ジル・チャンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2回一気読みした!でもいつもより、2回読んだだけ時間もかかってしまったけど、一回で咀嚼しきれないことを再読してみたいと思わせる本だった。
自分はできない、嘘のニセニセの人物っていう思い込み、でもできると見せようとしてしまう人間の性、完璧って見せようとする強がり、、そんなことは本来はどうでもいい。
あるがままに等身大で身の丈にあった自分と向き合って、感情にも寄り添って本音を洗い出していくこと。
強がってカッコよくある必要なんて、微塵もない。
昨日よりも1%だけ努力し続ければ、1年後には37.78倍になっているということを心に刻んで、突き進んでいきたい。
そして自分の心に真剣に向き合って -
Posted by ブクログ
著者のジルチャンさんは台湾で生まれ育ち、アメリカの大学を卒業してアメリカの企業での就業経験もありその後、色々なところで仕事している。
アメリカと言えば超外交的社会で、ジルチャンさんの出身の台湾や日本を含めた東アジア圏は内向的な人が多いので、超内向型のジルチャンさんが外交的な社会のなかで実際に経験したことがこの本に書かれてある。
外向型人間のほうが評価されがちな職場などの社会で内向型がどのように生きていくか、対処していくか、強みを活かすかについて具体的に書かれてある。
内向型にとっては少し生きづらい社会ではあるけど、この本はその内向型の部分は変える必要がなくてむしろ処世術を身につける方法をジルチ -
Posted by ブクログ
「謙虚な人」の作戦帳
誰もが前に出たがる世界で控えめな人がうまくいく法
著:ジル・チャン
訳:中村 加代子
出版社:ダイヤモンド社
静かな人の戦略書の第二弾
謙虚なのに、作戦帳というはどうかと思いました
「謙虚な人」の覚書帳 ぐらいでいいのでは
で、謙虚という語の定義は何かと探したら、自分を不十分に感じていること、何も知らないと思っていることが
謙虚ではないか
謙虚なので、結論を急がず、人の意見に耳を傾ける
謙虚なので、人の意見や感じ方を気にするため、些細なディティールから重要なメッセージを見つけられる
謙虚なので、あらゆるメリットとデメリットを考慮して、結論を出す
自分には、何が足 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、内向的な性質を持ちながらも世界で活躍する著者が、自身の経験に基づいて、内向的な人の特徴や苦手とすること、陥りがちな罠、そしてその特性をどう活かすべきかを丁寧に解説した一冊である。
たとえば、内向的な人は脳の特性上、とっさの対応にはあまり向いていない一方で、文章を作成する能力には優れている。そのため、電話よりもメールやチャットなど、テキストを使ったコミュニケーションの方が適している、といった具体的なアドバイスも紹介されている。
「リーダーになるには外交的であるべき」「社会で活躍するためには誰とでも積極的にコミュニケーションすべき」といった固定観念を、多くの人が無意識に抱いているのでは -
Posted by ブクログ
バイトなどの募集で、平然と「元気な方大募集!」と書かれていることに、複雑な気持ちになったことを思い出しました。社会に出たら、一定のマナーを守ることは当たり前という圧を感じるし、暗黙の了解や場の雰囲気を守ることは普通のことだと言われているようで、すごくソワソワします。私は根っからの内向型だと思うので、この本を読んですごく共感できたのですが、日本は内向型に不利な社会のような気がするし、こういう話題はあまり表には出ないものだから、より内向型の人が苦しむことになるのかなと思いました。だからといって、外向型の人に悩みがないかと言ったらそれも違うともうので、大きな声で訴えることはできないけど、外向型だろう
-
Posted by ブクログ
繊細さんの本を読んでから、気になっていた本。
自分はなんでこんなちっぽけなんだろうとか、外向きな生き方ができないことをくよくよ考えることも多かったけど、HSPっていうものを知り、内向型な資質があることを知り、受け止められるようになってきた。
外向型が必ず良いと言うことではない。内向型ならではの特徴は、深く考えることができて、話を聞くことや、ひとつのことに集中できる、そして粘り強いっていう特徴がある。捉え方を変えたら、強みと弱みは表裏一体やなって思えた。
むしろ憧れる外向型になろうとするのではなく、自分の特質、特性を受け止めて、外向型タイプと手を取り合えば強みを最大化できる。
苦手なこと -
Posted by ブクログ
この本は、仕事上の主張が少ないタイプの人向けでもなければ、話下手で上司や取引先に理不尽にやり込められている人が反撃するためのノウハウ本でもありません。
グローバルなビジネス環境という、生き馬の目を抜くような競争の場において、内向的な性格であっても活躍できることを、著者自身の実体験をもとに示した啓蒙書です。ですので、日本語タイトルの『静かな人の戦略書』よりも、原題の “Quiet Is Superpower” の方がより、しっくりきました。
本書はビジネス書ではありますが、国内企業で比較的固定的な人間関係の中で仕事をしており、プレゼンテーションなどの機会もそれほど多くない人向きではないかもしれ