「謙虚な人」の作戦帳
誰もが前に出たがる世界で控えめな人がうまくいく法
著:ジル・チャン
訳:中村 加代子
出版社:ダイヤモンド社
静かな人の戦略書の第二弾
謙虚なのに、作戦帳というはどうかと思いました
「謙虚な人」の覚書帳 ぐらいでいいのでは
で、謙虚という語の定義は何かと探したら、自分を不十分に感じていること、何も知らないと思っていることが
謙虚ではないか
謙虚なので、結論を急がず、人の意見に耳を傾ける
謙虚なので、人の意見や感じ方を気にするため、些細なディティールから重要なメッセージを見つけられる
謙虚なので、あらゆるメリットとデメリットを考慮して、結論を出す
自分には、何が足りないを知っているから、謙虚に、実直に、進歩を追求する
気になったのは以下です
どんなことでも、全力で取り組む
入念な準備で対応する
失敗から学んで、進歩する時間を与える
完璧をもとめない、進歩だけを求める
完璧なんて幻想にすぎない
運も実力のうち
挫折や失敗に向き合う
自分を支持してくれるのは、心の中にいるもう一人の自分
あなたのいちばんの親友は、あなた自身
小さな目標を設定する、そして継続できる目標にする
目標をやみくもにどんどん高くしない
ゆっくり、小さな失敗をする
目の前のことを重視する
高い集中力と、冷静さを維持する
自分を過小評価してもいい
客観的に自分を見る能力を磨く
事実をリストアップする
自分には変わる力があると信じる
①困難を受け入れる
②学習を志向する
③努力と忍耐を重視する
④できないのではなく、まだできていないだけ
⑤成長型文化をつくる
自分が思い描く姿を実現するために、時間を使う
急いで返信するのがいいとはかぎらない、10分待つというシンプルな方法
毎日しっかり学び、積極的に前へ進む
自分と他人との違いに敏感になりすぎない
自分の内面からアプローチを変える
①全体を見る
②自分が感じていることはけっして独りよがりではない
③事実を整理し、客観的に判断する
自分とは何者なのか?
意見を言いやすくなる3つのフレーズ
①一歩引いて考えてみませんか
②あなたの言う通りですし、それに……
③ポイントを整理しましょうか。これで合っていますか?
クライアントにサービスすることと、迎合することとはイコールではない
死守すべき最後の一線を決めておく
失敗に備えて、奥の手を用意しておく
決断したあとは、反省しない
謙虚だからこそ慎重になれる
①事前に入念な準備をする
②些細な声も聞き逃さない
③相手の考え方を深く聞く
目次
日本語版への序文ーすべての謙虚な人へ
謙虚に進歩を追求する
日本で生まれた本
INTRODUCTION 「謙虚さの力」を発揮する
PART1 「謙虚」なままで前に進む 自分を知る作戦
CHAPTER 1「謙虚な人」の心のなか
CHAPTER 2「完璧さ」にこだわらない
CHAPTER 3「自分の反応」を理解する
CHAPTER 4 自分で「自分の友人」になる
PART2 「謙虚な人」の行動戦略 個性を生かす作戦
CHAPTER 5「継続できる目標」を設定する
CHAPTER 6「レジリエンス」を高める
CHAPTER 7「自己評価」を上げる
CHAPTER 8「SNSの沼」から抜け出す
PART3 「控えめ」だから成功する さりげなく勝つ作戦
CHAPTER 9 違うことは「強み」である
CHAPTER10「ここぞ」の場面で主張する
CHAPTER11「変化への抵抗」を消し去る
CHAPTER12 さりげなく絶妙に「アピール」する
CHAPTER13 謙虚な人の戦略的交渉術
CHAPTER14 人間関係は「境界線」でうまくいく
CHAPTER15「一目置かれる人」の仕事術
CHAPTER16「謙虚なリーダー」に人はついてくる
PART4 「謙虚さ」はあなたを強くする さらに前に進む作戦
CHAPTER17 その個性を「武器」にする
CHAPTER18「唯一無二」の存在になる
おわりに
謝辞
参考文献
ISBN:9784478121214
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
2025年04月15日第1刷発行