観によるところが大きいわけですから、本来「ふわっ」とした認識にしかならんはずなのですよねー。
そういう、「普通の人間が手に余る力を手に入れたらどうなるのか」という描写が面白いなぁと。
あと、主人公・希和のネガティブさが実にしっくりくるというか…(苦笑
ともあれ、とんでもな -
Posted by ブクログ
「湾岸ミッドナイト」と聞いて、
あぁ、あの絵の下手な漫画。
と思う方は多いと思います。
(というか、推薦しようとする自分でさえそう思います笑)
ほとんどキャラの描き分けが出来ていない事に加え、
肝要のクルマの絵も、たまにポルシェ911とS30Zを
混合しそうになるほど(苦笑)
それでも、この漫画が「特別」な理由としては、
まるで諭すかのように語られる「言葉の強さ」以外にありません。
この34巻(~36巻)ではユウジという青年と腹違いの山本チューナーとの話が中心に語られます。
メインは父親の話。
写真家であった父親の遺した言葉を振り返るかのように、
一つ一つ重みのある言葉が紹介されて